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Positive Gridの「BIAS X」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
BIAS X is an advanced, AI-powered guitar multi-effects platform that lets you create tones by describing the sound you want.
—— Positive Grid公式サイトより(原文)
BIAS Xはどんな製品?
BIAS Xは、Positive Gridが提供するギター向けのアンプ/エフェクトのソフトウェアで、DAW用のプラグイン(VST3・AU・AAX)としても、単体のアプリとしても使えます。AIを使って、言葉や音源からギターの音色を作る機能が特徴です。
Text-to-Toneは「こんな音にしたい」と文章で入力すると、AIが機材を選んで設定を組み立てます。Music-to-Toneは曲やギタートラックを読み込ませ、その音色に近いプリセットを作ります。作った音はあとから手動で細かく調整できます。
収録内容は、アンプ33種類、キャビネット25種類、エフェクト63種類です。アンプの回路を前段、パワー段、トーンスタックに分けてAIでモデリングしたと説明され、キャビネットはSpectre Digitalとの協力によるIRをもとにしています。
買い切り(永久ライセンス)で、サブスクリプションは不要です。AI機能には初回のアクティベーションとインターネット接続が必要で、モバイル端末には対応していません。
Text-to-Tone
欲しい音を文章で伝えると、AIが機材を選んで設定を組みます。「もっと歯切れよく」などの追加指示で作り直すことも可能です。アンプの知識が少なくても出発点を作れるかもしれません。
Music-to-Tone
曲やギタートラックを読み込むと、その音色に近いプリセットを作ります。参考にしたい音源があるときに便利かもしれません。BIAS FX 2のプリセットは直接読み込めないため、この機能で作り直す方法が案内されています。
アンプ33種類の回路モデリング
プリアンプ、パワーアンプ、トーンスタックを別々にモデル化し、真空管の動きやバイアスの変化も扱うとされています。操作への反応や音の変化をどう感じるかは、試して確かめることになります。
エフェクト63種類
ビンテージのアナログ機材の動きを学習させたDSPでモデリングしたと説明されています。ペダルを音色づくりの中に自由に並べ替えられます。
新しいキャビネット・シミュレーション
Spectre Digitalと共同開発した高解像度のIRを使い、マイクの位置を視覚的に動かせる画面で音を決めます。自分で用意したIRの読み込みにも対応します。
デュアルアンプとフレキシブルなルーティング
デュアルアンプ、ステレオ構成、パラレル処理に対応し、機材の順番も自由に変えられます。ドラッグ&ドロップのギアメニューとプリセット管理画面が刷新されています。
MIDIとスタンドアロン
バージョン1.2以降でMIDI対応が加わり、ノブやスイッチを外部コントローラーやフットスイッチに割り当てられます。DAWなしで単体アプリとして練習やライブにも使えます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | ギター用アンプ/エフェクト・AIトーンエンジン |
| 収録内容 | アンプ33、キャビネット25、エフェクト63 |
| フォーマット | macOS:AU・VST3・AAX/Windows:VST3・AAX(VST2は非対応)、スタンドアロンあり |
| 動作環境(Mac) | macOS 11.7以降、Intel Core i5(第8世代)またはApple Silicon、RAM 8GB、ストレージ1GB |
| 動作環境(Windows) | Windows 10(22H2)以降、Intel Core i5以上、RAM 8GB、ストレージ2GB |
| GPU | 専用GPU推奨 |
| ライセンス | 買い切り(永久)、5台まで同時にアクティベート可 |
| ネット接続 | 初回アクティベーションとAI機能に必要 |
入っているもの・動作環境
- BIAS X本体(プラグイン+スタンドアロンアプリ)
- アンプ33種類、キャビネット25種類、エフェクト63種類
- Text-to-ToneとMusic-to-ToneのAI機能
- 追加購入なしで基本機能がすべて使えるとされています
使い方
- Positive Gridの公式サイトで購入し、アカウントでインストーラーを入手します。
- インターネット接続のある状態で、初回のアクティベーションを行います。
- DAWのギタートラックにBIAS Xを挿すか、スタンドアロンアプリを起動します。
- オーディオインターフェースの入力を選び、ギターをつなぎます。
- Text-to-Toneで欲しい音を文章にして入力するか、Music-to-Toneで参考音源を読み込みます。
- 作られた音色を、アンプ・エフェクト・キャビネットの画面で手動調整します。
- 気に入った音色はプリセットとして保存し、プリセット管理画面で整理します。
宅録のギターの音作り
オーディオインターフェースにギターをつなぎ、DAWの中でアンプ/エフェクトを完結させる使い方が考えられます。音色づくりの出発点をAIに作らせることもできます。
参考曲に近い音を探す
Music-to-Toneで好きな曲のギターの音を読み込ませ、近い音色を出発点にする使い方ができるかもしれません。
練習や小規模なライブ
スタンドアロンで動き、MIDI対応のフットスイッチも使えます。DAWなしで音色を切り替えたい人に向くかもしれません。
ベースやアコースティックでの利用
公式は、エレキギターが中心で、ベースやアコースティックにも合うと説明しています。幅広い音の処理に試してみる余地があります。
こんな人におすすめ
- ギターの音作りに時間をかけたくない人
- 参考曲の音色から作り始めたい人
- 宅録やDAWでギターを録る人
- 買い切り型のアンプシミュレーターを探している人
使う前に知っておきたい点
- AI機能(Text-to-ToneとMusic-to-Tone)には、インターネット接続が必要です。
- BIAS FX 2のプリセットと拡張パック(Hendrixパックなど)は、直接使えません。
- ToneCloudはBIAS Xには含まれていません。
- スマートフォンやタブレット(iPhone、iPad、Android)には対応していません。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
Positive Grid BIAS FX 2
BIAS FX 2は従来型のトーンモデリングと固定的な信号経路、BIAS Xは新しいAIトーンエンジン、Spectre Digitalと作ったキャビネット、Text-to-ToneやMusic-to-Toneを備えます。プリセットの直接移行はできません。
価格
価格は、公式ページでご確認ください。
出典:positivegrid.com(2026-10-27確認)

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