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Austrian Audioの「OC707」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
The OC707 brings studio truth to the stage.
—— Austrian Audio公式サイトより(原文)
OC707はどんな製品?
OC707 は、Austrian Audio のハンドヘルド型コンデンサーマイクで、ボーカルをステージとスタジオの両方で使うために作られています。公式は、スタジオでの音づくりをステージに持ち出すことを狙った製品として紹介しています。
手作りのOCC7カーディオイド小口径カプセルと、Austrian Audioの Open Acoustics 設計を採用しています。後方や斜め方向の音を拾いにくくして、ステージ上でボーカルを分離しやすくする設計です。
軽量な工業用セラミックカプセルを使っており、過酷な録音環境でも安定するとされています。周波数特性はフラットで、高い音圧にも対応します。ハウリングへの強さにも触れられています。
ファンタム電源(48V)で動くXLR出力のマイクです。別売りのWL1ワイヤレスヘッドを使うと、Shureのワイヤレスシステムに取り付けられます。
公式ページは、ボーカルをステージでもスタジオでも使える手持ちのコンデンサーマイクとして位置づけ、ジャズ、クラシック、ブルーグラスなどのジャンルを例に挙げています。アンプラグドのステージやロックのボーカルといった使い方も、公式ページで取り上げられています。
マイクを口に近づけて使う想定で、公式ページには女性・男性の歌い手を2cmと10cmの距離で録ったサウンドサンプルが載っています。距離で音が変わる点を、実際に聞いて確かめられる作りです。指向特性と周波数特性のグラフも公式ページで公開されています。
OCC7カプセル
手作りのカーディオイド小口径カプセルです。軽量なセラミックを使い、安定した動作が狙われています。
Open Acoustics設計
Austrian Audio独自の設計で、後方や斜め方向の音を抑え、ボーカルを分離しやすくします。
高い音圧への対応
最大音圧は150dB SPLで、大きな声や近接した使い方にも対応します。等価ノイズは19dB SPL(A)です。
低域カットフィルター
120Hz(2次)のローカットフィルターを備えます。ステージ上の低い音や風を抑えたい時に使えます。
ワイヤレスヘッド対応
別売りのOC707 WL1ワイヤレスヘッドを使うと、Shureのワイヤレスシステムに対応します。
ジャンル
公式ページはジャズ、クラシック、ブルーグラスなどのジャンルに合うとしています。
Open Acousticsの共振を抑えた設計
Austrian Audio独自のOpen Acoustics設計を採用し、公式は共振の少ない設計と説明しています。カプセルは手作りの小口径コンデンサーのOCC7です。
サウンドサンプルと資料が公式で公開
公式ページに、クイックスタートガイド、英語・ドイツ語のマニュアル、技術仕様書、概要資料が置かれています。導入前に使い方や仕様を確認できます。
周辺アクセサリーが別売で揃う
別売でOCP8ポップフィルター、OCH1マイククリップ、MZP3マイクポーチがあります。ポップフィルターは59ドル、クリップは35ドル、ポーチは25ドルです。
スイッチ類のないシンプルな構成
販売店ページでは、オン・オフスイッチとパッドは付いていないと記されています。ファンタム電源の供給でそのまま動作するシンプルな構成です。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 指向性 | カーディオイド |
| 周波数特性 | 35Hz〜20kHz |
| 感度 | 10mV/Pa |
| 等価ノイズ | 19dB SPL (A) |
| 最大音圧 | 150dB SPL |
| ローカットフィルター | 120Hz(2次) |
| インピーダンス | 275Ω(バランス)、負荷インピーダンス1kΩ以上 |
| 電源 | 48Vファンタム電源(2.2mA未満) |
| コネクター | 3ピンXLR |
| 寸法 | 194×53×53mm |
| 重量 | 340g |
| タイプ | ハンドヘルド型 コンデンサー(OCC7小口径カプセル) |
| 保証 | 最大3年(公式ストアの表示) |
| 価格(公式ストア) | 499ドル |
入っているもの・動作環境
- 公式ページには同梱品の記載が見つからなかった
- 別売り:OCP8ポップフィルター、MZP3マイクポーチ、OCH1マイククリップ
使い方
- マイクをXLRケーブルでマイクプリかミキサーにつなぎます。
- 48Vファンタム電源をオンにします。
- マイクホルダーかスタンドに取り付けます。
- 口元から適切な距離を取り、ゲインを調整します。
- ステージ上の低音が気になる時は、ローカットを使います。
- ポップが気になる時は、別売りのポップフィルターを使います。
- 試しに歌って、フィードバックが起きないか確認します。
- 使い終わったらポーチなどにしまいます。
- XLRケーブルでファンタム電源(48V)の出るマイク入力につなぎ、ステージでは口元から2cm前後、スタジオでは少し離して位置を調整します。
ライブでの歌
ハンドヘルド型で、公式がステージでの使用を想定しています。
スタジオでのボーカル録音
スタジオでの音づくりをステージへ、という説明があり、スタジオ録音にも使えるかもしれません。
ジャズ・クラシックの歌
公式がジャズやクラシックなどを挙げています。
弾き語りやライブ配信
手持ちで歌えて、スタジオ向けの音づくりを狙ったマイクなので、自宅で弾き語りを録ったり、ステージ寄りの配信をしたりする人に合うかもしれません。
ステージとスタジオを1本で
ライブ用とレコーディング用で別のマイクを揃えたくない人にとって、1本で両方に使える選択肢になるかもしれません。
こんな人におすすめ
- ライブとスタジオの両方でボーカルを録りたい人
- ステージでの分離とフィードバック耐性が気になる人
- ハンドヘルドのコンデンサーを探している人
使う前に知っておきたい点
- 48Vファンタム電源が必要です。
- ポップフィルターなどは別売りです。
- 販売店のページでは重量が350gと記載され、公式の340gと異なります。
- 3年保証は条件つきで、「最大」と表示されています。
価格
$499(Austrian Audio公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
出典:austrian.audio(2026-10-27確認)

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