MT Power Drum Kit 2は、無料で使えるドラム音源(打ち込みでドラムの音を鳴らすプラグイン)です。ドイツのManda Audioが公式サイトで配布しており、ポップ・ロック・メタルのミックスで使いやすいように、あらかじめ音を整えた生ドラムのサンプル(録音した音)が入っています。このページでは、入手方法・特徴・使いどころ・入手時の注意をまとめます。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。無料かどうかと、機能・対応形式は、2026年10月16日ごろにメーカー公式ページで確認した内容です。配布の条件は変わることがあるので、入手の前に公式ページでご確認ください。
MT Power Drum Kit 2の入手手順
- 公式サイトのMT Power Drum Kit公式サイト(無料)を開きます。
- 上部のメニューの「Download Free」を開きます。ダウンロードページには「Download the full version of MT-PowerDrumKit 2 VST/AU/AAX drum plugin for free」と書かれています。
- お使いのOS(Windows・Mac・Linux)を選んでダウンロードします。ダウンロードすると、EULA(使用許諾契約)に同意したことになると案内されています。
- インストーラーを実行します。
- DAW(録音・制作ソフト)を開き、プラグインの再スキャンを行います。
- インストゥルメントトラックにMT Power Drum Kitを読み込み、MIDIでドラムを鳴らします。
ダウンロードページに表示されていた版は2.1.5.1です。新しい版が出ることもあるため、最新の案内は公式ページでご確認ください。
MT Power Drum Kit 2はどんな製品?
公式は、MT Power Drum Kitを「マルチレイヤー(音の強さごとに複数の録音を切り替える)のドラムサンプラー」で、「アコースティックの本物らしいドラムの音を無料で使える」と説明しています。収録は、ポップ・ロック・メタルのプロダクションに合うように作られたとされています。
公式が強調しているのは、「ミックスの中での聴こえ方」です。ほかの高価なドラム音源は、単独で聴くと自然でも、ギターなどと重ねると埋もれることがある、と公式は説明しています。MT Power Drum Kitは、キックやスネアにあらかじめコンプレッサーやEQをかけたサンプルを使っているので、ミックスの中でも前に出やすい、というのが公式の主張です。
収録の方法も特徴です。公式は、1音ずつ録るのではなく、スタジオドラマーがグルーヴ(フレーズ)全体を演奏し、そこからさまざまな強さの音を切り出して加工したと説明しています。ハイハットなどが自然に聴こえるのはこのためだ、という説明です。
MT Power Drum Kit 2の主な特徴
- ミックス向けに処理済みのドラム音(メーカー公表):コンプレッサーとEQで音を整えてあります。さらにチャンネルごとにコンプレッサーが内蔵されていて、圧縮の量を調整できると公式が案内しています。
- グルーヴライブラリが豊富(メーカー公表):何千ものリズムパターンが入っていて、そこから選んで自分のドラムの伴奏を組み立てられると公式が説明しています。
- フィルの作成機能(メーカー公表):公式は、フィル(曲の切れ目に入るドラムのつなぎのフレーズ)を作る機能が、滑らかで自然なドラムトラックを作ると案内しています。
- シンバルの音がていねい(メーカー公表):高品質なシンバルとマイクで録音されており、クラッシュ・ライド・ハイハットが強さ(ベロシティ)に応じて繊細に変わると説明されています。
- MIDIマッピングに対応(メーカー公表):公式のヘルプには、電子ドラム(E-Drums)、MPC、MIDIキーボードを使うときのMIDIの割り当て調整についての項目があります。
- サードパーティのMIDIグルーヴの取り込み:公式ヘルプに「他社のMIDIグルーヴを取り込めるか」という項目があります。詳細は公式ヘルプで確認してください。
MT Power Drum Kit 2はこんな人におすすめ
- 無料で、生ドラム系の音源を探している人
- ポップ・ロック・メタルのデモ曲を作りたい人
- ドラムを自分で演奏できず、グルーヴの素材から曲を組み立てたい人
- 電子ドラムやMIDIキーボードで、ドラムを演奏して録音したい人
- ミックスの前に、音をあまり作り込まずにドラムを仕上げたい人
ジャズやアコースティックなど、ドラムの細かな表情を重視する曲では、ほかの音源のほうが合うかもしれません。ジャンルごとの比較は、関連記事のドラム音源の一覧が参考になります。
MT Power Drum Kit 2を使うコツ
- 最初は、グルーヴライブラリのパターンをDAWのトラックに取り込み、曲のテンポに合わせて鳴らしてみましょう。そこから、キックとスネアだけを差し替える、という作り方もあります。
- ミックスでは、ドラム全体のバランスを整えてから、必要ならチャンネルごとのコンプレッサーで調整する、という順番が一般的です。
- DAWによってはMIDIのキーの割り当てが合わないことがあります。公式ヘルプのMIDIマッピングの項目を読み、必要なら割り当てを調整してください。
- プロジェクトを開き直したときに音が出ないことがあるとき、公式ヘルプに「There is no drum sound when re-opening the project」という項目があります。困ったときはまずヘルプのFAQを確認しましょう。
- 電子ドラムをお使いなら、MIDIマッピングの調整で叩いたパッドと音が合うか確認してください。
入手時の注意
- 対応OS:公式のシステム要件は、Windows 11/10/8/7/Vista、macOS(OS X 10.5以降。IntelとApple Silicon両対応)、Linux(Ubuntu・Arch・Fedora・openSUSE)です。
- 対応形式:VST・AAX・AUに対応するホストで動くと公式が案内しています。ダウンロードページには「VST/AU/AAX」と書かれています。VST3への対応は公式ページで確認していないので、お使いのDAWが対応するか、公式の動作確認済みホストの一覧でご確認ください。
- 動作確認済みのDAW:Ableton Live、Cubase、FL Studio、GarageBand、Logic、Pro Tools(バージョン10以降)、Reaper、Studio One、Bitwig Studioなど、公式は多くのホストを挙げています。
- LMMS:公式の一覧には「ドラッグ&ドロップ不可」という注記があります。
- 公式サイトには、寄付(Donate)のページもあります。ダウンロード自体が無料であることは、ダウンロードページで確認できます。
- ファイルは、必ず公式サイトから入手してください。
よくある質問
Q. 本当に無料ですか?
公式サイトは「free drum sampler」と説明しており、ダウンロードページにも「DOWNLOAD FULL VERSION FOR FREE」と書かれています。有料版への案内は確認していません。
Q. 日本語で使えますか?
公式サイトは英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語で用意されています。日本語のページは見当たりませんでした。
Q. 自分でドラムの打ち込みができなくても使えますか?
グルーヴライブラリのパターンから選べる仕組みがあるので、打ち込みに慣れていない人でも、まずは素材を並べて形にする使い方ができます。
MT Power Drum Kit 2は、MT Power Drum Kit公式サイト(無料)から入手できます。
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