※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。
Applied Acoustics Systemsの「Chromaphone 3」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Creative synthesis with real-life acoustic character.
—— Applied Acoustics Systems公式サイトより(原文)
Chromaphone 3はどんな製品?
Chromaphone 3は、物理モデリングの共鳴体を組み合わせる、2ボイスのアコースティックオブジェクト・シンセサイザーです。
ビーム、マリンバ、開管・閉管、弦、ドラムヘッド、プレート、メンブレンの8種類の共鳴体を自由に組み合わせられます。
共鳴体どうしがエネルギーをやり取りする様子もモデル化されています。
ホーム画面のマクロで、モジュレーション、音色、エンベロープ、エフェクトを手早く触れます。
公式ページは、Chromaphone 3を「アコースティック・オブジェクト・シンセサイザー」と呼び、ビーム、マリンバ、開管、閉管、弦、ドラムヘッド、プレート、メンブレンの8種類の物理モデリング共鳴体を組み合わせて音を作ると説明しています。金属を形づくり、木を削り、皮を張るように音を作れる、という例えが使われています。
共鳴体どうしの結合(エネルギーが双方向に行き来する様子)を考慮したシンセサイザーとして紹介され、独自技術でモデル化されています。モード密度(Low・Medium・High・Full=4・16・30・70モード)でCPU負荷と音の複雑さを調整できます。
ファクトリー・ライブラリは新しい421音と、リマスターされたChromaphone 2の670音からなり、34のカテゴリーに分かれています。新しい音は9人のサウンドデザイナーが制作しました。15日間の体験版(Windows 103.7MB、macOS 125.4MB)が案内されています。
2つの独立したティンバー
2つの音色をスタックまたはスプリットで使えます。レイヤーした音作りに役立つかもしれません。
パフォーマンスマクロ
レイヤーごとに4つのマクロがあり、MIDIで操作できます。
ブラウザ
パック、サウンド、カテゴリー、クリエイターの表示で音色を探せます。
マルチエフェクト
リバーブ、ディレイ、ディストーション、EQ、コンプレッサー、ギターアンプ、トレモロなどを備えます。
微分音とアルペジエーター
Scalaスケールファイルに対応し、アルペジエーターとテンポ同期も使えます。
モード密度でCPU負荷を調整
共鳴体の下にあるMode Densityは、Low・Medium・High・Fullの4段階(4・16・30・70モード)です。CPU使用量は計算するモード数に比例すると説明され、多くの場合は下げても差が目立たないとされています。
34のサウンドカテゴリー
キック、スネア、ハイハット、ベル、ブラス、クワイア、パッド、リードなど34カテゴリーに音が分類されています。
Chromaphone 2のサウンドを引き継げる
Chromaphone 2のパックは、マニュアルの手順で変換して読み込めます。パックの再インストールも可能です。
5つのエフェクトスロットは順序変更可能
マルチエフェクトに、リバーブ、EQ、コンプレッサー、トレモロ、ギターアンプが加わり、5つのスロットを任意の順に並べ替えられます。
レイヤーごとに4つのマクロ
MIDIで操作できるマクロが、モジュレーション、音色、エンベロープ、エフェクトに割り当てられています。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プリセット | 本体1,090以上、22パック込みで3,500以上 |
| 形式 | VST2, VST3, AU, AAX Native, NKS, スタンドアローン(64bit) |
| 価格表示(公式) | シンセ単体 199ドル(1090以上のプリセット)/+PACKS 399ドル(22パック込み、3500以上のプリセット) |
| ファクトリー・ライブラリ | 新規421音+リマスターしたChromaphone 2の670音 |
| サウンドカテゴリー | 34 |
| 共鳴体 | ビーム、マリンバ、開管、閉管、弦、ドラムヘッド、プレート、メンブレン |
| モード密度 | Low 4/Medium 16/High 30/Full 70モード |
| エフェクト | 3つの独立したラック。5スロットを並べ替え可能 |
| 体験版 | 15日間・機能制限なし(Windows 103.7MB/macOS 125.4MB) |
| 最新版(FAQ記載) | v3.2.0 |
入っているもの・動作環境
- Chromaphone 3本体(+PACKS版は22パック付き)
- 対応OS:macOS 10.13以降/Windows 10 64bit以降
- 新規ファクトリー・サウンド421音とリマスター670音
- 15日間の体験版(機能制限なし)
使い方
- インストーラーで導入し認証します。
- DAWにChromaphone 3を立ち上げます。
- ブラウザでプリセットを選びます。
- ホーム画面のマクロで調整します。
- 2つのティンバーを重ねます。
- エフェクトを足します。
- CPU負荷が高いときは、まずユニゾンのオン/オフを試し、負荷に見合うか確かめます。
- ポリフォニー数や減衰が長いプリセットでは、ボイス数を下げます。
- モード密度を下げます。
- ピッチモジュレーションが不要なら外します。
- バッファーサイズは44.1kHzなら512サンプルを超えても効果がないと案内されています。
打楽器・鍵盤打楽器風の音
マリンバや金属的な響きの音作りに向くかもしれません。
映像の効果音・環境音
独特な響きを探す場面で使えるかもしれません。
パッドやテクスチャ
共鳴体の組み合わせで変わった質感を探せるかもしれません。
打楽器的・ベル的な質感づくり
マリンバやプレート、ドラムヘッドの共鳴体を組み合わせ、実在しない打楽器のような音を作りたい場面で試せるかもしれません。
映像や環境音向けの質感
メンブレンや弦などの共鳴体を使うと、有機的な質感の音を探せるかもしれません。
ビート制作のアクセント
キックやスネア、ハイハットなどのカテゴリーがあるため、ビートに個性的な打楽器音を足したいときに探せるかもしれません。
こんな人におすすめ
- 独自の打楽器的音色を探す人
- サウンドデザインが好きな人
- 微分音を試したい人
使う前に知っておきたい点
- +PACKS版は別価格です。
- サウンドパックは1つ39ドルで別売りです。
- 公式のFAQで、1インスタンスは1つのCPUコアでしか動かないため、そのコアが過負荷になりうると説明されています。
- サンプルレートを88.2kHzにすると、44.1kHzより負荷が約2倍になります。
- Chromaphone 1・2・3は別プログラムなので、同じコンピューターに共存できます。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
Lounge Lizard EP-5
Chromaphone 3は1,090以上、Lounge Lizard EP-5は390以上のプリセットが本体に入っています。
価格
$199(Applied Acoustics Systems公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
Applied Acoustics Systemsの製品ページでChromaphone 3を見る
同じ種類の製品を探すときは
同じ種類の紹介記事です。
- Applied Acoustics Systems Strum Session
- Applied Acoustics Systems Lounge Lizard Session
- Applied Acoustics Systems Ultra Analog Session
- Applied Acoustics Systems Lounge Lizard EP-5
- Applied Acoustics Systems Ultra Analog VA-3
- Applied Acoustics Systems AAS Player
掲載している製品の一覧は 製品データベース:ソフト音源 にあります。
出典:applied-acoustics.com(2026-10-27確認)

コメント