Focal Professional「Trio11 Be」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Focal Professionalの「Trio11 Be」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Trio11 Be combines a 3-way and a 2-way monitor; its Focus Mode makes it easy to switch from one to the other.

—— Focal Professional公式サイトより(原文)

目次

Trio11 Beはどんな製品?

Trio11 Beは、FocalのSM6シリーズの中でも大型の3ウェイ・アクティブモニターです。11インチのサブウーファー、5インチのミッドレンジ、1インチのベリリウム・インバーテッドドームのツイーターを搭載し、ニアフィールドからミッドフィールドまでの用途を想定しています。

フォーカスモードで3ウェイ(30Hz〜40kHz)と2ウェイ(90Hz〜20kHz)を切り替えられます。切り替えはフットペダル(別売り)で行え、低域が出にくい再生環境でのミックスの様子を、スピーカーを入れ替えずに確かめられます。

低域用に300W、中域用に150W、高域用に100Wのアンプを内蔵し、最大音圧は118dB(ピーク@1m)と公式に記載されています。クラスGアンプにより、音量の余裕と解像度の両立を狙った設計と説明されています。

背面には低域・中域・高域のレベル調整があり、バッフルは縦置き・横置きに対応して回転します。日本の代理店ページではフランスの工房で作られるキャビネットや、サイドパネルの木目仕上げも紹介されています。重さは37.3kgあるので、設置には余裕のある環境が必要です。

3ウェイ/2ウェイのフォーカスモード

3ウェイでは30Hz〜40kHz、2ウェイでは90Hz〜20kHz(±3dB)です。2ウェイに切り替えて、低域が限られた環境での聞こえ方を確認できます。

11インチ「W」サブウーファー

11インチの「W」サンドイッチコーンのサブウーファーが低域を担当します。低域の確認が必要なダンス系、映像音楽など、広い帯域を扱う制作で候補になりそうです。

ベリリウム・ツイーター

純ベリリウムのインバーテッドドーム。Focalは1,000〜40,000Hzと5オクターブ以上を扱えると説明しています。

高出力クラスGアンプ

低域300W、中域150W(クラスG)、高域100W(クラスAB)を内蔵し、最大音圧は118dBです。広めの部屋でも余裕を持った音量が必要な場面を想定した仕様です。

TMDと最適化されたベント

TMD技術でミッドレンジのサスペンションの動きを安定させ、ベントの最適化と大きなストロークで低域の直線性を高める狙いがあるとFocalは説明しています。

回転バッフルと背面調整

ツイーターとウーファーのアルミ製プレートは90度刻みで回転し、縦置き・横置きに対応します。背面で低域・中域・高域のレベルを調整できます。

仕様

項目内容
タイプ3ウェイ・アクティブモニター
ユニット11インチ Wコーン(サブウーファー)/5インチ Wコーン(ミッドレンジ)/1インチ ベリリウム・インバーテッドドーム
周波数特性(±3dB)3ウェイ 30Hz〜40kHz/2ウェイ 90Hz〜20kHz
最大音圧(ピーク@1m)118dB
アンプ低域300W・中域150W(クラスG)/高域100W(クラスAB)
入力XLRバランス(10kΩ)
寸法(高さ×幅×奥行)63.5×34.5×45cm
重量37.3kg
電源115V/230V

入っているもの・動作環境

  • Trio11 Be 本体(ステレオで使うには2台が必要)
  • 入力端子:XLRバランス
  • 操作・表示:感度、オートスタンバイ、HPF/LFシェルフ/LMFイコライザー/HFシェルフ、パワー・フォーカスモード・クリップ・故障・スタンバイのLED
  • フットペダル(フォーカスモード用)は付属しません
  • 資料:取扱説明書、クイックスタート、製品シート、ベリリウムに関する注意書き

使い方

  1. 重さが37.3kgあるため、耐荷重のあるスタンドや台を用意して設置します。
  2. バッフルの向きを縦置き・横置きのどちらかに設定します。
  3. オーディオインターフェースの出力をXLRバランスケーブルで接続します。
  4. 電源電圧(115V/230V)を使う地域に合わせ、背面スイッチで電源を入れます。
  5. 感度つまみで、インターフェースとのレベルを合わせます。
  6. 背面の低域・中域・高域のレベルで、部屋に合わせた調整を行います。
  7. フットペダルを別途つないで、3ウェイと2ウェイを切り替えて聞き比べます。
  8. オートスタンバイの動作を確認しておきます。

広めのスタジオのメインモニター

最大音圧118dBで、ニアからミッドフィールドまで想定した仕様なので、広い部屋でのメイン用途に検討できるかもしれません。

低域まで確認したいミックス

30Hzからの再生範囲があるため、低域の処理を細かく確認したい制作で役立つかもしれません。

映像・ゲーム音楽の制作

広い帯域と音量の余裕を生かして、映像音楽の制作で使えるかもしれません。

ミックスの互換性チェック

2ウェイに切り替えて、低域が出にくい再生環境での聞こえ方も確かめられるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 広い部屋でしっかりとした低域をモニターしたい人
  • 3ウェイと2ウェイを手軽に切り替えて確認したい人
  • 重いスピーカーを設置できるスペースとスタンドがある人
  • プロ向けの上位モデルを検討している人

使う前に知っておきたい点

  • 1台37.3kgあり、高さ63.5cmと大型です。設置場所と耐荷重を確認してください。
  • フォーカスモードのフットペダルは付属しません。
  • 入力はXLRバランスのみです。
  • 公式サイトに価格表示はありません。
  • 日本の代理店ページ(minet.jp)は『サブウーファー10インチ』と書いていますが、公式サイトでは11インチです。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Trio6

Trio11 Beは11インチサブウーファー、30Hz〜40kHz、118dB、37.3kg。Trio6は8インチサブウーファー、35Hz〜40kHz、115dB、25kgです。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

Focal Professionalの製品ページでTrio11 Beを見る

出典:focal.com minet.jp(2026-10-27確認)

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