ドラム音源のおすすめ10選|宅録・DTM向けに目的別で比較【2026年】

ドラム音源は、本物のドラムの音をパソコンで鳴らすためのソフトです。歌ってみたのオケ作りや自作曲で、ドラムを打ち込むときに使います。

収録されている音の量やキットの数だけでなく、曲に合うフレーズ(グルーヴ)を探したり、曲の形に組み立てたりする機能の有無も選ぶポイントです。

この一覧は、ドラム音源10製品を音のリアルさ・作り込み・打ち込みの手早さ・キットの幅の3項目で比べたものです。点は「目的に対してどれだけ優れているか」を項目ごとの条件に当てはめて決めていて、根拠はメーカー公式の情報です。価格は点数に含めていません。

※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

目的別のおすすめ

  • ドラムを打ち込んだことがないなら:EZdrummer 3(ランクA)— 合うグルーヴの提案から曲の組み立てまで、打ち込みを助ける機能が充実しています。
  • 生ドラムの音を作り込みたいなら:Superior Drummer 3(ランクS)— 230GB以上のライブラリーとミキサー・エフェクトで細かく作り込めます。
  • いろいろなキットを使い分けたいなら:MODO DRUM 1.5(ランクA)— 13キットがあり、太鼓の音そのものも作り変えられます。

ランクのティアリスト

ランクは、メーカー公式の機能・仕様をもとにした評価で、音質の優劣ではありません。同じ段の中は、点数の高い順です。根拠は評価の付け方にあります。

評価項目ごとのティア表

総合のランクが同じでも、項目ごとに強みは違います。表の見出しを押すと、その項目のランクが高い順に並べ替えられるので、ほしい機能で選ぶときに使ってください。

製品総合音のリアルさ・作り込み収録の規模と、音をどこまで作り込めるか打ち込みの手早さ曲に合うドラムを速く組み立てられるかキットの幅ジャンルに合わせて選べるキットの数
ToontrackSuperior Drummer 3S4.5S230GB以上A組み立て+MIDI化A7キット+追加
Steven Slate DrumsSSD5.5S4.5A148キット+ミキサーSGroove AI+Song BuilderS148キット以上
IK MultimediaMODO DRUM 1.5A4.0AモデリングB1,400以上S13キット
BFD DrumsBFD3.5A4.0Aドラム単位の調整+ミキサーB82パレット+編集S51キット
ToontrackEZdrummer 3A3.8B約15GBS提案+組み立てA7キット+追加
Get Good DrumsModern & Massive 2A3.8AFluid++ミキサーB1,500以上Aパーツ入れ替え
Get Good DrumsInvasion 2A3.8AFluid++ミキサーB1,500以上Aパーツ入れ替え
XLN AudioAddictive Drums 2B3.3Aミキサー+太鼓ごとの編集BBeat TransformerC3キット(最小構成)
Native InstrumentsStudio DrummerB2.8B約17GBB3,300以上C3キット
Native InstrumentsAbbey Road Modern DrummerC1.8C2キット+ミキサーCグルーヴライブラリーC2キット

列の見出しを押すと、その項目で並べ替えられます(もう一度押すと逆順)。各マスは、その項目の点(1〜5点)を、5点=S・4点=A・3点=B・2点以下=Cで表したものです。「—」は点のない項目です。メーカー公式の機能・仕様での評価で、音質の優劣ではありません。点の付け方は評価の付け方にあります。

点数順の主な製品

この比較で点数が高い順に、最大9製品(シリーズは1つにまとめています)を並べています。画像はメーカー公式のプレス用画像で、ない製品は製品名のカードを表示しています。全体の順位とランクの根拠は、下のティア表と各製品のページにあります。

S4.2点以上A3.4点以上B2.6点以上C2.6点未満点数の付け方

ドラム音源の選び方

音源のしくみの図
図:SoundBounty

すぐ使える演奏パターンがあるか

ドラムを打ち込むのに慣れていない人は、曲のジャンルに合わせた演奏パターン(MIDI)が多く入っている製品が便利です。パターンを並べるだけで、ドラムのパートを作れます。

音作りをどこまでしたいか

マイクの位置や部屋の響きまで細かく調整したい人は、音作りの自由度が高い製品が向いています。手早く済ませたい人は、完成した音のプリセットが充実したものを選んでください。

必要な容量

ドラム音源は容量が大きいものがあります。パソコンの空き容量も確認しておくと安心です。

製品ごとのひとこと

Superior Drummer 3(ランクS)

230GB以上のドラム音(7キット、スネア25・キック16)を収録した大型のドラム音源です。35種類のミキサーエフェクト、ドラムのオーディオをMIDIに変換する機能、11.1chのイマーシブ再生、自分のサンプルの読み込みに対応しています。生ドラムの音作りやミックスまで、細かく作り込みたい人に向いています。

Toontrack Superior Drummer 3の画面
画像:Toontrack公式サイトの製品画像より

SSD5.5(ランクS)

148以上のドラムキットと2,400以上のMIDIグルーヴを収録したドラム音源です。曲を読み込ませると合うグルーヴを提案する「Groove AI」と、イントロやサビを並べて曲の形に組み立てる「Song Builder」があり、ミキサー画面で太鼓ごとの音作りもできます。曲に合うドラムを手早く作りたい人。いろいろなジャンルのキットを使い分けたい人に向いています。

Steven Slate Drums SSD5.5の画面

MODO DRUM 1.5(ランクA)

録音した音を鳴らすのではなく、モーダル合成(物理モデリング)でその場で音を作るドラム音源です。最大13キット、1,400以上のグルーヴ、19種類のエフェクト付きミキサーを備えています。太鼓の大きさや素材など、ドラムの音そのものを自由に作り変えたい人に向いています。

IK Multimedia MODO DRUM 1.5の画面
画像:IK Multimedia公式サイトの製品画像(プレス向け)より

BFD3.5(ランクA)

51キットのコアライブラリーと60のミックス済みプリセットキットを収録したアコースティックドラム音源です。ドラムごとにチューニング・ダンピング・マイクを調整でき、タムの共鳴とブリードをモデリングする機能、48種類のエフェクト付きミキサー、82のグルーヴパレットを備えています。生ドラムの音を、キットの選択からマイクやチューニングまで細かく作り込みたい人に向いています。

EZdrummer 3(ランクA)

7つのキットと約15GBのドラム音、MIDIグルーヴのライブラリーを収録したドラム音源です。オーディオやMIDIをドラッグすると合うグルーヴを提案する「Bandmate」、タップで探す「Tap2Find」、曲の形に並べる「Song Creator」など作曲を助ける機能があります。ドラムを打ち込んだことがなく、曲に合うフレーズを探して並べるところから始めたい人に向いています。

Toontrack EZdrummer 3の画面
画像:Toontrack公式サイトの製品画像より

Modern & Massive 2(ランクA)

ロックとメタル向けのドラム音源で、スネア9・キック7・タム4セット・シンバル21を収録しています。Fluid+という独自技術でドラムとシンバルの反応をモデリングし、ミキサーと100以上のミックスプリセット、1,500以上のグルーヴを備えています。ロックやメタルのドラムを、ミックス済みの音で素早く作りたい人に向いています。

Invasion 2(ランクA)

ヘヴィな音楽向けのドラム音源で、スネア10・キック7・タム24(ロートタム含む)・シンバル28を収録しています。Fluid+という独自技術、ミキサーと100以上のミックスプリセット、1,500以上のグルーヴを備え、必要な容量は23GBです。メタルなど激しいジャンルのドラムを、パーツを選んで作り込みたい人に向いています。

Addictive Drums 2(ランクB)

好きなドラムキットとMIDIビートパックを選んで組み合わせる形のドラム音源です。3キット・6キット・10キットの組み合わせがあり、ミキサーとエフェクト、太鼓ごとの編集、グルーヴを変化させる「Beat Transformer」を備えています。必要なキットだけを選んで、手ごろに始めたい人に向いています。

XLN Audio Addictive Drums 2の画面

Studio Drummer(ランクB)

Pearl・Yamaha・Sonorの3つのキット(約17GB、24bit)と、3,300以上のグルーヴパターンを収録したドラム音源です。エフェクト付きのミキシング画面も備えています。定番メーカーのキットの音と、たくさんのグルーヴパターンを手ごろにそろえたい人に向いています。

Native Instruments Studio Drummerの画面

Abbey Road Modern Drummer(ランクC)

ロンドンのAbbey Road Studiosで録音した2つのドラムキット(Sparkle KitとWhite Kit)を収録した、Kontakt用のドラム音源です。ミキサーとエフェクト、プロのドラマーが演奏したMIDIグルーヴのライブラリーがあります。ポップやロック向けの、Abbey Roadで録られたドラムの音を手軽に使いたい人に向いています。

よくある質問

Q. ドラムが叩けなくても使えますか?

使えます。演奏パターンを選んで並べる、マウスで打ち込むなどの方法でパートを作れます。

Q. DAW付属のドラムとの違いは?

付属のものでも曲は作れます。専用の音源は、音のリアルさ、演奏パターンの数、音作りの自由度が高いのが違いです。

Q. 歌ってみたのオケ作りに必要?

オケを自分で作るなら便利です。配布されたオケを使う場合は必要ありません。

点数の付け方

点数の付け方(ドラム音源)
項目使う数値5点4点3点2点1点
音のリアルさ・作り込み収録の規模と、音をどこまで作り込めるか200GB以上のライブラリーと、ミキサー・エフェクト・自分のサンプルの読み込みまでそろう太鼓の音そのものをパーツ単位で作り変えられ、ミキサーもある10〜20GB級のライブラリーとミキサー小さめのライブラリー—
打ち込みの手早さ曲に合うドラムを速く組み立てられるか合うグルーヴを提案する機能と、曲の形に組み立てる機能がある曲の組み立てと、オーディオからMIDIへの変換などの補助があるたくさんのグルーヴ(1,000以上)を収録、またはグルーヴを変化させる機能があるグルーヴが少ない—
キットの幅ジャンルに合わせて選べるキットの数10キット以上7キット前後に加えて、スネアやキックの追加がある5〜7キット3〜4キット2キット以下

曲のドラムを打ち込むという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「音のリアルさ・作り込み」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。

点数とランクの考え方は「評価の付け方」にまとめています。製品は順に追加していきます。

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