Berlin Free Orchestraの特徴と評価|オーケストラ音源10製品と比べた強み・弱み

Berlin Free Orchestraの特徴と評価|オーケストラ音源10製品と比べた強み・弱み

Orchestral Toolsのオーケストラ音源「Berlin Free Orchestra」は、Orchestral Toolsの旗艦「Berlin Series」から選んだ、無料のオーケストラ音源です。ソロ楽器20とアンサンブル13、67の奏法を収録し、無料のSINEplayerで動きます。インストール後の容量は3GBです。

オーケストラ音源は、弦楽器・管楽器・打楽器などのオーケストラの音をパソコンで鳴らせる道具です。

この記事では、オーケストラ音源10製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

Orchestral Tools / オーケストラ音源
Berlin Free Orchestra
CランクC(S・A・B・Cの4段階でいちばん下)
点数 2.3/5点(比べた10製品の平均は3.3点)
→ 全体を見る
価格
無料
仕様の最終確認日
2026/09/27
楽器・奏法
33楽器・67奏法
マイク
ミックス1つ
容量
3GB
価格(店・確認日)
記載なし

音源のしくみの図
図:SoundBounty

目次

結論

Berlin Free Orchestraは、オーケストラ音源10製品の中でランクCです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Cはいちばん下にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると2.3点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

得意なこと

  • 容量の軽さ(4点):必要な容量が少なく、パソコンに入れやすいです。

注意したいこと

  • 楽器・奏法の幅(2点):入っている楽器や弾き方は絞られています。
  • マイク・響きの調整(1点):響き方を調整する選択肢は少なめです。

こんな方にオススメ:オーケストラの打ち込みを、無料で試してみたい人。

Berlin Free Orchestraの主な特徴

Berlin Seriesから選んだ無料の音源

Berlin Free Orchestraは、メーカーの旗艦であるBerlin Seriesの製品から選んだ音を使った、無料のオーケストラです。弦・木管・金管・打楽器がそろい、主旋律用のソロ楽器と、全体を描くためのアンサンブルの両方があります。

20のソロ楽器と13のアンサンブル

ソロ楽器20、アンサンブル13の合計33の楽器と、67の奏法が入っています。弦と金管は、強さの違う録音(ダイナミクス)と、同じ音の弾き分け(ラウンドロビン)に対応しています。

ミックス済みの1つの音

マイクの位置は選べず、プロがミックスした1つの音で使います。そのため設定に迷わず、軽い容量(インストール後3GB)で試せます。

SINEplayerで動く

無料のプレーヤー「SINEplayer」で動き、DAWではVST・AU・AAXのプラグインとして、単体のアプリとしても使えます。有料のBerlin Seriesと同じプレーヤーなので、後から買い足しやすい作りです。

公式動画:Orchestral Tools公式YouTubeチャンネル「Berlin Free Orchestra: Official Walkthrough」(英語) YouTubeで見る

こんな場面で役立ちます

  • オーケストラの打ち込みを、無料で試してみる
  • ソロ楽器で旋律を作り、アンサンブルで厚みを足す
  • 有料のBerlin Seriesを買う前に、プレーヤーの使い方を知る

項目ごとの評価

楽器・奏法の幅:2点/5点

入っている楽器の数と、弾き方(奏法)の豊富さを見ています。

ソロ楽器20とアンサンブル13、67の奏法を収録しています。弦と金管にはラウンドロビンと複数のダイナミクスがあります。

「楽器・奏法の幅」を重視するなら、BBC SO Professional、Hollywood Orchestra Opus Diamond(5点)が向いています。

マイク・響きの調整:1点/5点

録音したマイクの位置を選んで、響き方を調整できるかを見ています。

プロがミックスしたマイクの音が1つだけで、位置は選べません。

「マイク・響きの調整」を重視するなら、BBC SO Professional(5点)が向いています。

容量の軽さ:4点/5点

インストールに必要なパソコンの空き容量(少ないほど軽い)を見ています。

インストール後の容量は3GBです(展開前は6.4GB)。

12345楽器・奏法の幅2点マイク・響きの調整1点容量の軽さ4点
Berlin Free Orchestra10製品の平均
楽器・奏法の幅
2/5
見ている点収録している楽器(ソロ楽器を含むか)と、奏法・レガートの豊富さ(公式の記載)
この製品33楽器・67奏法
マイク・響きの調整
1/5
見ている点選べるマイクの位置(ミックス)の数
この製品ミックス1つ
容量の軽さ
4/5
見ている点インストールに必要な空き容量(少ないほど軽い)
この製品3GB
点数の付け方(オーケストラ音源)
項目使う数値5点4点3点2点1点
楽器・奏法の幅収録している楽器(ソロ楽器を含むか)と、奏法・レガートの豊富さ(公式の記載)全セクションに加えソロ楽器まで収録し、400以上の奏法や豊富なレガートがある全セクションを収録し、300以上の奏法、または豊富な奏法とレガートがあると記載全セクションを収録し、基本の奏法がある一部のセクション・奏法だけ—
マイク・響きの調整選べるマイクの位置(ミックス)の数10以上5以上3〜421(選べない)
容量の軽さインストールに必要な空き容量(少ないほど軽い)1GB以下50GB以下200GB以下500GB以下500GBより多い

ゲームや映像のBGM、ポップスのストリングスなどをパソコンで作るという目的に対して、項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「楽器・奏法の幅」を2倍の重さで数えています。「容量の軽さ」は、パソコンの空き容量が少ない人でも使いやすいかの目安で、収録が多い製品ほど低くなります。根拠はメーカー公式の情報(EastWestの2製品は楽器と奏法の数を数字で公表していないため、公式の説明で判断)です。音質は実際に聞き比べていないため点数には含めません。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。

Berlin Free Orchestraの対応環境と始め方

対応OSWindows/macOS
プラグインの形式SINEplayer経由:VST・AU・AAX
単体で起動あり(SINEplayer)
そのほかインストール後3GB
体験版無料
価格無料

メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。

ほかのオーケストラ音源との比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点楽器・奏法マイク容量無料価格(店・確認日)
Spitfire AudioBBC SO DiscoverC 2.534楽器・47奏法ミックス1つ360MB無料記載なし
Spitfire AudioBBC SO CoreB 3.344楽器・344奏法ミックス1つ28GB無料版あり$449 [公式・10月26日確認]
Spitfire AudioBBC SO ProfessionalA 4.067楽器・468奏法12マイク+3ミックス632GB無料版あり$999 [公式・10月26日確認]
EastWestHollywood Orchestra Opus DiamondA 3.8全セクション+ソロ6マイク944GB—¥36,025(セール中、通常¥69,540) [PB・10月26日確認]
EastWestSymphonic Orchestra PlatinumA 3.5全セクション+レガート3マイク194GB—¥17,926(セール中、通常¥34,680) [PB・10月26日確認]
Spitfire AudioSpitfire Symphony OrchestraA 3.8ソロ含む・600以上の奏法4マイク約368GB—約$667.31 [公式・10月26日確認]
Spitfire AudioAlbion ONEB 3.0全セクション・63奏法4マイク55.7GB—約$533.58 [公式・10月26日確認]
Orchestral ToolsBerlin Free OrchestraC 2.333楽器・67奏法ミックス1つ3GB無料記載なし
Orchestral ToolsBerlin Orchestra FullA 3.8ソロ含む・800以上の奏法複数マイク404.4GB—約$895.61 [公式・10月26日確認]
Orchestral ToolsBerlin Orchestra ProA 3.5141楽器・1,200以上の奏法複数マイク538GB—約$1,568.16 [公式・10月26日確認]

内容は2026年9月27日に各メーカーの公式サイトと Plugin Boutique の製品ページで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

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