BFD3.5の特徴と評価|ドラム音源10製品と比べた強み・弱み

BFD3.5の特徴と評価|ドラム音源10製品と比べた強み・弱み

BFD Drumsのドラム音源「BFD3.5」は、51キットのコアライブラリーと60のミックス済みプリセットキットを収録したアコースティックドラム音源です。ドラムごとにチューニング・ダンピング・マイクを調整でき、タムの共鳴とブリードをモデリングする機能、48種類のエフェクト付きミキサー、82のグルーヴパレットを備えています。

ドラム音源は、本物のドラムの音をパソコンで鳴らせる道具です。叩けなくても、曲にドラムを入れられます。

この記事では、ドラム音源10製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

BFD Drums / ドラム音源
BFD3.5
AランクA(S・A・B・Cの4段階で上から2番目)
点数 4.0/5点(比べた10製品の平均は3.6点)
→ 全体を見る
仕様の最終確認日
2026/09/25
音のリアルさ・作り込み
ドラム単位の調整+ミキサー
打ち込みの手早さ
82パレット+編集
キットの幅
51キット
価格(店・確認日)
記載なし

音源のしくみの図
図:SoundBounty

目次

結論

BFD3.5は、ドラム音源10製品の中でランクAです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Aは上から2番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると4.0点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

得意なこと

  • 音のリアルさ・作り込み(4点):ドラムの音を細かく作り込めます。
  • キットの幅(5点):ジャンルに合わせて選べるキットが多いです。

こんな方にオススメ:生ドラムの音を、キットの選択からマイクやチューニングまで細かく作り込みたい人。

BFD3.5の主な特徴

ドラムごとに作り込める

BFD3.5のドラムエディターには、Tech・Model・Micのセクションがあり、ドラムごとにチューニングやダンピング、マイクの組み合わせを変えられます。ベロシティごとのピッチ調整もできるとメーカーは説明しています。生ドラムの音を、曲に合わせて細かく整えたい場面で役立ちます。

タムの共鳴をモデリング

タムの共鳴とブリード(ほかのマイクへの音の回り込み)をモデリングで加え、キット全体をなじませる機能があります。録音した音をただ鳴らすだけでなく、組み合わせたドラムの状態に合わせて変わる点がメーカーの説明するポイントです。シンバルの余韻のふくらみ(スウェル)を表現するしくみもあります。

ミキサーとエフェクト

内蔵ミキサーには、圧縮やフィルター、EQ、リバーブなど48種類のエフェクトが入っています。外部の信号をサイドチェーンに使えるほか、チャンネルごとに別々の出力へ送れるので、ほかのプラグインで加工することもできます。

グルーヴと51キット

グルーヴセクションには、セッションドラマーの演奏を集めた82のグルーヴパレットと個別のグルーヴが入っています。コアライブラリーは51キットで、60のミックス済みプリセットキットから選んで始められます。

公式動画:bfddrums公式YouTubeチャンネル「Introducing BFD 3.5 | Redefining Virtual Drums」(英語) YouTubeで見る

こんな場面で役立ちます

  • ミックス済みのプリセットキットを選んで、ドラムトラックを素早く作る
  • スネアやマイクの組み合わせを変えて、曲に合う生ドラムの音に整える
  • ドラムを個別の出力に分けて、ほかのプラグインで加工する

項目ごとの評価

音のリアルさ・作り込み:4点/5点

どれだけ大がかりに録音されているか、音をどこまで作り込めるかを見ています。

ドラムごとにチューニング・ダンピング・マイクを調整でき、48種類のエフェクト付きミキサーがあります。ディスク容量は55GBです。

打ち込みの手早さ:3点/5点

曲に合うドラムを早く組み立てられるか(フレーズを探す・自動で作るなど)を見ています。

グルーヴエディターに82のグルーヴパレットと個別のグルーヴがあり、パターンの編集・作成もできます。

キットの幅:5点/5点

ジャンルに合わせて選べるドラムセット(キット)の数を見ています。

コアライブラリーに51キットと、60のミックス済みプリセットキットがあります。

12345音のリアルさ・作り込み4点打ち込みの手早さ3点キットの幅5点
BFD3.510製品の平均
音のリアルさ・作り込み
4/5
見ている点収録の規模と、音をどこまで作り込めるか
この製品ドラム単位の調整+ミキサー
打ち込みの手早さ
3/5
見ている点曲に合うドラムを速く組み立てられるか
この製品82パレット+編集
キットの幅
5/5
見ている点ジャンルに合わせて選べるキットの数
この製品51キット
点数の付け方(ドラム音源)
項目使う数値5点4点3点2点1点
音のリアルさ・作り込み収録の規模と、音をどこまで作り込めるか200GB以上のライブラリーと、ミキサー・エフェクト・自分のサンプルの読み込みまでそろう太鼓の音そのものをパーツ単位で作り変えられ、ミキサーもある10〜20GB級のライブラリーとミキサー小さめのライブラリー—
打ち込みの手早さ曲に合うドラムを速く組み立てられるか合うグルーヴを提案する機能と、曲の形に組み立てる機能がある曲の組み立てと、オーディオからMIDIへの変換などの補助があるたくさんのグルーヴ(1,000以上)を収録、またはグルーヴを変化させる機能があるグルーヴが少ない—
キットの幅ジャンルに合わせて選べるキットの数10キット以上7キット前後に加えて、スネアやキックの追加がある5〜7キット3〜4キット2キット以下

曲のドラムを打ち込むという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「音のリアルさ・作り込み」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。

BFD3.5の対応環境と始め方

対応OSWindows 10(1909以降)/macOS 12以降
プラグインの形式VST2・VST3・AAX(MacはAUも)
単体で起動あり
そのほかディスク空き容量55GB・メモリ8GB以上・認証にインターネット接続が必要

メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。

ほかのドラム音源との比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点音のリアルさ・作り込み打ち込みの手早さキットの幅価格(店・確認日)
ToontrackEZdrummer 3A 3.8約15GB提案+組み立て7キット+追加$179 [公式・10月26日確認]
ToontrackSuperior Drummer 3S 4.5230GB以上組み立て+MIDI化7キット+追加$399 [公式・10月26日確認]
Native InstrumentsStudio DrummerB 2.8約17GB3,300以上3キット¥24,220 [PB・10月26日確認]
IK MultimediaMODO DRUM 1.5A 4.0モデリング1,400以上13キット¥34,850 [PB・10月26日確認]
Steven Slate DrumsSSD5.5S 4.5148キット+ミキサーGroove AI+Song Builder148キット以上$119.99 [公式・10月26日確認]
XLN AudioAddictive Drums 2B 3.3ミキサー+太鼓ごとの編集Beat Transformer3キット(最小構成)$179 [公式・10月26日確認]
BFD DrumsBFD3.5A 4.0ドラム単位の調整+ミキサー82パレット+編集51キット記載なし
Get Good DrumsModern & Massive 2A 3.8Fluid++ミキサー1,500以上パーツ入れ替え$219 [公式・10月26日確認]
Get Good DrumsInvasion 2A 3.8Fluid++ミキサー1,500以上パーツ入れ替え$199(セール中、通常$239) [公式・10月26日確認]
Native InstrumentsAbbey Road Modern DrummerC 1.82キット+ミキサーグルーヴライブラリー2キット$99 [公式・10月26日確認]

機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

あわせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次