モニタースピーカーは、ミックスや音作りのときに音のバランスを正確に聞くためのスピーカーです。このページでは、国内で買えるモニタースピーカーをメーカー公表の仕様で比べ、ランクを付けています。
点数は、低音の余裕(ウーファーの大きさ)・部屋に合わせる調整・つなぎやすさ・置きやすさの4項目です。アンプの出力(W)はメーカーで表記がそろっていないため、表に参考として載せています。大きいスピーカーほど低音やパワーに余裕がある一方で置きにくくなるため、点数が近い機種が多くなっています。部屋の広さと机の大きさに合わせて選んでください。価格は点数に含めず、予算別のおすすめで考えています。
※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。
ランクのティアリスト
ランクは、メーカー公式の機能・仕様をもとにした評価で、音質の優劣ではありません。同じ段の中は、点数の高い順です。根拠は評価の付け方にあります。
評価項目ごとのティア表
総合のランクが同じでも、項目ごとに強みは違います。表の見出しを押すと、その項目のランクが高い順に並べ替えられるので、ほしい機能で選ぶときに使ってください。
| 製品 | 総合 | 低音の余裕ウーファーの大きさ | 部屋に合わせる調整高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 | つなぎやすさ入出力端子の種類 | 置きやすさ横幅(1台) |
|---|---|---|---|---|---|
| EdifierMR5 | S4.3 | B5 インチ | S3つ | S6つ | A159 mm |
| YAMAHAHS3 | A3.8 | C3.5 インチ | A2つ | S5つ | S132 mm |
| YAMAHAHS4 | A3.8 | C4.5 インチ | A2つ | S5つ | A150 mm |
PreSonusEris E5 | A3.8 | B5.25 インチ | A2つ | S5つ | B178 mm |
ADAM AudioD3V | A3.5 | C3.5 インチ | S3つ | B3つ | S115 mm |
| KRKROKIT 5 G4 | B3.3 | B5 インチ | S3つ | C2つ | B190 mm |
| YAMAHAHS5 | B3.0 | B5 インチ | A2つ | C2つ | B170 mm |
| YAMAHAHS7 | B3.0 | A6.5 インチ | A2つ | C2つ | C210 mm |
| YAMAHAHS8 | B3.0 | S8 インチ | A2つ | C2つ | C250 mm |
JBL305P MkII | B3.0 | B5 インチ | A2つ | C2つ | B185 mm |
JBL104-BT | B3.0 | C4.5 インチ | Cなし | S5つ | A153 mm |
| KRKROKIT 7 G4 | B3.0 | A7 インチ | S3つ | C2つ | C225 mm |
| EdifierMR4 | B3.0 | C4 インチ | Cなし | A4つ | S140 mm |
ADAM AudioT5V | B3.0 | B5 インチ | A2つ | C2つ | B179 mm |
JBL308P MkII | B3.0 | S8 インチ | A2つ | C2つ | C254 mm |
NeumannKH 80 DSP | B3.0 | C4 インチ | A2つ | C2つ | A154 mm |
ADAM AudioT7V | B3.0 | A7 インチ | A2つ | C2つ | C210 mm |
JBL306P MkII | B2.8 | A6.5 インチ | A2つ | C2つ | C224 mm |
列の見出しを押すと、その項目で並べ替えられます(もう一度押すと逆順)。各マスは、その項目の点(1〜5点)を、5点=S・4点=A・3点=B・2点以下=Cで表したものです。「—」は点のない項目です。メーカー公式の機能・仕様での評価で、音質の優劣ではありません。点の付け方は評価の付け方にあります。
予算別のおすすめ
予算ごとに、比較した中でいちばん点数が高い機種です(同点なら安いほう)。価格は2026年10月19日に楽天市場で確認した、新品で型番が一致する出品のうちいちばん安い価格(税込・送料は店舗により異なる)です。
画像:楽天市場左右2台で3万円未満なら:HS3(ランクA・29,500円)— この価格帯でいちばん点数が高い機種です。
画像:楽天市場左右2台で3万〜5万円なら:MR5(ランクS・35,540円)— この価格帯でいちばん点数が高い機種です。
画像:楽天市場左右2台で5万円以上なら:305P MkII(ランクB・52,580円)— この価格帯でいちばん点数が高い機種です。
ランク表
| 製品 | ランク平均点 | 売り方 | ウーファーインチ | 出力(1台)W | 低音の下限 | 横幅mm | 価格(店・確認日) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YAMAHAHS3 | A 3.8 | 2台1組 | 3.5 | 26 | 70Hz(-10dB) | 132 | ¥29,500 [楽天・10月19日確認] |
| YAMAHAHS4 | A 3.8 | 2台1組 | 4.5 | 26 | 60Hz(-10dB) | 150 | ¥34,452 [楽天・10月19日確認] |
| YAMAHAHS5 | B 3.0 | 1台ずつ | 5 | 70 | 54Hz(-10dB) | 170 | ¥43,600 [楽天・10月19日確認] |
| YAMAHAHS7 | B 3.0 | 1台ずつ | 6.5 | 95 | 43Hz(-10dB) | 210 | ¥65,214 [楽天・10月19日確認] |
| YAMAHAHS8 | B 3.0 | 1台ずつ | 8 | 120 | 38Hz(-10dB) | 250 | ¥93,600 [楽天・10月19日確認] |
| JBL305P MkII | B 3.0 | 1台ずつ | 5 | 82 | 43Hz(-10dB) | 185 | ¥52,580 [楽天・10月19日確認] |
| JBL104-BT | B 3.0 | 2台1組 | 4.5 | 30 | 60Hz(±3dB) | 153 | ¥22,950 [楽天・10月19日確認] |
| KRKROKIT 5 G4 | B 3.3 | 1台ずつ | 5 | 55 | 43Hz(条件の記載なし) | 190 | 非公表 |
| KRKROKIT 7 G4 | B 3.0 | 1台ずつ | 7 | 145 | 42Hz(条件の記載なし) | 225 | 非公表 |
| EdifierMR4 | B 3.0 | 2台1組 | 4 | 21 | 60Hz(条件の記載なし) | 140 | ¥14,423 [楽天・10月19日確認] |
| EdifierMR5 | S 4.3 | 2台1組 | 5 | 55 | 46Hz(条件の記載なし) | 159 | ¥35,540 [楽天・10月19日確認] |
| ADAM AudioT5V | B 3.0 | 1台ずつ | 5 | 70 | 45Hz(-6dB) | 179 | ¥57,200 [楽天・10月19日確認] |
| ADAM AudioD3V | A 3.5 | 2台1組 | 3.5 | 100 | 45Hz(-6dB) | 115 | ¥43,000 [楽天・10月19日確認] |
| JBL306P MkII | B 2.8 | 1台ずつ | 6.5 | 112 | 39Hz(-10dB) | 224 | ¥74,800 [楽天・10月19日確認] |
| JBL308P MkII | B 3.0 | 1台ずつ | 8 | 112 | 37Hz(-10dB) | 254 | ¥92,400 [楽天・10月19日確認] |
| PreSonusEris E5 | A 3.8 | 1台ずつ | 5.25 | 80 | 非公表 | 178 | 非公表 |
| NeumannKH 80 DSP | B 3.0 | 1台ずつ | 4 | 190 | 57Hz(±3dB) | 154 | ¥191,466 [楽天・10月19日確認] |
| ADAM AudioT7V | B 3.0 | 1台ずつ | 7 | 70 | 39Hz(-6dB) | 210 | ¥71,800 [楽天・10月19日確認] |
仕様はメーカー公表値。ADAM Audio D3Vはピーク出力だけの公表のため、パワーは採点していません。
モニタースピーカーの選び方
部屋と机の大きさで選ぶ
6畳ほどの部屋で机の上に置くなら、ウーファーが3.5〜5インチの小型のものが扱いやすいサイズです。大きいスピーカーは低音が出やすい一方で、小さな部屋では低音がこもりやすくなります。
1台売りか2台1組か
モニタースピーカーは1台ずつ売っている機種と、左右2台1組の機種があります。1台売りの機種はステレオで使うのに2台必要なので、このページの価格は左右2台分にそろえています。
つなぐ機器
オーディオインターフェースとつなぐなら、XLRかTRS(フォーン)の入力がある機種が基本です。スマホやゲーム機もつなぎたいなら、RCAやステレオミニ、Bluetoothのある機種が便利です。
置き方と部屋の響き
スピーカーは耳の高さに向け、左右と自分で正三角形になるように置くのが基本です。壁に近いと低音が増えるので、低音の調整スイッチがあると置き場所に合わせやすくなります。
くわしい選び方は「1万円以下から始める宅録の吸音・反響対策ガイド」でも解説しています。
機種ごとのひとこと
見出しの価格は、2026年10月19日に楽天市場で確認した、新品で型番が一致する出品のうちいちばん安い価格(税込)です。価格は点数に含めていません。
MR5(ランクS・35,540円)
EdifierのMR5。「部屋に合わせる調整」「つなぎやすさ」「置きやすさ」が強みで、弱い項目はありません。主な公表値:ウーファーの大きさ 5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 3つ・入出力端子の種類 6つ・横幅(1台) 159mm。
HS3(ランクA・29,500円)
YAMAHAのHS3。「部屋に合わせる調整」「つなぎやすさ」「置きやすさ」が強みで、「低音の余裕」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 3.5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 5つ・横幅(1台) 132mm。
HS4(ランクA・34,452円)
YAMAHAのHS4。「部屋に合わせる調整」「つなぎやすさ」「置きやすさ」が強みで、「低音の余裕」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 4.5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 5つ・横幅(1台) 150mm。
Eris E5(ランクA)
PreSonusのEris E5。「部屋に合わせる調整」「つなぎやすさ」が強みで、弱い項目はありません。主な公表値:ウーファーの大きさ 5.25インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 5つ・横幅(1台) 178mm。
D3V(ランクA・43,000円)
ADAM AudioのD3V。「部屋に合わせる調整」「置きやすさ」が強みで、「低音の余裕」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 3.5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 3つ・入出力端子の種類 3つ・横幅(1台) 115mm。
ROKIT 5 G4(ランクB)
KRKのROKIT 5 G4。「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 3つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 190mm。
HS5(ランクB・43,600円)
YAMAHAのHS5。「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 170mm。
HS7(ランクB・65,214円)
YAMAHAのHS7。「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」「置きやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 6.5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 210mm。
HS8(ランクB・93,600円)
YAMAHAのHS8。「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」「置きやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 8インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 250mm。
305P MkII(ランクB・52,580円)
JBLの305P MkII。「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 185mm。
104-BT(ランクB・22,950円)
JBLの104-BT。「つなぎやすさ」「置きやすさ」が強みで、「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 4.5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 0つ・入出力端子の種類 5つ・横幅(1台) 153mm。
ROKIT 7 G4(ランクB)
KRKのROKIT 7 G4。「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」「置きやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 7インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 3つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 225mm。
MR4(ランクB・14,423円)
EdifierのMR4。「つなぎやすさ」「置きやすさ」が強みで、「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 4インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 0つ・入出力端子の種類 4つ・横幅(1台) 140mm。
T5V(ランクB・57,200円)
ADAM AudioのT5V。「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 179mm。
308P MkII(ランクB・92,400円)
JBLの308P MkII。「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」「置きやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 8インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 254mm。
KH 80 DSP(ランクB・191,466円)
NeumannのKH 80 DSP。「部屋に合わせる調整」「置きやすさ」が強みで、「低音の余裕」「つなぎやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 4インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 154mm。
T7V(ランクB・71,800円)
ADAM AudioのT7V。「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」「置きやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 7インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 210mm。
306P MkII(ランクB・74,800円)
JBLの306P MkII。「低音の余裕」「部屋に合わせる調整」が強みで、「つなぎやすさ」「置きやすさ」は控えめです。主な公表値:ウーファーの大きさ 6.5インチ・高音・低音の調整、DSPやアプリでの調整 2つ・入出力端子の種類 2つ・横幅(1台) 224mm。
よくある質問
Q. モニタースピーカーとヘッドホン、どちらが先?
録音(歌ってみたなど)が中心なら、音漏れしないモニターヘッドホンが先です。ミックスまで自分でするなら、スピーカーもあると音のバランスを判断しやすくなります。
Q. パソコン用のスピーカーではだめ?
使えなくはありませんが、パソコン用や音楽鑑賞用のスピーカーは低音などを強調しているものが多く、音のバランスを正確に判断しにくくなります。
Q. 賃貸でも使える?
小型のスピーカーを小さめの音量で使えば、賃貸でも使いやすくなります。夜はヘッドホンに切り替えるなど、使い分けるのがおすすめです。
点数の付け方
点数の付け方(モニタースピーカー)
| 項目 | 使う数値 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 低音の余裕 | ウーファー インチ | ≥8 | ≥6.5 | ≥5 | ≥4 | <4 |
| 部屋に合わせる調整 | 3つのうちいくつあるか | 3つ | 2つ | 1つ | — | なし |
| つなぎやすさ | 7つのうちいくつあるか | 5〜7つ | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ以下 |
| 置きやすさ | 横幅 mm | ≤140 | ≤160 | ≤190 | ≤220 | >220 |
メーカー公表の本体スペックだけで採点します。価格は点数に含めません。低音の出方はメーカーごとに測り方(-3dB・-6dB・-10dBなど)が違って横並びで比べにくいため、点数にはウーファー(低音用のスピーカー)の大きさを使い、公表されている低音の下限は条件付きで表に載せています。アンプ出力もメーカーによって定格・RMSなど表記が違うため、目安として見てください。置きやすさは、机の上に置くことを考えて横幅で決めています。 アンプの出力(W)は表に参考として載せ、点数には含めていません(メーカーによって最大値・連続値など表記がそろっていないため)。
点数とランクの考え方は「スペック評価の付け方」にまとめています。対象の機種は順に追加していきます。









