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Softubeの「Weiss Deess」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Whether you’re trying to tame sibilance in a lead vocal, rein in a sharp-sounding hi-hat, or reduce harshness while mastering, a truly great de-esser is as elusive as it is essential.
—— Softube公式サイトより(原文)
Weiss Deessはどんな製品?
Weiss Deessは、スウェーデンのSoftubeが出しているディエッサーのプラグインです。マスタリング用のデジタル・ハードウェアとして知られるWeiss DS1-MK3のアルゴリズムを移植し、現代のスタジオで使いやすいように設計し直した製品だと公式は説明しています。単体で買えるほか、Weiss DS1-MK3コレクションにも含まれます。
対象はリードボーカルの歯擦音に限りません。公式は、鋭く聞こえるハイハットを抑えたい場面や、マスタリング時の耳障りな成分を減らしたい場面も挙げています。
最大の特徴は、完全に独立した2つのバンドを持つことです。公式は、複雑な素材やマスタリングでは歯擦音が1つの周波数に収まらないことが多いと述べ、2バンド構成の理由にしています。フィルター形状も複数あり、帯域幅も細かく調整できます。
画面は、FFTの表示とフィルターの形を重ねて見せる大きなディスプレイが中心です。操作面はすっきりさせ、レシオ、アタック、リリース、ニー、メイクアップ・ゲインなどの細かい設定はサイドメニューにまとめています。低遅延モードがあり、録音しながらのディエッシングにも対応します。
独立した2バンド
2つのバンドはそれぞれ独立して設定できます。低めと高めの別々の歯擦音や、ボーカル以外の耳障りな帯域を同時に扱いたいときに、役割を分けやすい構成です。
フィルター形状と帯域幅の調整
複数のフィルター形状を選べ、帯域幅も細かく調整できます。公式は、不要な部分まで削ることを避けて狙った成分に絞るための機能だと説明しています。
FFT表示とフィルター表示
色分けされた大きなディスプレイで、周波数成分とフィルターの形を同時に確認できます。どこにどれだけ効かせているかを目で確かめながら設定したい人に向いた表示です。
サイドメニューの詳細設定
レシオ、アタック・リリース、ニー、メイクアップ・ゲインなどはサイドメニューで調整します。普段は簡素な画面で使い、必要なときに深く設定できます。
低遅延モード
録音時に使えるよう、遅延を抑えたモードがあります。公式は、ミックスで歯擦音の修正に時間をかけるのではなく、録りの段階で整える使い方を挙げています。
Softube Extended Features
Softubeは、アナログ機器の雰囲気を残しつつ現代的な精度と作業性を足すためのパネル群を「Extended Features」と呼び、このプラグインにも搭載しています。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | AU・VST・VST3・AAX(64bit、Pro Tools 11.0.2以降) |
| 対応OS | macOS 11〜13(Intel/Apple Silicon)、Windows 10・11(64bit) |
| 対応サンプルレート | 44.1・48・88.2・96・176.4・192kHz(モノ/ステレオ) |
| ライセンス | SoftubeアカウントとiLokアカウントが必要 |
| 販売価格(公式) | 199ユーロ |
入っているもの・動作環境
- Weiss Deessのライセンス(Softubeアカウント+iLok認証)
- AU・VST・VST3・AAX版
- 単体のほか、Weiss DS1-MK3コレクションにも収録
使い方
- SoftubeアカウントとiLokアカウントを作り、購入後にライセンスを入れます。
- Softubeのインストーラーで入れ、DAWでプラグインを再スキャンします。
- ボーカルや処理したい素材のトラックにWeiss Deessを挿します。
- FFT表示を見ながら、1つ目のバンドを歯擦音が出る周波数に合わせます。
- フィルター形状と帯域幅で、対象の範囲を決めます。
- 必要なら2つ目のバンドで、別の気になる帯域を設定します。
- サイドメニューでレシオ、アタック、リリースなどを整えます。
- 録音中に使うときは低遅延モードに切り替えます。
リードボーカルの歯擦音
歯擦音が目立つリードボーカルに、帯域を指定して使えるかもしれません。公式が最初に挙げる用途です。
録音中のディエッシング
低遅延モードで、歌を録りながら歯擦音を抑える使い方が考えられます。
ハイハットなど尖った音の処理
公式がハイハットの鋭さを例に挙げています。ドラム素材の耳障りな帯域を抑えたいときに試せるかもしれません。
マスタリング
2バンドの構成を使い、全体の高域の耳障りな部分を整える用途が公式に挙げられています。
こんな人におすすめ
- 歯擦音の帯域を2つ指定して処理したい人
- FFT表示で見ながら調整したい人
- 録音の段階でディエッシングをしたい人
- ほかのWeiss/Softube製品を使っている人
使う前に知っておきたい点
- SoftubeアカウントとiLokアカウントの両方が必要です。
- 対応OSの記載はmacOS 11〜13とWindows 10・11です。最新OSの対応は購入前に公式で確認してください。
- Softubeが公式に動作確認をしているDAWはPro Tools、Logic Pro、Cubase、Ableton Live、Studio One、Reaperの最新版です。
- 単体のほか、Weiss DS1-MK3コレクションにも収録されています。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
MH Precision DeEsser v4
Weiss Deessは独立した2バンドを持ち、公式価格は199ユーロです。MH Precision DeEsser v4は1つの周波数帯をCenter・Bandwidth・Sharpnessで指定する構成で、価格は179ドルです。
SSL Native Vocalstrip 2
Weiss Deessはディエッシングに特化した2バンド構成で、SSL Native Vocalstrip 2はディエッサー、ディプロザー、3バンドEQ、コンパンダーを1つにまとめたボーカル用チャンネルストリップです。
価格
$69(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
出典:softube.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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