Austrian Audio「OC616」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Austrian Audioの「OC616」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The OC616 is what happens when legendary DNA meets modern attitude. Handcrafted in Vienna around the CKR12 capsule for clear, direct sound with punch and presence.

—— Austrian Audio公式サイトより(原文)

目次

OC616はどんな製品?

Austrian Audio OC616(オーシー・シックスワンシックス)は、ウィーンで手作りされるラージダイヤフラムのコンデンサーマイクです。1インチのCKR12カプセルを中心に作られていて、5つの指向性を切り替えて使えます。

CKR12は、エッジコンタクト式の真のコンデンサーカプセルで、セラミックの絶縁体を持ちます。公式は、このカプセルを軸にしたつくりで、輪郭のあるまっすぐな音を狙っていると説明しています。

指向性はカーディオイド、ハイパーカーディオイド、ワイドカーディオイド、無指向、双指向の5つです。3段階のハイパスフィルター(40 Hz・80 Hz・160 Hz)と、-10 dB・-20 dBのパッドも備えています。

Open Acoustic Technologyという、マイク内部の反射を減らして後方の遮音を良くする構造も特徴です。用途の例として、ボーカル、話し声、アコースティック楽器、ドラムのオーバーヘッド、ギターアンプ、ステレオ録音が挙げられています。

OC616は、同社の手作業で作るCKR12カプセルを中心に、5つの指向性とパッド、ローカットを1本にまとめたスタジオ用コンデンサーマイクです。ボーカルから楽器、ルームマイクまで1本で試したい人が候補に入れやすい構成です。

販売店の仕様表では、OCS6スパイダー(弾性サスペンションのショックマウント)、OCH8マイククリップ、MSC616ケースが付属する構成になっています。録音を始めるのに必要な保持具が最初からそろう可能性があります。

CKR12カプセル

1インチのエッジコンタクト式コンデンサーカプセルで、セラミック絶縁体を使います。ウィーンで手作りされると公式が述べています。

5つの指向性

カーディオイド、ハイパーカーディオイド、ワイドカーディオイド、無指向、双指向を切り替えられます。1本で、歌、複数人、ステレオ録音など、場面を変えて使えます。

3段階のハイパスフィルター

40 Hz(2次)、80 Hz(2次)、160 Hz(80 Hzまでは1次、それ以下は2次)の3つです。低音の振動や、近接効果が気になるときの対処に使えます。

-10 dB・-20 dBのパッド

スイッチで切り替えられるパッドがあり、大きな音源でも入力の過大を防ぎやすくなります。最大SPLは147 dB SPL(パッド使用時は157 dB SPL)です。

Open Acoustic Technology

マイク内部の反射を減らして、後方の遮音を良くする構造と説明されています。複数のマイクを使う録音や、部屋の反射が気になる環境で検討しやすい設計です。

広いダイナミックレンジ

公式はダイナミックレンジを134 dBと記載し、等価雑音は13 dB SPL(A特性)、感度は13 mV/Paです。

幅広い用途

公式はボーカルと話し声、アコースティック楽器、ドラムのオーバーヘッド、ギター・ベースアンプ、M/SやBlumleinなどのステレオ録音を挙げ、スタジオ、ライブ、配信、ポッドキャスト、放送にも言及しています。

OCS6スパイダー付き

弾性で吊るすサスペンション式のショックマウントが付属する構成です。スタンドからの振動を和らげたいときの手間が減るかもしれません。

専用ケースMSC616

保管や持ち運び用のケースが付く構成です。スタジオ間の移動や、ホームスタジオでの保管に便利かもしれません。

ウィーンで作られるカプセル

CKR12は1インチのカプセルで、同社がウィーンで手作業で作っていると販売店が説明しています。

仕様

項目内容
形式ラージダイヤフラム・コンデンサー(CKR12 1インチカプセル)
指向特性カーディオイド、ハイパーカーディオイド、ワイドカーディオイド、無指向、双指向
周波数範囲20 Hz – 20 kHz
感度13 mV/Pa
等価雑音レベル13 dB SPL (A)
最大SPL147 dB SPL(パッド使用時 157 dB SPL)
ダイナミックレンジ134 dB
パッド-10 dB/-20 dB
ローカットフィルター40 Hz/80 Hz/160 Hz
インピーダンス108 Ω(バランス)
負荷インピーダンス1 kΩ超
電源48Vファンタム電源(3 mA未満)
コネクターXLR 3ピン
寸法・重量157 × 66 × 34 mm、345 g
保証最大3年
付属品(販売店表記)OCS6スパイダー、OCH8マイククリップ、MSC616ケース

入っているもの・動作環境

  • OC616マイク本体
  • 公式ページで公開:クイックスタートガイド、適合宣言書(ダウンロード)
  • 保証:最大3年
  • OCS6スパイダー(ショックマウント)
  • OCH8マイククリップ
  • MSC616ケース

使い方

  1. マイクをスタンドに取り付け、XLRケーブルでオーディオインターフェースにつなぐ。
  2. インターフェース側で48Vファンタム電源をオンにする。
  3. 録る対象に合わせて、5つの指向性から選ぶ。
  4. 必要ならハイパスフィルター(40/80/160 Hz)を選ぶ。
  5. 大きな音源にはパッド(-10/-20 dB)を使う。
  6. ゲインを調整して、録音レベルを確認する。
  7. ステレオ録音をするときは、M/SやBlumleinなどの方法をOC616 2本で試す。

ボーカル録音

カーディオイドで歌を録るのが基本として考えられ、ハイパスフィルターで低域の振動を整えられるかもしれません。

アコースティック楽器

アコースティックギターやピアノ、弦楽器などを、指向性を変えながら試せるかもしれません。

ドラムのオーバーヘッド

公式がオーバーヘッド用途を挙げており、パッドで大きな音にも対応できるかもしれません。

ステレオ録音

無指向や双指向を使って、M/SやBlumleinのようなステレオ録音を試せるかもしれません。

ホームスタジオでの多用途

指向性を切り替えられるので、ボーカルは単一指向、アコースティック楽器は別のパターンで試す、といった使い分けができるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 1本で歌も楽器もステレオ録音も試したい人かもしれません
  • 指向性を切り替えて、録音の幅を広げたい人に向くかもしれません
  • ハイパスフィルターやパッドが本体にあるマイクを探している人
  • ラージダイヤフラム・コンデンサーマイクの購入を検討している宅録の人

使う前に知っておきたい点

  • 動作には48Vファンタム電源が必要です。
  • 付属品の一覧は公式ページに載っておらず、マウントやケースの有無は不明です。
  • 価格は公式でUSD $749.00、GBP £499.00、EUR €599が表示されていました。
  • 購入前に確認してください。

価格

$749(Austrian Audio公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Austrian Audioの製品ページでOC616を見る

出典:austrian.audio(2026-10-27確認)

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