Solid State Logic「SSL Native Vocalstrip 2」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Solid State Logicの「SSL Native Vocalstrip 2」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Vocalstrip 2 aims to bring power, character and clarity to vocal tracks from a single interface.

—— Solid State Logic公式サイトより(原文)

目次

SSL Native Vocalstrip 2はどんな製品?

SSL Native Vocalstrip 2は、コンソールで知られるSolid State Logic(SSL)が出している、ボーカル専用のチャンネルストリップ・プラグインです。EQとダイナミクスに、ボーカル向けの処理を加えた4つのモジュールを1つの画面にまとめ、ボーカル録音を整える近道になることを狙っています。

4つのモジュールは、歯擦音を抑えるディエッサー、破裂音(ポップノイズ)を抑えるディプロザー、3バンドのSSL EQ、そしてコンプレッションとダウンワード・エクスパンションを1つにまとめたコンパンダーです。ディエッサーとディプロザーは、比較解析とエンベロープ検出に基づく動作だと公式は説明しています。

EQはハイパス、非対称ノッチ、エアーの3バンドで、声の存在感、重さ、きらめきを整える設計です。EQカーブとリアルタイムのFFT表示、ディエッサーとディプロザーのゲインリダクション履歴、コンパンダーの可視化が用意されています。

処理の順序を入れ替えられるので、声によって適した順序が違う場合にも合わせられます。Apple Siliconにネイティブ対応し、14日間の無料体験があります。SSLはサブスクの「Complete Access」でも各プラグインを提供しています。

ディエッサーとディプロザー

歯擦音と破裂音を抑える2つのモジュールで、録音直後の「初期の掃除」にあたる処理です。ボーカルのポップノイズ対策を別プラグインに頼らずに済むかもしれません。

3バンドのSSL EQ

ハイパス、非対称ノッチ、エアーの3バンド構成です。声の低域の整理、気になる帯域の切り込み、高域の空気感の調整といった、ボーカルでよくある作業に絞った設計です。

コンパンダー

コンプレッションとダウンワード・エクスパンションを1つのインターフェースで扱います。歌唱の音量差をならし、ミックスの中で前に出す用途を公式が挙げています。出力ゲインも備えます。

視覚的なフィードバック

EQカーブ、FFTのオーバーレイ、ゲインリダクションの履歴、コンパンダーの動作表示で、処理の状態を目で確認できます。

処理順序の変更

4つのモジュールの並び順を変えられます。歌い方や素材によって、EQを先にするかダイナミクスを先にするかを試したい場面に使えます。

14日間の無料体験

DAWでプラグインを立ち上げて「Try」を押すと、iLokアカウントへのログイン後に体験期間が始まります。購入前に使い勝手を確認できます。

仕様

項目内容
形式AU・VST2・VST3・AAX Native(macOS)/VST2・VST3・AAX Native(Windows)
対応OSmacOS 11 Big Sur〜13 Ventura(64bit、M1対応)、Windows 10・11(64bit)
動作環境CPU 2.4GHz以上、RAM 4GB以上(8GB推奨)
ライセンス無料のiLokアカウントが必要
体験版14日間無料
公式ストア価格99ドル(税別)

入っているもの・動作環境

  • SSL Native Vocalstrip 2のライセンス
  • ディエッサー・ディプロザー・3バンドEQ・コンパンダーの4モジュール
  • ユーザーガイド(PDF)
  • SSL Download Managerでのインストール

使い方

  1. 無料のiLokアカウントを用意します。
  2. SSL Download Managerからプラグインをダウンロード・インストールします。
  3. DAWを起動し、ボーカルトラックにVocalstrip 2を挿して「Try」または購入済みライセンスで認証します。
  4. ディエッサーとディプロザーで、歯擦音や破裂音を先に整えます。
  5. 3バンドEQで、ハイパス、ノッチ、エアーを調整します。
  6. コンパンダーで音量のばらつきをならします。
  7. 必要に応じて、処理の順序を入れ替えます。
  8. FFTやゲインリダクションの表示を見て、効き方を確かめます。

歌ものボーカルの基本の処理

ディエッサー、EQ、コンプ系の処理を1枚で済ませたいときに使えるかもしれません。

ラップ・ボーカルのポップノイズ対策

破裂音が気になる近接録音のボーカルで、ディプロザーを試せるかもしれません。

ナレーションやポッドキャスト

声の存在感を整えたい話し声に、チャンネルストリップとして使う方法が考えられます。

他の楽器への応用

Plugin Boutiqueの購入者レビューの要約には、楽器やサウンドデザインにも使えるという声があります。

こんな人におすすめ

  • ボーカルの処理を1つのプラグインにまとめたい人
  • ポップノイズと歯擦音を一緒に整えたい人
  • SSLのEQの雰囲気を試したい人
  • 購入前に14日間試したい人

使う前に知っておきたい点

  • ライセンス認証に無料のiLokアカウントが必要です。
  • 公式の動作環境はmacOS 11〜13とWindows 10・11までの記載です。新しいOSでの対応は購入前に公式で確認してください。
  • 公式ストアの99ドルは税別表示です。
  • SSLのプラグインはサブスク(Complete Access)でも提供されています。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Weiss Deess

SSL Native Vocalstrip 2はディエッサー、ディプロザー、3バンドEQ、コンパンダーの4モジュールで、Weiss Deessはディエッシング専用の独立2バンド構成です。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

Solid State Logicの製品ページでSSL Native Vocalstrip 2を見る

出典:store.solidstatelogic.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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