Blue Cat Audioは、DAW(録音・制作ソフト)用のプラグインを多く出しているメーカーです。公式サイトには、有料の製品に加えて、無料で配っているフリーウェア(無料で使えるソフト)のカテゴリーがあります。そのなかで、定番のものをまとめた詰め合わせが「Freeware Plug-ins Pack II」です。コーラス、フランジャー、フェイザー、EQ、スペクトラムアナライザーなどが入っています。このページでは、入手方法と、入っているプラグインの特徴、使いどころをまとめます。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。無料かどうかと、機能・対応形式は、2026年10月16日ごろにメーカー公式ページで確認した内容です。配布の条件は変わることがあるので、入手の前に公式ページでご確認ください。
Blue Catの無料プラグインの入手手順
- Freeware Plug-ins Pack II公式ページ(無料)を開きます。
- ページの「DOWNLOAD」から、お使いのOSと形式に合ったものを選びます。Mac用はアプリ・AAX・AU・VST・VST3、Windows 64ビット用はアプリ・AAX・VST・VST3が並んでいます。
- ダウンロードしたインストーラーを実行します。
- DAWを開き、プラグインの再スキャンを行います。
- トラックのエフェクトに、使いたいプラグインを読み込みます。
公式は、このパックについて「ドングル(認証用の機器)も、登録も、必須のニュースレター購読も要らない」と案内しています。
Freeware Plug-ins Pack IIの中身
公式ページによると、パックには8本の製品が入っています。それぞれを、公式の説明をもとに紹介します。
- Blue Cat’s Chorus:公式が「無料のヴィンテージ・コーラス」と呼ぶエフェクトです。軽いアンサンブル感から、深い変調まで作れると説明しています。ステレオ版には、広がりを調整するSpreadコントロールがあります。
- Blue Cat’s Flanger:70〜80年代に広く使われたフランジャー(音をわずかに遅らせたものを重ねて、うねりを出す効果)です。ドラム、声、シンセ、ギターなどに、ほのかな効果から深い効果まで使えると公式が案内しています。
- Blue Cat’s Phaser:古いアナログ・フェイザーの回路をモデルにしたフェイザー(位相をずらして、音を揺らす効果)です。
- Blue Cat’s Free Amp:ギター/ベース用のアンプシミュレーターです。4種類のアンプモデルが入っていると公式が説明しています。
- Blue Cat’s Triple EQ:3バンドのセミパラメトリックEQ。1つのフィルターのように操作できる設計で、カーブの形も変えられると説明されています。
- Blue Cat’s FreqAnalyst:スペクトラムアナライザー(音の周波数成分をリアルタイムに表示するメーター)です。音を聴くだけでは分かりにくい帯域の状態を、目で確認できます。
- Blue Cat’s Gain Suite:1つまたは複数のトラックの音量を同時にコントロールするための、ゲイン系ユーティリティーです。
- Blue Cat’s Freeceiver:Blue Cat Audioの別製品「Connector」や「Fader Hub」から、ネットワーク経由で送られてきた音声やMIDIを受信するためのプラグイン兼アプリです。
Blue Catの無料プラグインの特徴
- 幅広い形式に対応(メーカー公表):公式は、MacとWindowsの両方で、VST・VST3・AAX・AUの各形式が使えると案内しています。Freeceiverはスタンドアロンアプリとしても使えます。
- オートメーションとMIDI操作(メーカー公表):コーラスの更新履歴には、すべてのパラメーターを、MIDIノートやピッチベンド、アフタータッチなどで操作できると記されています(2026年10月2日の更新)。ほかのプラグインも、同日に更新されています。
- パックの利用者の声(メーカー掲載):公式ページには、ユーザーのコメントや雑誌のレビューが載っています。ただし、これは販売元が選んで載せたもので、公式の説明の一部として読んでおくのがよさそうです。
- PDFのマニュアルと基本プリセット(メーカー掲載):公式ページに引用されたレビューでは、これらが付属していると触れられています。
Blue Catの無料プラグインはこんな人におすすめ
- コーラス、フランジャー、フェイザーなどの揺らし系エフェクトを、無料でそろえたい人
- DAW付属のエフェクトに物足りなさを感じ、別の候補を探している人
- ギターやベースを、アンプシミュレーターで手軽に試したい人
- スペクトラムアナライザーで、ミックスの帯域バランスを目で確かめたい人
- VST・AU・AAXなど、いろいろな形式で同じプラグインを使いたい人
反対に、最新の高機能なEQやコンプを探している人は、有料の上位製品を比べるほうが合うかもしれません。公式サイトにはBlue Catの有料製品も並んでいます。
Blue Catの無料プラグインを使うコツ
- 揺らし系のエフェクト(コーラス・フランジャー・フェイザー)は、かけすぎると音が不自然になりがちです。最初は、原音との混ぜ具合を低めにして試すのが無難です。
- FreqAnalystを使うと、EQで削ったあとの帯域の変化を、耳と目の両方で確かめられます。
- Free Ampは、DAWのトラックにアンプの音色を足したいときに使えそうです。4つのモデルを切り替えて比べてみましょう。
- 使いたいプラグインが決まっているなら、公式の個別ページにダウンロードボタンがある場合もあります。Free Packに入っていることは、個別ページの「Also in Bundle」の表示で分かります。
入手時の注意
- 対応OS:公式のBlue Cat’s Chorusのページでは、Macは「IntelまたはApple Siliconのプロセッサー、Mac OS 10.9以降、64ビット対応のVST/AU/AAXホスト」、Windowsは「SSE2対応のプロセッサー、Windows Vista・7・8・10・11、VST/AAXホスト(32または64ビット)」とされています。パックの他のプラグインの要件は、各プラグインの公式ページでご確認ください。
- 旧式のWindows向け:パックのダウンロード欄には、32ビット版(レガシー)も並んでいます。
- 形式の違い:WindowsのAU版は、公式の一覧には出ていません。Windowsで使うのは、VST・VST3・AAXが基本になります。
- ファイルは、必ず公式サイトから入手してください。
よくある質問
Q. 本当に無料ですか?
公式のパックのページに「100% free!」「Price: Freeware」と書かれています。ただし、Blue Cat Audioの公式サイトには有料の製品もあります。ダウンロードする前に、ページの「Price」の表示がFreewareになっているか確認すると安心です。
Q. 無料プラグインはほかにもありますか?
公式のカテゴリー一覧には、Freewareが9本と表示されています。このパックの8本とは別のものもあるので、公式サイトの「Freeware」一覧でご確認ください。
Q. 日本語で使えますか?
公式サイトには日本語のページが用意されています。プラグイン画面の言語については、公式ページで確認できませんでした。
Blue Cat Audioの無料プラグインは、Freeware Plug-ins Pack II公式ページ(無料)から入手できます。
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