Klevgrand「Modley」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Klevgrandの「Modley」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Modley is a modulation delay with effect insert capabilities, which lets you design the whole delay signal with several carefully selected effect modules to create unique signal flows.

—— Klevgrand公式サイトより(原文)

目次

Modleyはどんな製品?

Modleyは、スウェーデンのKlevgrandが作っているマルチFXディレイです。公式は『ディレイの遊び場』と呼び、ディレイの信号全体に、選んだエフェクト・モジュールを挿し込んで独自の信号経路を作れると説明しています。

もちろん、ステレオ・ディレイ、テープ・ディレイ、短いスラップバックなど、従来のディレイとしても使えます。ただし、公式は本領を、パンの揺れ、フェイザー、ディストーション、テープ・サチュレーション、ピッチシフター、ディレイ、リバーブなど、15種類の挿入モジュールにあるとしています。

画面は3つの段に分かれます。Pre(ループの前に入る音を処理)、Loop(フィードバックのループ内で、左から右へ処理)、Post(ループの後)です。フィードバックを0より上にすると、ループ出力の一部が入力に戻ります。

v1.1で、ビットクラッシャー、ステレオ幅(Stereoid)、フィードバック・モードの追加、フィルターのバンドパス対応、ピッチの範囲ノブの追加が行われました。現在は1.1.5で、ウィンドウのズーム機能が付いています。macOS/Windowsで動き、AU・VST・AAX、iPad版はAUv3です。

15種類のエフェクト・モジュール

パンの揺れ、フェイザー、ディストーション、テープ・サチュレーション、ピッチシフター、ディレイ、リバーブ、ビットクラッシャーなどを、好きな順番で挿せます。決まった型がないので、同じプラグインで全く違う音の方向を作れます。

Pre・Loop・Postの3段構成

ループの前、ループの中、ループの後の3か所にモジュールを置けます。ループの中のモジュールはフィードバックのたびに通るので、繰り返すごとに変わっていく効果を作れます。

フリーズ機能

ループの前、または後ろの処理を指定できるフリーズ機能があります。音を止めて伸ばすような効果を試したい人に向くかもしれません。

グローバル・モジュレーションとタイム同期

ディレイ全体にかけるモジュレーションと、DAWのテンポに合わせるタイム同期があります。リズムに合った揺れを簡単に作れます。

内蔵リミッター

出力に内蔵リミッターがあるので、フィードバックを上げたときの大きな音の出方を抑えられます。実験的な設定のときの安全弁になるかもしれません。

プリセットとiPad版

多数のプリセットが付いているので、触り始めのきっかけにできます。公式はiPad用のAUv3版もあると案内していますが、v1.1のデスクトップ版が先行した、との記載があります。

仕様

項目内容
種類マルチFXディレイ
エフェクト・モジュール15種類
構成Pre/Loop/Postの3段
バージョン1.1.5(ウィンドウのズーム機能を追加)
フォーマットAAX/AU/VST(64bit)、iPadはAUv3
対応OSmacOS 10.10以降(M1に最適化)、Windows 7 SP1以降
体験版デモ版は製品版と同じ機能で、時々音が途切れる
価格(公式)59.99ドル

入っているもの・動作環境

  • Modley 本体(AAX/AU/VST)
  • 多数のプリセット
  • Klevgrand Helper(アップデート、インストール、ライセンス認証を管理するツール)
  • 無料のデモ版(製品版と同じ機能、時々音が途切れる)

使い方

  1. Klevgrandのアカウントでサインインし、Klevgrand Helperを入れる。
  2. Klevgrand HelperからModleyをインストールし、ライセンスを認証する。
  3. DAWのトラックにModleyを挿し、まずプリセットから選ぶ。
  4. Preの段に、入力に先に効かせたいモジュールを置く。
  5. Loopの段にモジュールを並べ、フィードバックの量を決める。
  6. Postの段で、ループ後の仕上げのモジュールを置く。
  7. タイム同期やグローバル・モジュレーションを調整する。
  8. 必要に応じて、フリーズ機能や内蔵リミッターを使う。

ボーカルのエコーを個性的にする

ループの中にピッチやフィルターのモジュールを入れると、繰り返すたびに声の響きが変わる効果を作れるかもしれません。

シンセやギターの空間づくり

スラップバックやテープ風のディレイから、リバーブやフェイザーを挟んだ広い空間まで、1つのプラグインで試せるかもしれません。

効果音やトランジション

フリーズやフィードバックを使って、曲の切り替えに使う音を作る使い方が考えられます。

こんな人におすすめ

  • ディレイにエフェクトを自由に組み込んで試したい人
  • フェイザーやリバーブをディレイのループ内で使ってみたい人
  • まず無料デモで試してから買いたい人
  • iPadでも同じ名前のプラグインを使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • デモ版は製品版と同じ機能で、時々音が途切れます。
  • インストールとライセンス認証にはKlevgrand Helperを使います。
  • v1.1はデスクトップ版が先で、iPad版は後からとの記載があります(公式ページの記述)。
  • 現行のバージョンは1.1.5です。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Arturia Delay ETERNITY

Modleyは15種類のエフェクト・モジュールをPre・Loop・Postの3段に挿す構成です。Delay ETERNITYはディレイ・ラインが2系統(左右で計4チャンネル)、モードは5種類、LFOは2基です。

価格

$59.99(Klevgrand公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Klevgrandの製品ページでModleyを見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:klevgrand.se pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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