Ohmforce「Ohmicide-S」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Ohmforceの「Ohmicide-S」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Ohmicide-S is a multiband distortion and dynamics plugin designed for advanced sound design and mixing.

—— Ohmforce公式サイトより(原文)

目次

Ohmicide-Sはどんな製品?

Ohmicide-S(公式表記は ohmicide[S])は、Ohmforce のマルチバンド・ディストーション/ダイナミクスのプラグインです。Plugin Boutique のページでは、サウンドデザインとミキシング向けと紹介されています。2007年に登場した初代 Ohmicide の流れをくむ新しい製品として作られました。

中心になるのは、37種類の歪みの基本アルゴリズムです。それぞれに Standard、XXX(よりアナログ寄り)、ODD(壊れた感じ)の3モードがあり、合計111のアルゴリズムが使えます。ギターアンプやコンソール、ターンテーブルを思わせるものから、尖ったキュービックやV字型の歪みまで、分類されています。

信号は最大7つの帯域に分けて処理できます。帯域を周波数で分けるか並列にするかを選べ、低域専用のX帯域を常に使え、前後にもバンドを置けます。歪みのほかに、アップワードのコンプレッサー/エキスパンダー、ゲート、フィルター、フィードバックの回路も入っています。

操作面では、1プリセットにつき4つのマクロ(Macros²)を自由に割り当てられ、あらゆる音声パラメーターに変調をかけられます。プリセットは108個で、うち30個は Ohmicide に詳しいエンジニア集団 Keep Forest によるものです。内蔵のブラウザーでは、バンクやプリセットの説明を画面上で読めます。

37種類×3モード=111の歪み

ギターアンプ、コンソール、ターンテーブル風から、尖ったシンセ向けの歪みまで分類された大きなライブラリーです。説明は画面内に自己文書化されています。

最大7バンドの柔軟なルーティング

周波数で分割する直列と並列の両方を選べます。低域用のX帯域を残しておけるので、低域を別に扱いたいときに便利かもしれません。

アップワード・コンプ/エキスパンダー

2つのつまみで、歪ませた音の中に隠れた質感を引き出す役割と案内されています。歪みの前後でダイナミクスを整える使い方ができます。

ゲート・フィルター・フィードバック

ノイズやシグナルをゲートする、帯域を削る、共振させる、フィードバックを切る・放つ、モノかステレオかを選ぶ、といった操作が1つのプラグイン内にまとまっています。

Macros² と変調

1プリセットに4つのコントローラーを置け、割り当て数に上限はなく、範囲と応答カーブも設定できます。エンベロープフォロワーやADSRでの変調も案内されています。

画面内ドキュメント付きのプリセット

108のプリセットには、ビジュアルなバンクと説明が付きます。初めてでも、どのプリセットが何をしているかを画面上で確かめながら進められます。

仕様

項目内容
種類マルチバンド・ディストーション/ダイナミクス
歪みアルゴリズム111(37種類×3モード)
バンド最大7
プリセット108(うち30は Keep Forest 制作)
対応形式AAX・VST3(64bitのみ)、AU・VST2(32/64bit)
対応OSmacOS Monterey以降(Intel / Apple silicon)、Windows 10 / 11
推奨環境4GB RAM、4コア3.4GHz(または M1)、空き1GB、OpenGL 3.2対応GPU
注意WindowsではARMプロセッサー非対応

入っているもの・動作環境

  • ohmicide[S] プラグイン本体
  • 108個のプリセット
  • ユーザーマニュアル(メーカーサイト)
  • 公式サイトにデモ版あり

使い方

  1. 購入するか、公式サイトからデモ版を入手してインストールします。
  2. DAWで、歪ませたいトラックに ohmicide[S] を挿します。
  3. まずプリセットのバンクを開き、画面内の説明を読みながら近い音を選びます。
  4. バンドの分割方法(直列か並列か)と周波数を決めます。
  5. 各バンドの歪みタイプと3つのモードを切り替えて、質感を探ります。
  6. アップワード・コンプやゲートで、音の暴れ具合を整えます。
  7. 4つのマクロを割り当てて、動かしたい要素をまとめて操作できるようにします。
  8. 必要ならエンベロープフォロワーやADSRで動きをつけます。

シンセやベースの音作り

帯域ごとに別の歪みをかけたいベースやリードで、低域をXバンドに分けて扱う使い方が考えられます。

ドラムバスやミックスの味付け

並列ルーティングと軽いアップワード・コンプを組み合わせて、質感を足す使い方ができるかもしれません。

動きのある効果音づくり

マクロや変調を使えば、時間とともに歪みが変わる効果音づくりに向くかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 音づくりで歪みを細かく設計したいサウンドデザイナー
  • 帯域ごとに別々の歪みを試したい人
  • マクロやモジュレーションで動きをつけるのが好きな人

使う前に知っておきたい点

  • 公式の通常価格はユーロ表示です。Plugin Boutique のドル価格と為替の都合で金額は異なります。
  • 対応OSは macOS Monterey 以降、Windows 10/11 です。Windows の ARM は非対応です。
  • 制御の数が多い製品です。まずプリセットから入る方法が案内されています。
  • OpenGL 3.2対応のGPUが推奨環境に挙げられています。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Waves MultiMod Rack

Ohmicide-S は最大7バンドで、111の歪みアルゴリズムを持ちます。MultiMod Rack は3バンドの分割で、Abbey Road Saturator・Berzerk・MDMXの3系統のほか、オートパンやコーラスなど6種類のエフェクトを入れ替えて使います。

価格

$118(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Ohmforceの製品ページでOhmicide-Sを見る

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掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:ohmforce.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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