Austrian Audio「Hi-X15」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Austrian Audioの「Hi-X15」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The Hi-X15 delivers clear, honest sound and reliable performance.

—— Austrian Audio公式サイトより(原文)

目次

Hi-X15はどんな製品?

Hi-X15は、オーストリアのAustrian Audioが作る密閉型(クローズドバック)のオーバーイヤー・ヘッドホンです。同社のHi-Xシリーズの中で価格を抑えたモデルとして位置づけられ、公式は「スタジオ、練習スペース、自宅の環境に向く、使いやすくてお手頃な選択肢」と紹介しています。ウィーンで設計されたとも書かれています。

中心になる技術が、Hi-Xcursion(ハイ・エクスカーション)と名づけられたドライバーです。Hi-Xシリーズはすべて44 mmのドライバーとリングマグネットを備え、銅クラッドのアルミ製ボイスコイルで振動板を軽くして反応を速くしているとメーカーは説明しています。振動板は非常に硬く、共振を抑える設計だとされています。

装着感の面では、軽量で折りたためる作りに、スロー・リトラクション(ゆっくり戻る)のメモリーフォーム製イヤーパッドとヘッドバンドを組み合わせています。夜遅くの練習や自宅での録音セッションを想定した快適さが、公式ページで挙げられています。ケーブルは取り外せる3.5 mm接続で、標準の長さは1.4 mです。

仕様では、周波数特性は12 Hz〜24 kHz、感度は113 dBspl/V、インピーダンスは25 Ω、入力パワーは150 mWです。25 Ωと低めのインピーダンスなので、パソコンやオーディオインターフェースのヘッドホン出力でも鳴らしやすいことをうかがわせます。重さはケーブルなしで225 gです。

Hi-X15のイヤーパッドとヘッドバンドのパッドには、ゆっくり戻るタイプのメモリーフォームが使われています。ヘッドバンドは柔軟で丈夫な素材とされ、折りたためるため、バッグに入れて運ぶ使い方にも合わせやすい作りです。

Hi-Xシリーズは、ウィーン経済振興局(Vienna Business Agency)の支援を受けて開発されたと公式ページにあります。同社のラインには上位のHi-X55/Hi-X65、Bluetooth対応のHi-X25BTがあり、Hi-X15はその中で価格を抑えた密閉型として位置づけられています。

純正の別売品は、ヘッドホンケース(HXHC)、1.4 mケーブル(HXC1m4)、ロック式2.5 mm TRSから3.5 mm TRSの3 mケーブル(HXCB3)、イヤークッション交換キット(Hi-XBCUK)の4種類です。交換キットはHi-X25BT、Hi-X20、Hi-X15のほか、PG16、PB17にも使えます。

密閉型のオーバーイヤー

耳全体を覆う密閉型で、外の音が入りにくく、中の音も漏れにくい構造です。録音中のモニターで、ヘッドホンの音がマイクに入り込むのを抑えたい場面で使われる種類です。

44 mm Hi-Xcursionドライバー

すべてのHi-Xモデルが、44 mmのドライバーとリングマグネットを備えます。メーカーは、リングマグネットと銅クラッドのアルミボイスコイルで振動板を軽くし、反応の速さを狙っていると説明しています。

軽量で折りたたみ可能

重さはケーブルなしで225 gです。折りたためるので、バッグに入れて持ち運ぶ使い方もしやすいです。自宅作業とスタジオ持ち込みの両方を考える人にとって、軽さは長時間の使用で助けになるかもしれません。

メモリーフォームのパッド

イヤーパッドとヘッドバンドのパッドにメモリーフォームを使っています。公式は、長い練習や自宅での録音セッションでの快適さを挙げています。イヤーパッドは交換キット(Hi-X25BT/20/15用)が別売です。

取り外し可能なケーブル

3.5 mm(1/8インチ)の接続で、標準の1.4 mケーブルは取り外せます。公式では別売の3 mケーブル(2.5 mmロック式TRSから3.5 mm TRS)も用意されていて、断線時や用途に合わせた交換がしやすい作りです。

25 Ωで鳴らしやすい仕様

インピーダンスは25 Ω、感度は113 dBspl/Vです。低めのインピーダンスと高めの感度なので、パソコンやインターフェースのヘッドホン出力でも音量を確保しやすいことを示す数字です。

純正アクセサリーが4種類

ケース、1.4 mケーブル、3 mロック式ケーブル、イヤークッション交換キットが公式に用意されています。長く使うときの消耗品を替えやすい構成です。

ウィーンで設計

公式ページによると、設計はオーストリアのウィーンで行われています。Hi-Xシリーズは独自のHigh Excursionドライバーを共通で使います。

クイックスタートガイドを配布

公式ページからクイックスタートガイドとEU適合宣言書(英語・ドイツ語)をダウンロードできます。

仕様

項目内容
タイプ密閉型(クローズドバック)、オーバーイヤー
ドライバー44 mm Hi-Xcursion
周波数特性12 Hz〜24 kHz
感度113 dBspl/V
インピーダンス25 Ω
入力パワー150 mW
ケーブル1.4 m、取り外し可能
コネクター3.5 mm(1/8インチ)
サイズ250 × 170 × 80 mm
重さ(ケーブルなし)225 g
保証最大3年(公式表記)
パッド素材ゆっくり戻るメモリーフォーム(イヤーパッド、ヘッドバンド)
折りたたみ可能
ケーブル端子3.5 mm(ヘッドホン側で取り外し可能)
ボイスコイル銅クラッドのアルミ製
振動板非常に硬い設計(共振を抑える)

入っているもの・動作環境

  • ヘッドホン本体と1.4 mの取り外し可能ケーブル(公式ページに同梱品の一覧は無く、クイックスタートガイドが提供されている)
  • 別売:3 mケーブル(2.5 mmロック式TRSから3.5 mm TRS)、1.4 mケーブル
  • 別売:ヘッドホンケース
  • 別売:イヤークッション交換キット(Hi-X25BT/20/15用)
  • 対応する純正別売品の品番:ケース HXHC、1.4 mケーブル HXC1m4、3 mケーブル HXCB3、交換パッド Hi-XBCUK

使い方

  1. 付属の3.5 mmケーブルをヘッドホン本体の端子にしっかり差し込みます。
  2. もう一方を、オーディオインターフェースやパソコン、プレーヤーのヘッドホン出力に差します。ステレオ標準プラグが必要なら変換プラグを使います。
  3. 耳にかけ、ヘッドバンドの長さを調整します。
  4. 録音のモニターに使うときは、インターフェースのヘッドホン音量を小さめから上げていきます。
  5. 長時間使うときは、パッドの当たり具合を見直し、必要に応じてイヤークッション交換キットを用意します。
  6. 使わないときは折りたたみ、必要ならケースに入れて持ち運びます。
  7. ケーブルを交換するときは、本体の端子から抜いて差し替えます。
  8. ケーブルを替えるときは、ヘッドホン側の端子から抜いて新しいものを差します。3 mケーブルは2.5 mmロック式の端子なので、ロックをしっかりかけます。

歌や楽器の録音モニター

密閉型なので、歌やギターを録るときのモニターに合うかもしれません。25 Ωで鳴らしやすく、軽さも長時間の録音で助けになるかもしれません。

自宅でのミックス・確認

メーカーはHi-Xシリーズをスタジオや自宅の環境向けとしています。録音だけでなく、自宅でのミックスの確認にも使える可能性があります。

持ち運んでの作業

折りたためて軽量なので、カフェやリハーサルスタジオなど、場所を変える作業にも向くかもしれません。ケースは別売です。

配信・動画編集のモニター

低いインピーダンスのため、パソコンの出力でも使いやすく、配信や動画編集の確認用として使えるかもしれません。

自宅での深夜の練習や録音

公式ページは夜遅くの練習や、自宅でのトラッキングセッションを使いどころに挙げています。軽くて折りたためるので、場所を移して使うときにも便利かもしれません。

リハーサルスタジオへの持ち運び

折りたたんで別売のケースに入れられるため、スタジオやリハーサル室へ持ち運ぶ使い方が考えられます。

こんな人におすすめ

  • 歌やギターを録るときのモニター用に、密閉型を探している人に向くかもしれません。
  • 自宅の作業と持ち運びの両方に使える、軽いヘッドホンを探している人に向くかもしれません。
  • ヘッドホンの価格を抑えつつ、取り外し可能なケーブルやパッド交換ができる機種を探している人に向くかもしれません。
  • 同じシリーズの上位機種に移る前の、はじめてのスタジオ用ヘッドホンを探している人に向くかもしれません。

使う前に知っておきたい点

  • 標準のケーブルは1.4 mです。机から少し離れて録音する人は、別売の3 mケーブルが必要かもしれません。
  • 3 mケーブルは2.5 mmロック式TRSから3.5 mm TRSの端子です。ほかのヘッドホンのケーブルとは互換性が違うことがあります。
  • ヘッドホンケースとイヤークッション交換キットは別売です。
  • 公式ページに、同梱品の一覧はありません。クイックスタートガイドはダウンロードできます。
  • 価格は公式サイトの表示(米国向け)です。地域によって異なります。
  • 保証は最大3年と公式にあります。
  • 国内での取り扱い店や価格は、販売店ごとに異なります。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Austrian Audio Hi-X20

Hi-X15は重さ225 g、ケーブル1.4 m、$149です。Hi-X20は重さ255 g、ケーブル3 m、$169です(いずれもAustrian Audio公式)。周波数特性・感度・インピーダンスは同じです。

beyerdynamic DT 770 PRO (80Ω)

Hi-X15は25 Ω、12 Hz〜24 kHz、ケーブル取り外し可です。DT 770 PRO 80 Ωは80 Ω、5〜35,000 Hz、感度96 dB、ケーブルは固定、約375 g(ケーブル込み)、$199.99です(beyerdynamic公式)。

価格

$149(Austrian Audio公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Austrian Audioの製品ページでHi-X15を見る

出典:austrian.audio north-america.beyerdynamic.com(2026-10-27確認)

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