Austrian Audio「Hi-X55」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Austrian Audioの「Hi-X55」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The Hi-X55 is built for critical listening and precise decisions. High Excursion drivers deliver detailed mids, tight lows, and honest, revealing sound.

—— Austrian Audio公式サイトより(原文)

目次

Hi-X55はどんな製品?

Hi-X55は、オーストリアのAustrian Audioが出している密閉型のオーバーイヤー・ヘッドホンです。公式ではクリティカルリスニング(細部まで確かめながら聴く作業)向けのモデルと位置づけられていて、ミックスやレコーディングの確認用として設計されています。

ドライバーには同社が「ハイ・エクスカーション(High Excursion)」と呼ぶ自社設計の44mm径ユニットを使っています。リングマグネットと、銅クラッドのアルミ製ボイスコイル、とても硬い振動板を組み合わせ、振動板の動きを大きく取りながら余分な共振を抑える作りだと説明されています。

装着感への配慮として、頭に当たる部分の圧力を和らげるヘッドバンドと、低反発タイプのメモリーフォーム製イヤーパッドを備えています。長時間のミックス作業で疲れにくいことをねらった設計で、ヒンジとバンドは金属製、折りたたみにも対応します。

ケーブルは着脱式の3mで、端子は3.5mmです。6.3mmへの変換アダプターが付属するので、オーディオインターフェースのヘッドホン出力にそのままつなげます。分解して部品交換ができる設計で、イヤーパッドなどは別売りの交換部品として用意されています。

44mm径のハイ・エクスカーション・ドライバー

全Hi-Xシリーズ共通の自社設計ユニットで、リングマグネットによる強い磁界と、軽い銅クラッドのアルミボイスコイルを組み合わせています。振動板の動きを大きく取りつつ共振を抑える狙いで、ミックス時に中域の細部を確かめたい場面で選択肢になるかもしれません。

中域に重心のある密閉型

公式ではミッド寄りの密閉型ヘッドホンと説明されています。外の音が入りにくい密閉構造なので、夜間の作業や、マイクに音が回り込みやすい歌録りのモニターに向くかもしれません。

圧力を分散するヘッドバンドとメモリーフォーム

ヘッドバンドは頭頂部への圧力を和らげる構造で、イヤーパッドとバンドパッドには復元がゆっくりなメモリーフォームを使っています。数時間続くミックスやマスタリングの確認で、装着の負担を減らしたい人の助けになるかもしれません。

金属ヒンジ・折りたたみ・着脱式ケーブル

ヒンジとバンドは金属製で、折りたたんでケースに入れられます。ケーブルが着脱式なので、断線したときも本体はそのまま使え、長さの違う別売りケーブル(1.2m・3m)に替えることもできます。

5Hz〜28kHzの再生周波数範囲

公式の仕様では周波数特性は5Hz〜28kHz、インピーダンスは25Ω、感度は118dBspl/Vです。インピーダンスが低めなので、インターフェースのヘッドホン出力でも鳴らしやすい数値かもしれません。

修理しやすい設計と交換部品

公式はこのモデルを100%修理可能(serviceable)としています。イヤークッションの交換セットやケーブル、ケースが別売りで用意されているので、長く使う前提で選びたい人は部品の入手性を確認できます。

仕様

項目内容
タイプ密閉型オーバーイヤー
ドライバー44mm ハイ・エクスカーション
周波数特性5Hz〜28kHz
感度118dBspl/V
THD(1kHz)0.1%未満
インピーダンス25Ω
入力パワー150mW
ケーブル着脱式 3m
端子3.5mm(6.3mm変換アダプター付属)
寸法200×170×85mm
重量(ケーブルなし)305g
生産国オーストリア(公式表記 Made in Austria)

入っているもの・動作環境

  • ヘッドホン本体
  • 着脱式ケーブル(3m、3.5mm)
  • 3.5mm→6.3mm変換アダプター
  • クイックスタートガイド(ダウンロード提供)
  • 別売り:キャリングケース(HXHC)、1.2m/3mケーブル、イヤークッション交換セット

使い方

  1. 付属の3mケーブルをヘッドホン左側の端子に差し込みます。
  2. ケーブルのもう一方をオーディオインターフェースのヘッドホン出力につなぎます(6.3mm出力なら付属アダプターを使います)。
  3. DAWを起動し、出力先をそのインターフェースに設定します。
  4. 最初はボリュームを下げた状態で再生を始めます。
  5. イヤーパッドが耳全体を覆うよう位置を合わせ、ヘッドバンドの長さを調整します。
  6. 聴き慣れた曲を数曲流して、自分の基準の音として耳に慣らします。
  7. 持ち運ぶときは折りたたみ、別売りケースなどに入れます。
  8. ケーブルやイヤーパッドが傷んだら、別売りの交換部品に替えます。

ミックスの細部確認

スピーカーでは部屋の影響で聞き取りにくい中域のバランスやノイズを、ヘッドホンで確かめたい場面で使えるかもしれません。

夜間の宅録・歌録り

密閉型なので、歌や楽器を録るときのモニターに向くかもしれません。音漏れが気になる集合住宅の夜間にも検討しやすい構造です。

ポスプロ・ナレーション編集

声の編集で息づかいやクリックノイズを探す作業に向くかもしれません。長時間の編集でも負担が少ないことを狙った装着設計です。

配信・普段の音楽鑑賞

有線接続なので配信中のモニターに使え、リスニング用途にも回せるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 自宅でのミックスやマスタリングの確認用に、密閉型の有線ヘッドホンを探している人
  • 歌録りのモニターと編集を1台で済ませたい人
  • 長時間つけっぱなしでも疲れにくい作りを重視する人
  • パッドやケーブルを交換しながら長く使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • 有線専用で、Bluetoothには対応しません。
  • ケーブルは3.5mm端子です。6.3mmの機器には付属アダプターを使います。
  • ケース、短いケーブル、交換用イヤークッションは別売りです。
  • メーカー保証は最長5年(公式表記。登録条件などは公式で確認してください)。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Hi-X25BT

Hi-X55は有線専用で周波数特性5Hz〜28kHz・重量305g・ケーブル着脱式3m。Hi-X25BTはBluetooth 5.0・USB-C・アナログの3系統接続で周波数特性12Hz〜24kHz・重量270g、マイク内蔵です。

価格

$349(Austrian Audio公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Austrian Audioの製品ページでHi-X55を見る

出典:austrian.audio(2026-10-27確認)

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