IK Multimediaのドラム音源「MODO DRUM 1.5(モードドラム)」の特徴と評価

IK Multimediaのドラム音源「MODO DRUM 1.5(モードドラム)」の特徴と評価

IK Multimediaのドラム音源「MODO DRUM 1.5」は、録音した音を鳴らすのではなく、モーダル合成(物理モデリング)でその場で音を作るドラム音源です。最大13キット、1,400以上のグルーヴ(ノリやリズムのパターン)、19種類のエフェクト付きミキサーを備えています。

ドラム音源は、本物のドラムの音をパソコンで鳴らせる道具です。叩けなくても、曲にドラムを入れられます。

この記事では、ドラム音源10製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

IK Multimedia MODO DRUM 1.5
IK Multimedia / ドラム音源
MODO DRUM 1.5
AランクA(S・A・B・Cの4段階で上から2番目)
点数 4.0/5点(比べた10製品の平均は3.6点)
→ 全体を見る
仕様の最終確認日
2026/09/25
音のリアルさ・作り込み
モデリング
打ち込みの手早さ
1,400以上
キットの幅
13キット
価格(店・確認日)
¥34,850 [PB・10月26日確認]

画像:IK Multimedia公式サイトの製品画像(プレス向け)より

目次

結論

MODO DRUM 1.5は、ドラム音源10製品の中でランクAです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Aは上から2番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると4.0点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

得意なこと

  • 音のリアルさ・作り込み(4点):ドラムの音を細かく作り込めます。
  • キットの幅(5点):ジャンルに合わせて選べるキットが多いです。

こんな方にオススメ:太鼓の大きさや素材など、ドラムの音そのものを自由に作り変えたい人。

MODO DRUM 1.5の主な特徴

録音ではなくモデリングで鳴らす

MODO DRUMは、録音した音を鳴らすのではなく、太鼓の鳴り方を計算して音を作る(モデリング)ドラム音源です。太鼓の大きさや素材、チューニングなどを変えて、音そのものを作り変えられます。操作はその場で音に反映されるので、鳴らしながら音を作れます。

13のドラムキット

MODO DRUM 1.5には13のドラムキットが入っています。手ごろなSEとCSの版もあり、Custom Shopから必要なキットだけを追加できます。ミキサーで、マイクの混ぜ方やエフェクトも調整できます。

1,400以上のグルーヴ

1,400以上のグルーヴを収録していて、ジャンルに合うパターンを選んで使えます。キットの音を作り変えても、同じグルーヴで鳴らして聞き比べられます。

こんな場面で役立ちます

  • 太鼓の大きさやチューニングを変えて、曲に合うドラムの音を作る
  • グルーヴを選んで、ドラムトラックの下書きを作る
  • ジャンルの違う曲で、同じキットを作り変えて使い回す

項目ごとの評価

音のリアルさ・作り込み:4点/5点

どれだけ大がかりに録音されているか、音をどこまで作り込めるかを見ています。

録音した音ではなくモデリングで音を作るので、太鼓の大きさや素材など、音そのものを作り変えられます。ミキサーもあります。

打ち込みの手早さ:3点/5点

曲に合うドラムを早く組み立てられるか(フレーズを探す・自動で作るなど)を見ています。

1,400以上のグルーヴを収録しています。

キットの幅:5点/5点

ジャンルに合わせて選べるドラムセット(キット)の数を見ています。

最大13のキットがあります。

12345音のリアルさ・作り込み4点打ち込みの手早さ3点キットの幅5点
MODO DRUM 1.510製品の平均
音のリアルさ・作り込み
4/5
見ている点収録の規模と、音をどこまで作り込めるか
この製品モデリング
打ち込みの手早さ
3/5
見ている点曲に合うドラムを速く組み立てられるか
この製品1,400以上
キットの幅
5/5
見ている点ジャンルに合わせて選べるキットの数
この製品13キット
点数の付け方(ドラム音源)
項目使う数値5点4点3点2点1点
音のリアルさ・作り込み収録の規模と、音をどこまで作り込めるか200GB以上のライブラリーと、ミキサー・エフェクト・自分のサンプルの読み込みまでそろう太鼓の音そのものをパーツ単位で作り変えられ、ミキサーもある10〜20GB級のライブラリーとミキサー小さめのライブラリー—
打ち込みの手早さ曲に合うドラムを速く組み立てられるか合うグルーヴを提案する機能と、曲の形に組み立てる機能がある曲の組み立てと、オーディオからMIDIへの変換などの補助があるたくさんのグルーヴ(1,000以上)を収録、またはグルーヴを変化させる機能があるグルーヴが少ない—
キットの幅ジャンルに合わせて選べるキットの数10キット以上7キット前後に加えて、スネアやキックの追加がある5〜7キット3〜4キット2キット以下

曲のドラムを打ち込むという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「音のリアルさ・作り込み」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。

MODO DRUM 1.5の画面・イメージ

MODO DRUM 1.5
画像:IK Multimedia公式サイトの製品画像(プレス向け)より

MODO DRUM 1.5
画像:IK Multimedia公式サイトの製品画像(プレス向け)より

専門誌の評価(参考・点数には含めていません)

海外の音楽制作誌のレビューで挙げられていた主な点を、編集部が要約しました。

Sound On Sound(2019年12月)

  • 同じ強さで細かい音を連打しても、機械的な繰り返しは聞き取れなかったと、評者が試した結果を紹介
  • 叩く位置やスティックの先の種類などを細かく変えられる点を紹介

出典:Sound On Soundのレビュー(英語)

MODO DRUM 1.5の対応環境と始め方

対応OSWindows 7以降(64ビット)/Mac(macOS 10.9以降)
プラグインの形式Windows:VST2・VST3・AAX/Mac:AU・VST2・VST3・AAX(64ビット)
単体で起動あり

メーカー公式ページで2026年9月27日に確認しました。

ほかのドラム音源との比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点音のリアルさ・作り込み打ち込みの手早さキットの幅価格(店・確認日)
ToontrackEZdrummer 3A 3.8約15GB提案+組み立て7キット+追加$179 [公式・10月26日確認]
ToontrackSuperior Drummer 3S 4.5230GB以上組み立て+MIDI化7キット+追加$399 [公式・10月26日確認]
Native InstrumentsStudio DrummerB 2.8約17GB3,300以上3キット¥24,220 [PB・10月26日確認]
IK MultimediaMODO DRUM 1.5A 4.0モデリング1,400以上13キット¥34,850 [PB・10月26日確認]
Steven Slate DrumsSSD5.5S 4.5148キット+ミキサーGroove AI+Song Builder148キット以上$119.99 [公式・10月26日確認]
XLN AudioAddictive Drums 2B 3.3ミキサー+太鼓ごとの編集Beat Transformer3キット(最小構成)$179 [公式・10月26日確認]
BFD DrumsBFD3.5A 4.0ドラム単位の調整+ミキサー82パレット+編集51キット記載なし
Get Good DrumsModern & Massive 2A 3.8Fluid++ミキサー1,500以上パーツ入れ替え$219 [公式・10月26日確認]
Get Good DrumsInvasion 2A 3.8Fluid++ミキサー1,500以上パーツ入れ替え$199(セール中、通常$239) [公式・10月26日確認]
Native InstrumentsAbbey Road Modern DrummerC 1.82キット+ミキサーグルーヴライブラリー2キット$99 [公式・10月26日確認]

機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

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