Sonnox「Oxford Drum Gate 2」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Sonnoxの「Oxford Drum Gate 2」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Oxford Drum Gate 2 makes average drums EPIC!

—— Sonnox公式サイトより(原文)

目次

Oxford Drum Gate 2はどんな製品?

Oxford Drum Gate 2 は、ドラムなど打楽器トラック向けのノイズゲートです。音量のしきい値ではなく、キック・スネア・ハイハット・タムといった「ドラムの打撃そのもの」を検出して処理するのが特徴として紹介されています。

マルチマイクで録ったドラムでは、他の太鼓の音が混じる「かぶり」が悩みになりがちです。この製品は、検出したヒットを画面上のマーカーで確認しながら、残したい音だけを選んで処理できる作りになっています。

初代からの変更点として、複数のマイク間の時間・極性・位相をそろえるアライメント機能、ヒットごとに働くクリッパー、検出済みのドラムに再検出なしでディケイとレベラーをかける仕組みが加わったと説明されています。

ミックス用のプラグインで、ライブ録音中のモニターには向かない設計です。録音中はバイパスし、ミックス時に使う前提で、遅延は DAW の遅延補正で吸収します。

ヒット検出

キック、スネア、ハイハット、タムを検出し、処理するドラムを選べます。Confidence で検出の厳しさを変えられるので、かぶりを抑えつつ必要なヒットを残す調整に役立つかもしれません。

Adaptive Decay

ヒットの強さに応じて減衰の長さを自動で変えます。強い打撃と弱い打撃で余韻の切れ方を自然にそろえたいときに便利かもしれません。

Leveller とHit Clipper

Leveller は強弱のばらつきをならしつつ、大きなヒットとゴーストノートの差は保ちます。Hit Clipper は各トランジェントを個別に扱うクリッピングです。

アライメント

Align タブで Analyse を押すと、ドラム全体の時間・極性・位相をそろえます。オーバーヘッドやルームのトラックは Source を Alignment Only にすると、ゲートせず位相だけ合わせられます。

外部サイドチェーンとMIDI

音声、MIDI、トリガー系プラグイン、DAWのマーカー、手動編集などでトリガーできます。検出したヒットをサンプル精度のMIDIとして書き出し、サンプル差し替えにも使えます。

仕様

項目内容
フォーマットAAX・AU・VST3
ライセンス永続ライセンス(同時認証2台、iLok アカウント必要)
体験版15日間の無料体験
返金保証14日間
報告レイテンシー約167〜169.5ミリ秒(サンプルレートによる)
Windows最小Windows 10 22H2(64bit)、Intel i5 6600相当、RAM 8GB
macOS最小macOS 11.0、Intel i5 6600、RAM 8GB

入っているもの・動作環境

  • プラグイン本体のライセンス(同時認証2台)
  • 対応DAW:Pro Tools(AAXは11以降)・Logic Pro・Ableton Live・Cubase・Nuendo・Studio One・Reaper など
  • 国内代理店の表記では Windows 10以降/macOS 11.0以降

使い方

  1. クローズマイクのドラムトラックにプラグインを挿します。
  2. 再生すると、検出されたヒットのマーカーが表示されます。
  3. ドラムの種類を確認します(トラック名から自動で判定されることが多いです)。
  4. Confidence を調整して、かぶりを抑えつつ必要なヒットを残します。
  5. Decay を調整して余韻が自然になるようにします。
  6. Align タブを開いて Analyse を押し、ドラム全体をそろえます。
  7. オーバーヘッドとルームは Source を Alignment Only にします。
  8. 録音中はバイパスし、ミックス時に有効にします。

マルチマイクのドラムミックス

キックやスネアのクローズマイクに挿して、かぶりを抑えながら余韻を整えるのに向くかもしれません。

位相のズレの整理

マイク間の距離でずれた位相や極性を、Analyse でまとめて確認・補正したい場面で役立つかもしれません。

サンプル差し替えの準備

検出したヒットをMIDIで書き出して、サンプル音源を重ねる作業に使えるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 生ドラムを複数のマイクで録音して自分でミックスする人
  • かぶりや位相のズレに悩んでいる人
  • ドラムの打ち込み音と生音を組み合わせたい人

使う前に知っておきたい点

  • 遅延が約167〜170ミリ秒以上と大きく、ライブ録音中のモニターには向きません。
  • 認証には無料の iLok アカウントが必要です(Cloud への認証は1台のみ)。
  • 元の Oxford Drum Gate を2025年9月1日以降に購入した人は、国内代理店で無償アップグレードを申し込めると案内されています。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Oxford Drum Gate(初代)

初代に対し、Drum Gate 2 では時間・極性・位相のアライメント、ヒットごとのクリッパー、再検出なしのディケイとレベラーが加わったと案内されています。

価格

$179.99(Sonnox公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Sonnoxの製品ページでOxford Drum Gate 2を見る

出典:sonnox.com minet.jp(2026-10-27確認)

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