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Metric Haloの「LIO-8 mkIV」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
A complete, modular, expandable Recording & Mixing Console with world-class converters, a studio full of outboard gear and a professional Atmos capable analog monitor controller.
—— Metric Halo公式サイトより(原文)
LIO-8 mkIVはどんな製品?
LIO-8 mkIVは、Metric Haloの第4世代アナログ・コンバーター段を持つ1Uのインターフェースです。8chのAD/DA、ヘッドホンアンプ、モニターコントローラー、128ch×64バスのミキサー、DSPをまとめて搭載し、公式はこれを「モジュール拡張可能なレコーディング&ミキシングコンソール」と説明しています。
マイクプリは標準ではなくオプションで、ULN-Rプリアンプを4ch単位で最大8ch追加できます。ULN-Rは最大90dBのアナログゲインを0.5dB刻みで再現でき、各入力でファンタム電源を切り替えられます。DI入力は2ch(アナログ1・2と共有)です。
入出力は、8ch AES入出力、SMPTE LTC、MIDIに加え、EdgeBusカードスロットがあり、カードでMADIやADATなどに拡張できます。パソコンとはUSB-CまたはMHLink(Gigabit Ethernet)でつなぎ、ファンレス設計です。
MH Production Bundle v4リリース記念として、新規購入にはv4ライセンスが付く旨が公式に書かれています。コンバーター+ミキサー+DSP+モニターのラウンドトリップは、44.1kHzで約0.9ms、192kHzで約0.2msです。
オプションのULN-Rマイクプリ
4ch単位で最大8ch追加でき、最大90dBのゲイン、各入力のファンタム電源、+20dBuまで受けられる入力経路を備えます。マイクを使うなら追加を検討する点です。
EdgeBusカードスロット
プログラマブルなカードスロットで、AES/S/PDIF/MADI/ADAT/TOSLINK/MIDIなどをカードにより追加できます。MHLinkと組み合わせて、MADIとADATなどの形式変換も1台でできると公式は説明しています。
128ch×64バスのミキサー
本体内に128入力・64バスのミキサーがあり、192kHzまで動作します。録音時のモニターミックスやルーティングを、パソコンに頼らず組めます。
ゼロレイテンシーのDSPプラグイン
100以上のハードウェアプラグイン(Production Bundle、+DSP Bundle、Make Believe Bundle、Sontec MES-432D9Dなど)が追加費用なしで付属し、公式は3,100ドル以上の価値としています。
Dolby Atmos対応のモニターコントローラー
最大7.1.4のサラウンドに対応するアナログ・モニターコントローラーを内蔵し、ゲイン制御とリレーによるハードミュートを備えます。
MHLinkとUSB-C
Gigabit Ethernetを使うMHLinkで複数台を1台として扱え、Cat5eケーブルで最大100mまで離せます。USB-Cはドライバー不要のクラスコンプライアントです。
ループバックとSCP
ミキサー内のどのチャンネルも、ホストへの出力やSCP(サテライトコンピューターポート)に回せます。アプリ間・パソコン間の音声ルーティングが追加ソフトなしで可能です。
スタンドアロン動作とSession
設定を本体メモリに保存でき、パソコンなしでマイクプリ、コンバーター、モニターコントローラーとして動作します。トラッキング用のDAW「Session」も内蔵です。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 1U |
| AD/DA | 8ch A/D(アナログトリム付き)、8ch D/A(アナログゲイン付き) |
| ヘッドホン | ステレオ、専用D/Aとアナログゲイン |
| DI入力 | 2ch(アナログ1・2と共有) |
| デジタルI/O | 8ch AES入出力 |
| その他I/O | SMPTE LTC入出力、MIDI入出力 |
| ミキサー | 128ch×64バス、192kHz対応 |
| ラウンドトリップ遅延 | 約0.9ms(44.1kHz)/約0.2ms(192kHz) |
| オプションプリアンプ | ULN-R 4ch単位、最大8ch |
| 接続 | MHLink(Gigabit Ethernet)、USB-C |
| 消費電力 | ファンタム全チャンネル使用時25W、使用なし21W未満 |
| 動作環境 | macOS 10.9以降(64ビットIntelまたはApple Silicon) |
入っているもの・動作環境
- LIO-8 mkIV本体(1U)
- 100以上のDSPプラグイン(Production Bundle、+DSP Bundle、Make Believe Bundle、Sontec MES-432D9D)
- MIO Console(Session含む)
- 新規購入にはMH Production Bundle v4ライセンス(公式の記載)
- 対応:USB Audio Class対応のMac、Windows 10/11、Linux、iPhone/iPad、Androidとドライバーなしで接続
使い方
- 本体をラックに設置し、電源をつなぎます。
- USB-CまたはMHLinkでパソコンに接続します。
- MIOConsoleをインストールして起動します。
- 入出力とマイクプリ(オプション)の接続を行います。
- ミキサーでルーティングとモニターミックスを組みます。
- モニターコントローラーでスピーカーとヘッドホンの出力を設定します。
- 必要ならプラグインをインサートに追加します。
- Boot Stateを保存すると、次回起動時に設定が自動復元されます。
ミックスとモニター環境の統合
モニターコントローラー、ヘッドホンアンプ、コンバーターを1台にまとめたい制作環境に向くかもしれません。
Dolby Atmosのモニタリング
最大7.1.4に対応するため、イマーシブ制作の出力側に使う方法が考えられます。
複数台でのシステム拡張
MHLinkで台数を増やし、入出力を足していく使い方が想定されています。
マイクプリを足したトラッキング
オプションのULN-Rを追加すると、マイク録音のフロントエンドとしても使えるかもしれません。
こんな人におすすめ
- ミキサー、DSP、モニターコントローラーを1台にまとめたい人
- Atmosなどイマーシブ制作を行う人
- 将来的にシステムを拡張したい人
- DAWの外でも使える入出力が欲しい人
使う前に知っておきたい点
- マイクプリアンプは標準ではなくオプションです。
- 動作環境は公式でmacOS 10.9以降(64ビット)のMacとされています。Windows/Linuxはドライバー不要のUSBクラスオーディオとして接続できると書かれています。
- 高機能な分、設定に学習が必要な機器です。
- 日本円の価格は代理店ページを参照してください(本素材では使いません)。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
ULN-8 mkIV
LIO-8 mkIVはULN-Rプリアンプがオプション(4ch単位で最大8ch)、ULN-8 mkIVは8chのULN-Rプリアンプを標準搭載しています。どちらも8ch AD/DA、128×64ミキサー、1Uです。
価格
価格は、公式ページでご確認ください。
Metric Haloの製品ページでLIO-8 mkIVを見る
出典:mhsecure.com minet.jp(2026-10-27確認)

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