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Mäag Audio (Plugin Alliance)の「EQ4」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
The Mäag Audio EQ4 is a musical EQ, not a surgical EQ, making it ideal for sweetening tracks.
—— Mäag Audio (Plugin Alliance)公式サイトより(原文)
EQ4はどんな製品?
EQ4は、Mäag Audioのハードウェアイコライザーをモデルにした、Plugin Allianceのプラグインです。公式は、ボーカル向けのEQとして、独自の「AIR BAND」を特徴に挙げています。2024年の更新で使いやすさが改良され、黒いユーザーインターフェースも選べるようになりました。
公式の説明では、外科的に不要な帯域を削るEQではなく、音をきれいに整える「音楽的な」EQとされています。設計上、位相のずれが小さく、ミックスの元の質感を保ちながら高域の「空気感」を足せるとされています。
構成は、固定周波数のバンドパスフィルターによる5つのバンドに、AIR BANDと、10Hzまで届くSUB BANDを加えたものです。AIR BANDは、2.5kHz・5kHz・10kHz・20kHz・40kHzから選べる高域シェルビングのブーストを持ちます。
プラグイン版には、ハードウェアにはないLEVEL TRIMが追加されています。画面のサイズ変更、切り替え式のBlack Editionの見た目、Undo/Redo、バンク切り替えにも対応しています。
AIR BAND
高域のシェルビングブーストで、2.5kHz・5kHz・10kHz・20kHz・40kHzから選べます。公式はボーカルからミックスバスまで幅広い音に使えると説明しています。
SUB BAND(10Hz)
10Hzまで届くサブ帯域で、ベースなどの低域の震えやランブルを調整できるとされています。ミックスバスにも使えるとの説明です。
固定周波数のバンドパスEQ
周波数が固定のバンドパスフィルターを使い、位相の整った調整ができると説明されています。パラメトリックのように周波数を自由に動かす使い方とは違い、選択式で素早く決められます。
LEVEL TRIM
プラグイン版で追加された、全体のゲインを下げるための機能です。ブーストして音量が上がったときに、出力を整えるのに使えます。
リコールしやすい操作
ノッチ(検出点)つきのコントロールで、各バンドを元の位置に戻せます。ALT/クリックでリセットと直前の状態を切り替えられ、バンドごとのバイパスもしやすくなります。
サイズ変更とBlack Edition
画面を拡大縮小でき、黒いフェースプレートに切り替えられます。画面が小さい環境や、コントラストを高めたい人に向いています。
Undo/Redoとバンク
Undo/Redoと、ABCDのバンク切り替えが加わりました。設定の比較をしながら調整を進められます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(メーカー表記) | 115 USD |
| バンド構成 | 固定周波数バンドパス5バンド+AIR BAND+SUB BAND(10Hz) |
| AIR BAND | 2.5k/5k/10k/20k/40kHz |
| 対応形式 | AAX AudioSuite・AAX DSP・AAX Native・AU・VST2・VST3 |
| 対応OS | macOS 26〜13/Windows 11〜10 |
| CPU | Mac:Intel またはApple Silicon/PC:x64互換 |
| 画面解像度 | 1440×900 または 1280×960以上 |
| メモリ | 2GB RAM |
| 最新版 | 1.16.1(2024年8月26日) |
入っているもの・動作環境
- 対応形式:AAX AudioSuite/AAX DSP/AAX Native/AU/VST2/VST3
- 対応OS:macOS 26〜13、Windows 11〜10(Windows 10以降)
- Mac:Intel、またはApple Silicon/PC:x64互換CPU
- 画面解像度1440×900または1280×960以上、メモリ2GB
- Installation Managerでダウンロード・インストール(Plugin Allianceの製品共通)
- CORE/PROサブスクリプションにも含まれると公式に表示
使い方
- Plugin Allianceのアカウントで購入(またはサブスクリプションを利用)します。
- Installation Managerをダウンロードし、EQ4とお使いの形式を選んでインストールします。
- ライセンスを認証します。
- DAWのボーカルやバスのトラックにEQ4を挿します。
- AIR BANDの周波数を選び、少しずつブーストして高域の空気感を探ります。
- 5つのバンドとSUB BANDを必要に応じて加えます。
- ブーストで音量が上がったらLEVEL TRIMで合わせます。
- バンクやUndo/Redoで設定を比べ、画面サイズや見た目を好みに変えます。
ボーカルに空気感を足す
宅録のボーカルで、高域の抜けを少し足したいときにAIR BANDを試せるかもしれません。
ミックスバスの仕上げ
公式はミックスバスにも使えるとしており、穏やかなブーストで全体の高域を整える使い方が考えられるかもしれません。
ベースの低域の調整
SUB BANDを使い、ベースの低い帯域を加減する場面で選択肢になるかもしれません。
ドラムやギターの質感づくり
公式はドラムやギターにも使われるとしています。固定の周波数を選びながら、手早く質感を整えたいときに向いているかもしれません。
こんな人におすすめ
- ボーカルの高域に空気感を足したい人
- 選択式のEQで手早く決めたい人
- ミックスバスの仕上げに使えるEQを探している人
- Plugin Allianceのサブスクリプションを使っている人
使う前に知っておきたい点
- 公式ページでは、CORE/PROサブスクリプションに含まれると表示されています。
- 固定周波数の選択式EQなので、細かい周波数の調整を自由に行いたい場面には別のEQが向く場合があります。
- Windows 10以降/macOS 13以降が対象です(公式表記)。
- ライセンスの管理にはPlugin Allianceのアカウントが必要です。
- 公式はハードウェアのMäag Audio EQ4が元になっているとしています。
価格
$115(Mäag Audio (Plugin Alliance)公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
Mäag Audio (Plugin Alliance)の製品ページでEQ4を見る
出典:plugin-alliance.com(2026-10-27確認)

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