Audient「iD48」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Audientの「iD48」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Bigger, better and more powerful than ever, iD48 is the flagship USB iD interface made for producers and engineers.

—— Audient公式サイトより(原文)

目次

iD48はどんな製品?

iD48 は、Audient の iD シリーズの最上位にあたるUSBオーディオインターフェースです。24入力・32出力で、公式は「プロデューサーとエンジニアのため」の機種と説明しています。USB-C接続で、MacとWindowsに対応します。

マイクプリアンプは、Audient コンソール用のディスクリート設計を8基搭載します。公式は、同社のコンソール ASP8024-HE と同じ回路設計だと説明しており、ゲインは68 dB(10 dBブーストを含む)です。エミュレーションではなく本物のアナログ回路だとうたっています。

新しい特長が「スイッチャブル・アナログ・インサート」です。D-Subコネクターで8系統のバランス型インサートがあり、チャンネルごとにマイクプリの信号とDAWの出力のどちらを外部機器に送るかを、ケーブルを抜き差しせずに切り替えられます。外部マイクプリの録音用に、戻りでプリアンプを迂回する使い方もできます。

ADATとS/PDIFの光デジタル入出力があり、外部プリアンプを足して最大16ch増やせます。ヘッドホンアンプは独立した2系統で、メインとAltのスピーカー出力、トークバック、ユーザー設定ボタンなど、モニターコントロールの機能もまとまっています。

Audient Console Mic Preamp 8基

ディスクリート構成のマイクプリが8基あり、ゲインは68 dBです。公式はノイズの少なさと、わずかなアナログの温かみを特長として挙げています。バンド収録やドラムの多マイク収録に入力数が活きます。

32bit ESSコンバーター

32bitのESS DACを使い、DACのダイナミックレンジは126.5 dB(A特性)、ADCは120 dBと公式に記載されています。細かな音のチェックがしやすいと公式は説明します。

スイッチャブル・アナログ・インサート

D-Subの8インサートを、DAWから外部機材へ送る経路に切り替えられます。ミックスの際にハードウェアのエフェクトを通してプリントバックする作業で、パッチの差し替えが減るかもしれません。

光デジタル拡張

ADATとS/PDIFの光入出力で、外部マイクプリを足して最大16チャンネル増やせます。将来スタジオを広げるときの余地になります。

充実したモニターコントロール

独立した2系統のヘッドホンアンプ(600 Ωまで駆動)、MainとAltのスピーカー出力、ダイムやモノなどを割り当てられるファンクションボタンを備えます。USBマイクやPC内蔵マイクをトークバックに使う機能もあります。

iD Mixerと4つのキューミックス

専用のミキサーソフトで、遅延の少ないダイレクトモニターと最大4つのステレオキューミックスを作れます。レイアウトのプリセット保存もできます。

JFETインストゥルメント入力

2つのJFET入力は、クラシックな真空管アンプの入力段を手本にしたと公式は説明します。ギターやベースをアンプシミュレーターに送る前の入力に使えます。

仕様

項目内容
入出力24入力/32出力
接続USB-C(macOS/Windows)
マイクプリアンプ8基、ゲイン 0〜+68 dB(10 dBブースト含む)
ライン入力ゲイン-10〜+58 dB
EIN-127 dBu
マイク入力インピーダンス3 kΩ(バランス)
ライン入力インピーダンス10 kΩ(バランス)
最大入力レベル+18 dBu
マイクプリ THD+N0.0016%(-96 dB)@0 dBu、1 kHz
マイクプリ SNR99 dB(A特性)
ADC ダイナミックレンジ120 dB(A特性)
DAC ダイナミックレンジ126.5 dB(A特性)
インストゥルメント入力2(ch1・2、ゲイン 0〜+68 dB、500 kΩ)
ヘッドホン出力2(最大 530 mW/30 Ω、126 mW/600 Ω)
インサート8(D-Sub、バランス)
デジタルADAT/S/PDIF 光入出力
幅約44 cm(ラックイヤー着脱可)

入っているもの・動作環境

  • iD48 本体
  • ラックイヤー(取り外し可能)
  • ARCソフトウェアの同梱バンドル(公式ページでは各種の録音用ソフトが付属と説明)
  • iD Mixer(専用ミキサーアプリ)

使い方

  1. USB-CでiD48をパソコンにつなぎ、公式のドライバーとiD Mixerをインストールします。
  2. マイクを前面または背面のXLR入力につなぎます。
  3. 48Vファンタム電源が必要なマイクは、チャンネルごとにオンにします。
  4. DAWの入出力デバイスにiD48を選びます。
  5. モニタースピーカーをMain出力に、予備をAlt出力につなぎます。
  6. iD Mixerでヘッドホンのキューミックスを作ります。
  7. 外部機材を使う場合は、D-Subのインサートをつなぎ、送る信号を選びます。

ドラムやバンドの多マイク録音

8基のマイクプリとADAT拡張により、複数のマイクを同時に使う場面で検討できるかもしれません。

外部コンプ・EQを通したミックス

インサートで外部機材を使い、DAWから送って戻す作業の場面に向くかもしれません。

歌の録音と、アーティスト用のヘッドホンミックス

独立したヘッドホンアンプとキューミックスは、歌い手に別のミックスを聞かせる場面に向くかもしれません。

ギター・ベースのDI録音

JFET入力で楽器を直接つなぎ、アンプシミュレーターへ送る制作に向くかもしれません。

こんな人におすすめ

  • プロデューサーやエンジニアとして入力数の多いインターフェースを探している方。
  • 外部のアウトボードを使い、パッチの手間を減らしたい方。
  • USB-C接続で、本物のアナログのマイクプリを使いたい方。
  • デスクで使うモニターコントロールを1台にまとめたい方。

使う前に知っておきたい点

  • 幅は約44 cmで、デスクトップに置くには場所が必要です。ラックイヤーは付属し、取り外せます。
  • 同梱ソフト(ARCバンドル)の内容は、公式の最新ページで確認してください。
  • 国内の価格や販売店は、国内代理店のページで確認する形です。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

公式ページに価格の表示がなく、Where to Buy(販売店案内)から確認する形です。

Audientの製品ページでiD48を見る

出典:audient.com(2026-10-27確認)

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