AudioThing「Valves」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

AudioThingの「Valves」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Valves is a vintage valve emulation plugin with multimode resonant filter and cabinet/EQ section.

—— AudioThing公式サイトより(原文)

目次

Valvesはどんな製品?

Valves は、イタリアのメーカー AudioThing が出している、ヴィンテージ真空管(バルブ)の歪みをモデリングしたエフェクトプラグインです。真空管のオーバードライブに、多モードのレゾナンスフィルターとキャビネット/EQ セクションを組み合わせた構成になっています。

バルブ部は古い真空管の挙動をもとにしており、独自のゲイン調整で粗さ(グリット)を足せると公式は説明しています。フィルター部はラダー型フィルターを模したもので、2ポール・4ポールの切り替えができます。

キャビネット/EQ 部には、複数のキャビネットのモデルとベース・トレブルの EQ が入っています。ギターアンプのような音作りにも使えるので、歪みの質感をあとから整える使い方ができるかもしれません。

対応形式は VST2・VST3・AU・AAX・CLAP で、macOS・Windows・Linux に対応します。iPhone・iPad 向けのアプリ版(AUv3・スタンドアロン)もあると公式にあります。体験版は一定時間ごとに無音になる制限つきです。

真空管オーバードライブ

古典的な真空管をもとにしたバルブ部で、ゲインを上げると倍音の増えた歪みが加わります。ボーカル、シンセ、ドラムなどに温かみや粗さを足したいときに試せるかもしれません。

ステート・バリアブル・フィルター

ローパス・ハイパス・バンドパス・ノッチの4モードがあり、2ポールまたは4ポールを選べます。バルブの前か後ろに置けるので、歪む前に帯域を整える、歪んだあとに削る、といった使い分けができます。

8種のキャビネットと EQ

ベースとトレブルの EQ つきで8種類のキャビネットが入っています。ギターアンプ風の音色づけや、歪んだ音の高域・低域の丸め方の調整に使えます。

最大16倍のオーバーサンプリング

オーバーサンプリングは最大16倍まで。高域の折り返しノイズが気になる強めの歪みで、CPU との兼ね合いを見て上げ下げできます。

プリセットとランダマイザー

35個のプリセットと、ランダマイズつきのプリセットシステムが入っています。音探しの出発点に使えます。

画面の調整

ウィンドウのサイズ変更と、明るさ・コントラストの調整ができます。作業環境に合わせて見やすくできます。

仕様

項目内容
種類ヴィンテージ真空管エミュレーション(歪み/フィルター/キャビネット)
対応形式VST2・VST3・AU・AAX・CLAP(64bit)
対応OSWindows 7〜11/macOS 10.13〜macOS 26/Ubuntu 20.04 LTS 以降
動作環境2GHz CPU、4GB RAM
キャビネット8種類(ベース・トレブルEQつき)
フィルターLP/HP/BP/ノッチ(2ポールまたは4ポール)
オーバーサンプリング最大16倍
プリセット35個

入っているもの・動作環境

  • Valves 本体(Windows/macOS/Linux)
  • VST2・VST3・AU(Mac)・AAX・CLAP
  • 35個のプリセット
  • Apple Silicon 対応(Universal 2 バイナリ)
  • マニュアル(PDF)は公式サイトにあります

使い方

  1. Plugin Boutique で購入すると、アカウントにリディームコードが表示されます。
  2. AudioThing のアカウントを作り、確認メールのリンクで有効にします。
  3. AudioThing のリディームページでコードを入力します。
  4. インストーラーとオフライン認証用のライセンスファイルをダウンロードします。
  5. インストーラーを実行し、使いたいプラグイン形式を選んでインストールします。
  6. DAW でインサートに Valves を立ち上げ、オンライン認証(ログイン)またはオフライン認証(ライセンスファイル読み込み)を行います。
  7. まずプリセットから選び、ゲインを上げて歪みの量を決めます。
  8. フィルターをバルブの前後どちらに置くか、キャビネットと EQ で仕上げの音色を整えます。

ボーカルやシンセに粗さを足す

軽くゲインを上げて、倍音を足す使い方が考えられます。歪みの前後にフィルターを置けるので、耳に痛い帯域を抑えながら温かさだけ足せるかもしれません。

ドラムやベースの音作り

キャビネットとEQを使うと、アンプを通したような質感に寄せられるかもしれません。ローパスやハイパスで帯域を絞ると、ミックスに収めやすくなる場合があります。

ローファイなサウンドデザイン

共振(レゾナンス)をきかせたフィルターと歪みの組み合わせで、動きのあるトーンを作れるかもしれません。ランダマイザーで意外な音色を探すこともできます。

こんな人におすすめ

  • 歪み系プラグインで、フィルターやキャビネットまで一台で済ませたい人
  • ギターアンプ風の音色づけをプラグインで試してみたい人
  • シンセやドラムに倍音を足したいトラックメイカー
  • Linux や iPad でも同じ系統のプラグインを使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • AudioThing のアカウントが必要で、オンラインまたはオフラインの認証を行います。
  • 体験版は一部機能制限があり、一定間隔で無音になります。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

AudioThing Things – Flip EQ

Valves は歪みとフィルター、キャビネットを備え、キャビネットは8種類、プリセットは35個です。Flip EQ はチルト型 EQ で、ミッド/サイド処理に対応します。同じメーカーでも、音を変えるしくみが異なります。

価格

$59(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

AudioThingの製品ページでValvesを見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:audiothing.net pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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