Waves「Waves Tune Real-Time」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Wavesの「Waves Tune Real-Time」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Waves Tune Real-Time eliminates the creative disconnect that happens when you track a vocal, but can’t hear the pitch effects until mixdown.

—— Waves公式サイトより(原文)

目次

Waves Tune Real-Timeはどんな製品?

Waves Tune Real-Time(旧称 Real-Time Tune と書かれることがあります)は、歌のピッチを録音中にリアルタイムで自動補正するプラグインです。声が出た瞬間から補正が効くため、ミックスの段階まで待たずに、補正した声を聞きながら歌えます。

公式(Plugin Boutiqueの製品説明)は、録るときにピッチの効果が聞こえないという創造面のズレをなくすものだと述べています。自然で透明な補正から、いわゆるケロ声のようなクリエイティブな効果までを、スタジオでもライブでも1つのプラグインで扱えるとされています。

補正の質を支える機能として、フォルマント補正(声質の変化を抑える技術)、ビブラートの自然な動きを残した補正、超低レイテンシーが挙げられています。ノートの範囲やスケール、特定ノートの除外・固定、感度を曲と歌い方に合わせて設定でき、MIDIで補正するノートを入力することもできます。

販売の形は、永続ライセンス版とWavesのサブスクリプション版です。SoundGridに対応しているため、対応するライブ用コンソールやWavesのライブ向けアプリでも使えると案内されています。宅録の歌の自動補正を試したい人の検討材料になるかもしれません。

リアルタイムの自動補正

声が入った瞬間にピッチを補正します。録音中に補正後の声を聞けるため、歌い手が自信を持って歌いやすくなる、というのが公式の説明です。

超低レイテンシー

ライブやスタジオの録音で、歌と補正音の遅れを感じにくいよう、超低レイテンシー設計とされています。具体的なミリ秒は、確認できたページにはありません。

フォルマント補正

ピッチを動かすと声の質が変わって聞こえることがあります。先進のフォルマント補正を使うことで、自然な声のキャラクターを保つ狙いです。

ビブラートの扱い

ビブラートの自然な動きを残しながら補正できるとされています。必要に応じて、ビブラートもチューニングの対象にできます。

スケール・ノートの設定

ノートの範囲の調整、スケールの指定、特定ノートの除外・固定、感度の調整ができます。スケールが決まらない曲では、バーチャルキーボードやMIDIキーボードでノートを入力して追従させることもできます。

クリエイティブなピッチクオンタイズ

ケロ声のようなピッチクオンタイズ効果も作れます。補正の強さを、自然で透明な設定から極端な設定まで変えられると案内されています。

仕様

項目内容
メーカーWaves
種類リアルタイム・ピッチ補正
フォーマットSoundGrid、AAX Native、AudioSuite、Audio Units、VST3
対応OS(Mac)macOS Ventura 13、Sonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26(Intel/Apple Silicon)。Plugin Boutiqueの表記はmacOS Monterey 12〜Sequoia 15(VST/AU/AAX)
対応OS(Windows)Windows 10/11(64bit。VST/AAX)
推奨スペックメモリ16GB以上、システムドライブの空き30GB以上
デモ7日間、機能制限なし(国内代理店の案内)
収録バンドルMercury、Vocal Production

入っているもの・動作環境

  • プラグイン本体(永続ライセンス版)
  • 対応フォーマット:SoundGrid、AAX Native、AudioSuite、Audio Units、VST3
  • 対応DAWの例:Pro Tools(AAX Native/AudioSuite)、Logic Pro(Audio Units)、Ableton Live 12、Cubase 14、Studio One 7、FL Studio 24、REAPER 7ほか(Windowsは主にVST3)
  • Mercury、Vocal Productionのバンドルにも収録
  • 7日間のデモ(機能制限なし)

使い方

  1. Wavesのアカウントを作り、購入したシリアルをWaves Centralで登録してインストールします。
  2. 歌を録るトラックにWaves Tune Real-Timeを挿します。
  3. 曲のスケール(キー)を指定します。決められない場合は、バーチャルキーボードで使うノートを入力します。
  4. 必要に応じて、ノートの範囲や除外・固定するノートを決めます。
  5. 感度(補正の速さや強さ)を、自然に聞こえる設定から試します。
  6. ケロ声のような効果にしたい場合は、クオンタイズ寄りの設定に変えます。
  7. ヘッドホンのモニターで補正後の声を聞きながら録音します。

宅録の歌録り

補正後の声を聞きながら歌えるため、歌い手の気持ちが乗りやすくなるかもしれません。最初から自然な補正で録りたい人に向きます。

ケロ声などのエフェクト

ピッチクオンタイズの設定で、強く補正した効果を狙えると案内されています。曲の雰囲気づくりに試せるかもしれません。

ライブ・配信での歌

リアルタイムかつ超低レイテンシーとされ、SoundGridにも対応するため、ライブ用途も想定されています。配信で歌う場面でも試せるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 録音中に補正後の声を聞いて歌いたい人
  • ピッチ補正を自然に、またはエフェクトとして使いたい人
  • ライブや配信で歌の補正を使いたい人
  • Wavesのバンドルやサブスクの利用を考えている人

使う前に知っておきたい点

  • 正式名はWaves Tune Real-Timeです(Real-Time Tuneは旧い書き方)。
  • 7日間のデモで機能制限なしに試せます。
  • Plugin Boutiqueの動作環境の記載(macOS Monterey 12〜Sequoia 15)と、国内代理店のWaves V17共通の記載(Ventura 13〜Tahoe 26)が異なるため、購入前に確認が必要です。
  • ライセンスにはWavesアカウントとWaves Centralが必要です。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

Wavesの製品ページでWaves Tune Real-Timeを見る

出典:minet.jp pluginboutique.com waves.com(2026-10-27確認)

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