sE Electronics「sE8」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

sE Electronicsの「sE8」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Fit for any challenges in the studio or on stage, the sE8 is a brand new high-performance handcrafted small-diaphragm condenser, fresh from the labs at sE.

—— sE Electronics公式サイトより(原文)

目次

sE8はどんな製品?

sE Electronics sE8は、手作りのカプセルを使った小口径(1/2インチ)のコンデンサーマイクです。公式はスタジオにもステージにも使える高性能モデルと説明しています。指向性はカーディオイドです。

主な用途として公式が挙げるのは、アコースティックギター、合唱、オーケストラ・弦、ピアノ、木管、ドラム、パーカッション、シンバル/オーバーヘッドです。小口径コンデンサーは、アコースティック楽器やドラムのオーバーヘッドで使われることの多いタイプです。

回路はトランスレスのクラスA設計で、−10dBと−20dBの2段階パッド、80Hz/160Hzの2段階ローカットを本体に備えています。大きな音の楽器に近づけて使うときや、床や机の低い振動を避けたいときに切り替えられます。

ボディは全金属製で、金メッキのXLRコネクターを使っています。マイククリップ(ネジ変換アダプター付き)とウインドスクリーンが付属し、別売りのsE8オムニカプセル/スーパーカーディオイドカプセルにも対応します。2本セットのマッチドペアも用意されています。

手作りの1/2インチカプセル

カプセルは自社工場で1つずつ手作りされ、調整されると公式は説明しています。3ミクロンの金スパッタ振動板を使い、ステージでもスタジオでも使える信頼性を狙った設計です。

トランスレスのクラスA回路

集積回路を使わないトランスレス設計で、歪みを抑えながら広いダイナミックレンジと速い立ち上がりを狙っています。楽器の細かな響きを録りたいときに候補になります。

2段階のパッド

−10dBと−20dBのパッドにより、最大音圧は139/149/159dB SPLまで広がります。スネアや金管など、音量の大きい楽器に近づけるときに役立つかもしれません。

80Hz/160Hzのローカット

6dB/オクターブのローカットを2種類備えます。足音などの低い振動や、近づけたときの低音の持ち上がり(近接効果)を和らげるときに使えます。

全金属ボディ

全金属のシャーシで電気的なノイズを受けにくくしたと公式は説明します。金メッキのXLRで接続の信頼性も高めています。

カプセル交換に対応

別売りのsE8オムニカプセル/スーパーカーディオイドカプセルと互換性があります。同じ本体で指向性を変えて使いたい人に向きます。

仕様

項目内容
形式1/2インチ・真のコンデンサー(手作りカプセル)
指向性カーディオイド
周波数特性20Hz〜20kHz
感度25mV/Pa(−32dBV)
最大音圧139/149/159dB(パッド0/10/20dB、1kHz・歪み0.5%)
等価ノイズ13dB
ダイナミックレンジ126/136/146dB
S/N比81dB
ローカット80/160Hz(6dB/oct、切替式)
パッド10/20dB(切替式)
電気インピーダンス110Ω(推奨負荷>1kΩ)
電源48Vファンタム(P48)
消費電流2.7mA
端子3ピンXLR(オス)
寸法直径23mm×長さ120mm
重量141g

入っているもの・動作環境

  • sE8本体
  • マイククリップ(ネジ変換アダプター付き)
  • ウインドスクリーン
  • マッチドペア:ステレオバー、ウインドスクリーン2個、マイククリップ2個、金属製フライトケース(ペア製品の場合)
  • 要48Vファンタム電源

使い方

  1. マイククリップをスタンドに取り付け、sE8をセットします。
  2. XLRケーブルでマイクをインターフェースのマイク入力につなぎます。
  3. インターフェースの48Vファンタム電源をオンにします(接続後に入れます)。
  4. 大きな音の楽器には−10dBまたは−20dBのパッドを選びます。
  5. 低い振動やこもりが気になるときは80Hzまたは160Hzのローカットを入れます。
  6. アコースティックギターなら12フレット付近〜サウンドホールの斜めを狙い、距離を変えて試します。
  7. ドラムのオーバーヘッドでは、2本を使うとステレオで録れます。
  8. インターフェースのゲインを上げ、ピークの余裕を見ながら録音します。

アコースティックギター

小口径コンデンサーは弦楽器の録音でよく選ばれます。パッドやローカットで近づけ方を調整できるので、試しやすいかもしれません。

ドラムのオーバーヘッド・ハイハット

公式がシンバルやハイハットに向く用途を挙げています。2本あればステレオのオーバーヘッドも組めるかもしれません。

ピアノ・合唱・オーケストラ

マッチドペアでステレオ録音をしたい人に向くかもしれません。

スネアなど音の大きい楽器

パッドを使えば最大音圧が159dBまで広がるので、近づけて録る場面で余裕が出るかもしれません。

こんな人におすすめ

  • アコースティック楽器やドラムを宅録で録りたい人
  • ステレオペアでピアノや合唱を録りたい人
  • パッドとローカットが本体にあるマイクが欲しい人
  • 将来カプセルを交換して指向性を変えたい人

使う前に知っておきたい点

  • 48Vファンタム電源が必要です。
  • 指向性はカーディオイドです(オムニ/スーパーカーディオイドは別売りカプセル)。
  • ドラムパックの中身にはポーチが付属しません。
  • ボーカル用の大口径マイクとは用途が異なるタイプです。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

RØDE K2

sE8は1/2インチの小口径でカーディオイド固定、ファンタム電源で動作し、重量は141gです。K2は1インチの大口径で指向性が連続可変、専用電源ユニットを使い、重量は815gです。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

sE Electronicsの製品ページでsE8を見る

出典:seelectronics.com(2026-10-27確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次