Rev PLATE-140の特徴と評価|リバーブプラグイン12製品と比べた強み・弱み

Rev PLATE-140の特徴と評価|リバーブプラグイン12製品と比べた強み・弱み

Arturiaのリバーブプラグイン「Rev PLATE-140」は、プレートリバーブの名機EMT 140を、真空管プリアンプまで含めて再現したリバーブです。3種類のプレートから選べ、プリディレイ(響きが始まるまでの時間)・入力のフィルター・コーラス・3バンドの残響後EQを備えています。

リバーブは、部屋やホールで鳴っているような響きを音に付ける道具です。歌に広がりを出して、伴奏になじませるのに使います。

この記事では、リバーブプラグイン12製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

Arturia / リバーブプラグイン
Rev PLATE-140
AランクA(S・A・B・Cの4段階で上から2番目)
点数 3.5/5点(比べた12製品の平均は3.6点)
→ 全体を見る
仕様の最終確認日
2026/09/25
ボーカル向きの響き
EMT 140など3種のプレート
なじませやすさ
プリフィルター+EQ
手早さ
プレートを選ぶ
価格(店・確認日)
$79 [公式・10月26日確認]

リバーブとディレイの違いの図
図:SoundBounty

目次

結論

Rev PLATE-140は、リバーブプラグイン12製品の中でランクAです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Aは上から2番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると3.5点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

得意なこと

  • ボーカル向きの響き(4点):歌でよく使う響きがそろっていて、ボーカルに使いやすいです。

こんな方にオススメ:定番のプレートの響きを、ボーカルに足したい人。

Rev PLATE-140の主な特徴

EMT 140を再現した3種類のプレート

プレートリバーブの代表的な機材として知られるEMT 140を、回路まで再現したとメーカーは説明しています。実機のほかに、Arturiaが見つけた2種類の名機のプレートも収録し、3種類から選べます。それぞれ響きの性格が違い、ダンピング(高音の減り方)で残響の長さを調整できます。

真空管プリアンプ

実機の真空管プリアンプも再現されています。入力を強くすると、少し歪んだ温かい色付けを足せるとメーカーは説明しています。

残響の前後で整える

プリディレイで残響が始まるまでの間をあけ、入力側のハイパスフィルター(プリフィルター)で、残響に送る音の低音を削れます。残響のあとには3バンドのEQがあり、プラグインの中で音色を整えられます。

コーラスとステレオの調整

コーラスを残響の前か後に足せます。MIXのほか、広がりを増やす・モノラルにする設定もあります。

こんな場面で役立ちます

  • ボーカルにプレートを足し、プリディレイで声の輪郭を残す
  • プリフィルターで低音を削り、ドラムの響きをすっきりさせる
  • コーラスを足して、シンセの残響を広げる

項目ごとの評価

ボーカル向きの響き:4点/5点

歌でよく使う響き(プレート・ホール・ルーム)がそろっているかを見ています。

EMT 140をもとにしたプレートを含む、3種類のプレートから選べます。プレート以外の専用モードはありません。

なじませやすさ:3点/5点

響きが歌の邪魔にならないように、伴奏や声になじませる調整ができるかを見ています。

入力側のハイパスフィルターとプリディレイ、残響後の3バンドEQ、コーラスがあります。

手早さ:3点/5点

狙った響きに早くたどり着ける仕組み(自動の設定や、距離感など音の感じで操作できるつまみ)があるかを見ています。

3種類のプレートから選び、シンプルなつまみで整えます。

12345ボーカル向きの響き4点なじませやすさ3点手早さ3点
Rev PLATE-14012製品の平均
ボーカル向きの響き
4/5
見ている点ボーカルで定番の響き(プレート・ホール・ルーム)をそろえているか
この製品EMT 140など3種のプレート
なじませやすさ
3/5
見ている点オケや声になじませるための調整
この製品プリフィルター+EQ
手早さ
3/5
見ている点狙った響きに速くたどり着けるか
この製品プレートを選ぶ
点数の付け方(リバーブプラグイン)
項目使う数値5点4点3点2点1点
ボーカル向きの響きボーカルで定番の響き(プレート・ホール・ルーム)をそろえているかプレートを含む定番の響きを3種類以上選べるプレートを含む2種類以上、またはプレート専門で複数のモデルがあるプレート以外の定番の響きを2種類以上定番の響きを1種類特殊効果が中心
なじませやすさオケや声になじませるための調整ダッキング・周波数ごとの残響の長さ・残響のEQがそろうそのうち2つ、または音に合わせて自動で整える機能があるプリディレイやEQなど調整が1〜2つ—公式ページに記載がない
手早さ狙った響きに速くたどり着けるかAIが音に合わせて響きを自動で作る距離感など、分かりやすいつまみや操作で決められるモードを切り替えて選ぶだけで使える標準的な操作—

ボーカルに自然な広がりを足してオケになじませるという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「ボーカル向きの響き」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。 表の「OBS(配信)」は、配信ソフトOBS Studioで使えるVST2形式が公式ページに書かれているか(○)です。OBSはVST3形式に対応していません。点数には含めていません。

Rev PLATE-140の対応環境と始め方

対応OSWindows 10以降(64ビット。ARMは非対応)/Mac(macOS 10.13以降、Intel・Apple Silicon)
プラグインの形式VST・AU・AAX・NKS(64ビット)・単体アプリ
体験版公式ページの確認は2026-10-17時点で未確認(販売店の製品ページの記載を使用)
OBS(配信)未確認

メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。配信ソフトOBSでの使い方は「OBSでVST3プラグインを使うには?」で解説しています。

ほかのリバーブプラグインとの比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点ボーカル向きの響きなじませやすさ手早さ無料OBS(配信)価格(店・確認日)
FabFilterPro-R 2S 4.8ルーム〜プレートダッキング+残響EQ分かりやすいつまみ—○¥34,680 [PB・10月26日確認]
soniblesmart:reverb 2S 4.84種類を行き来自動+ダッキングAIで自動—○¥22,480 [PB・10月26日確認]
EventideBlackholeC 1.8特殊効果プリディレイ+EQ標準—○¥8,380(セール中、通常¥16,500) [PB・10月26日確認]
EventideSP2016 ReverbS 4.3ルーム・ホール・プレートプリディレイ+EQPositionで距離—○¥16,500 [PB・10月26日確認]
Native InstrumentsRAUMB 3.0ルーム+ホールプリディレイ+フィルター3モードから選ぶ無料○記載なし
MeldaProductionMReverbA 3.5ホール+ルーム帯域ごとの減衰+EQ位置をドラッグ—○¥7,490 [PB・10月26日確認]
SoundtoysSuperPlateA 3.8プレート5機種ダッキング+EQ5機種から選ぶ—○¥25,970 [PB・10月26日確認]
Valhalla DSPVintageVerbA 4.022種類の響きダンピングモードを選ぶ—○$50 [公式・10月26日確認]
Valhalla DSPValhallaRoomA 3.8ルーム・ホール・チェンバー帯域別の減衰+カットモードを選ぶ—○$50 [公式・10月26日確認]
Valhalla DSPValhallaPlateA 3.5プレート専門12モードEQ+プリディレイモードを選ぶ—○$50 [公式・10月26日確認]
Valhalla DSPValhallaSupermassiveC 2.5広がり重視の22モードHigh Cut・Low Cutモードを選ぶ無料○記載なし
ArturiaRev PLATE-140A 3.5EMT 140など3種のプレートプリフィルター+EQプレートを選ぶ—未確認$79 [公式・10月26日確認]

機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

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