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Waves (Solid State Logic ライセンス)の「SSL EV2 Channel」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Now you can choose between the original, gritty SSL 'O2' Brown Knob EQ vs. the clean '242' Black Knob EQ.
—— Waves (Solid State Logic ライセンス)公式サイトより(原文)
SSL EV2 Channelはどんな製品?
SSL EV2 Channel は、Wavesが提供するチャンネルストリップ型のプラグインです。SSLの4000番台コンソールに由来するE系チャンネルを下敷きに、マイク・ライン入力段、フィルター、コンプレッサー/リミッター、ゲート/エクスパンダー、EQまでを1つの画面にまとめています。
EQは、初期のSSLらしい癖のある「O2」ブラウンノブ系と、よりクリーンな「242」ブラックノブ系の2種類から切り替えられます。1つのプラグインで2つの方向性のEQを試せるので、素材に合わせて選び直したい場面で便利かもしれません。
新しく設計されたマイク/ラインのプリアンプ段も入っています。アナログ式のスイッチでTHD(高調波ひずみ)を加えるか、切ってデジタルらしい素直さにするかを選べます。ボーカルやギターを録った後に、質感を足したいときの選択肢になります。
フィルターは高域・低域が分かれており、EQやフィルターをダイナミクスの前に置くか後に置くかも切り替えられます。内部・外部のサイドチェイン、ステレオの広がりを調整するWidthコントロール、公式が600種類以上と案内するプリセットも備えます。
2種類のEQ
EQは「O2」ブラウンノブと「242」ブラックノブを切り替えられます。同じ周波数帯の調整でも性格の違うEQを使い分けられるため、素材ごとに試して選びたいときに役立つかもしれません。
コンプレッサー/リミッター
ダイナミクス部にはソフトニー式のコンプレッサー/リミッターがあります。ボーカルやドラムの音量差をならしたいときに、チャンネル内で完結して処理できます。
ゲート/エクスパンダー
同じダイナミクス部にゲート/エクスパンダーも入っています。マイクにかぶった不要な音を抑えたいときなどに使えるかもしれません。
マイク/ラインのプリアンプ
新設計のマイク/ライン入力段で、アナログ式のスイッチによりTHDを加えられます。切ればデジタルらしいクリアさになります。録音済みの素材に質感を足したいときの調整に向きます。
柔軟な信号ルーティング
高域用・低域用に分かれたフィルターを持ち、EQやフィルターをダイナミクスの前後どちらにも置けます。コンプの効き方が変わるため、処理の順序を試したいときに便利です。
サイドチェイン
内部・外部の両方のサイドチェインに対応し、ルーティングも柔軟です。キックに合わせてベースを引っ込めるような使い方を試せます。
Width とプリセット
出力側にはモノ・ステレオ・リバースステレオを選べる Width コントロールがあります。600種類以上のプリセットも用意され、設定の出発点にできます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | チャンネルストリップ(EQ・ダイナミクス・プリアンプ) |
| チャンネル構成 | モノ/ステレオ |
| レイテンシー | 44.1・48kHzで59サンプル、88.2・96kHzで20サンプル |
| 対応フォーマット | AAX Native/AudioSuite、AU、VST3 ほか |
| 対応Wavesバージョン | V13〜V17 |
| プリセット | 600種類以上 |
入っているもの・動作環境
- 対応OS(Mac):Intel/Apple Silicon、macOS Sonoma 14・Sequoia 15・Tahoe 26 など
- 対応OS(Windows):Windows 10 64bit または Windows 11(x64のIntel/AMD)
- メモリ16GB・空き容量30GB、画面1920×1080推奨
- Pro Tools、Logic Pro、Ableton Live、Cubase、Reaper、FL Studio などで利用可能
- Waves StudioRack、SuperRack にも対応
使い方
- Waves Central でプラグインをインストールし、ライセンスを有効化します。
- DAWのトラックのインサートにSSL EV2 Channelを立ち上げます。
- まずプリセットを選び、全体の設定を確認します。
- 入力段のゲインを調整し、必要に応じてアナログスイッチでTHDを加えます。
- EQを「O2」か「242」から選び、帯域を調整します。
- ダイナミクス部のコンプレッサーやゲートを必要に応じて設定します。
- EQとダイナミクスの順序を切り替えて、効き方を比べます。
- 最後にWidthと出力レベルを整えます。
ボーカルのトラック処理
フィルターで不要な低域を整え、コンプで音量差をならし、EQで輪郭を整えるという流れを1台で試せるかもしれません。録音後の下処理に向きます。
ドラムやギターのバス
ゲートやコンプでドラムの粒をそろえ、ブラウンノブ系のEQで質感を足すような使い方が考えられます。
配信・ナレーションの声
ゲートとコンプ、EQをまとめて使えるため、声の音量差やこもりを整えたい配信や宅録のナレーションでも使えるかもしれません。
こんな人におすすめ
- 1つのプラグインで録音後の処理を一通り済ませたい人
- SSLのチャンネルの構成に興味がある人
- EQの性格を切り替えて試したい人
使う前に知っておきたい点
- Wavesのライセンスが必要で、Waves Central(無料アプリ)で管理します。
- メモリ16GB以上、空き容量30GBが公式の要件です。
- SSL公式の製品ではなく、SSLの許諾を受けたWavesの製品です。
価格
価格は、公式ページでご確認ください。
公式ページに通常価格として149ドルの表示がありますが、通貨の記載がなく、期間限定の値引き価格も同時に出ているため、価格は載せません。Wavesは月額・年額のサブスクにも含まれます。
Waves (Solid State Logic ライセンス)の製品ページでSSL EV2 Channelを見る
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掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。
出典:waves.com(2026-10-27確認)

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