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Modarttの「Pianoteq 9」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Pianoteq is an award-winning virtual piano and instrument suite. Using physical modelling, it captures the wonderful tone of the instruments, while offering limitless customization.
—— Modartt公式サイトより(原文)
Pianoteq 9はどんな製品?
Pianoteq 9 は、フランスのModarttが作る物理モデリング方式のバーチャルピアノです。録音したサンプルを再生するのではなく、弾くたびに弦やハンマー、響板の振る舞いを計算して音を作ります。
容量は約50MBと小さく、サンプルライブラリのダウンロードが要りません。読み込みが速く、ノートPCでも扱いやすい点を公式が特長として挙げています。
エディションは Stage・Standard・PRO と、全楽器パック入りのStudio Bundleの4種類です。購入時に付属する楽器パックの数(2・3・4個)と、音色を編集できる範囲が段階的に変わります。
Windows、macOS、Linux、iOSで動作し、スタンドアロンのほかVST3・AU・AAX・LV2などのプラグインとして使えます。Pianoteq 9では響板モデルの改善や、最大8本のマイクミックスなどが加わりました。
物理モデリングによる発音
音は演奏のたびにリアルタイムで生成されます。ペダルを踏んだときの共鳴や、前の打鍵が次の音に影響する様子も計算に含まれるとメーカーは説明しています。サンプル容量を気にせず使いたいときに役立つかもしれません。
連続的なダイナミクス
ベロシティ127段階以上に対応し、弱音から強音まで音色が滑らかに変化します。キーボードに合わせたベロシティカーブ調整や、校正アシスタントもあります。
音色の編集(Standard/PRO)
ハンマーの硬さ、弦の長さ、ユニゾン幅、響板のインピーダンスなどを調整できます。ピアノの状態を変えるConditionスライダーやランダム機能もあります。
マイクとミックス
仮想マイクを楽器の周りに配置し、最大5チャンネルまでのミックスができます。20種類以上のマイクタイプがあり、Pianoteq 9では最大8本のマイクを扱えるとされています。
モーフィングとレイヤー
複数の楽器の特性を混ぜるモーフィングや、重ねるレイヤー機能があります。PROでは音ごとに30項目のパラメーターを編集するNote Editも使えます。
豊富な楽器パック
グランドピアノ、電気ピアノ、ギター、ハープ、ハープシコード、打楽器など20種類以上の楽器パックが用意されています。付属パック以外は追加購入で使えます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 方式 | 物理モデリング |
| 対応OS | Windows、macOS、Linux、iOS |
| フォーマット | スタンドアロン、VST3、AAX、LV2、AudioUnit、NKS |
| 容量 | 約50MB |
| 最大サンプルレート | PRO:192kHz/Stage・Standard:48kHz |
| エディション | Stage、Standard、PRO、Studio Bundle |
| 付属楽器パック | Stage 2個/Standard 3個/PRO 4個/Studio Bundleは全て |
入っているもの・動作環境
- Stage:楽器パック2個+無料の歴史的楽器・ベル
- Standard:楽器パック3個、Stageの全機能
- PRO:楽器パック4個、Standardの全機能
- Studio Bundle:PRO+現行の全楽器パック
- 発売後1年以内に出る新パックは無償(登録から1年)
使い方
- 公式サイトから無料トライアルをダウンロードします。
- インストールしてスタンドアロンまたはDAWから起動します。
- MIDIキーボードを接続し、オーディオ出力を設定します。
- ベロシティカーブの校正アシスタントで鍵盤の強弱を合わせます。
- 楽器とプリセットを選んで弾いてみます。
- Standard以上ならマイク位置やハンマー硬さを調整します。
- 気に入ったらエディションを選んで購入し、シリアルを登録します。
- 登録時に付属の楽器パックを選びます。
宅録のピアノパート
軽く、読み込みが速いため、曲づくりの途中で気軽に立ち上げやすいかもしれません。
ライブやステージ
Stageは低価格のエントリー版と案内されており、演奏用の音源として使えるかもしれません。
サウンドデザイン
モーフィングやレイヤーを使い、実在しない楽器の音を作る使い方も考えられます。
練習用
サンプル容量が小さいので、練習用の電子ピアノ代わりにもなるかもしれません。
こんな人におすすめ
- サンプル容量を避けたい人
- ピアノの音色を細かく調整したい人
- ノートPCで使える音源を探している人
- 無料トライアルで確かめてから買いたい人
使う前に知っておきたい点
- 無料トライアルは一部の鍵が無効になり、しばらくすると無音になります。
- Stageではプリセットの読み込みがインターフェースにある項目に限られます。
- 旧版からのアップグレードは29ドルです。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
Pianoteq 9 Standard / PRO
Stageは楽器パック2個で139ドル、Standardは3個で269ドル、PROは4個で399ドルです。最大サンプルレートはPROが192kHz、他は48kHzです。
価格
$139(Modartt公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
同じ種類の製品を探すときは
同じ種類の紹介記事です。
- Modartt Pianoteq 追加楽器(Add-ons)
- Krotos Weaponiser
- Audio Modeling SWAM Cello v3
- Synthogy Ivory 3 German D
- Tracktion SpaceCraft
- Tracktion Waverazor
掲載している製品の一覧は 製品データベース:ソフト音源 にあります。
出典:modartt.com(2026-10-27確認)

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