McDSP「Channel G HD v7」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

McDSPの「Channel G HD v7」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Channel G delivers the big board sound with unprecedented flexibility and seamless integration with Avid control surfaces including S6, S3, D-Control, D-Command, and VENUE Live sound systems including S3L and S6L.

—— McDSP公式サイトより(原文)

目次

Channel G HD v7はどんな製品?

Channel G HD v7は、McDSPが出しているコンソール型のチャンネルストリップです。ダイナミクス(エキスパンダー/ゲート、コンプレッサー/リミッター)とEQをひとつのプラグインにまとめ、大型ミキシングコンソールのような流れで音を整えられます。

3つのプラグインで構成されています。G Dynamicsはゲートやコンプレッサーを含む部分、G Equalizerは5バンドのEQ、G Consoleはその2つを合わせた形です。使いたい処理に応じて選べます。

公式の説明では、音楽制作用・ポスプロ用のキャリブレーションモードと、有名なアナログミキシングコンソールをモデルにしたモードが用意されているとされています。公式サイトでは6種類の大型コンソールを切り替えられると紹介されています。

このHD版は、Pro Toolsの専用DSP(AAX DSP)で使う人向けの版です。AAX Native・AU・VST3にも対応するので、通常のDAWでも使えます。Native版は別に販売されています。

3つの構成

G Dynamics、G Equalizer、G Consoleの3つが入っています。ダイナミクスだけ、EQだけ、または両方をまとめて1台で扱えるので、トラックの用途に合わせて軽く使い分けられるかもしれません。

5バンドEQ

シェルビングとパラメトリックを備えた5バンドのEQです。ハイパス・ローパス・ノッチのフィルターも付きます(傾きは6〜24dB/Oct)。低域の整理や帯域の調整に役立ちそうです。

ゲートとコンプ

エキスパンダー/ゲートとコンプレッサー/リミッターを備えます。コンプはEQの前後どちらにも置けます。小さな雑音を抑えたり、音量のばらつきを整えたりする場面で使えそうです。

コンソールの切り替え

公式サイトでは、6種類の大型ミキシングコンソールのモデルをボタンで切り替えられると説明されています。同じ設定でも質感の違いを試したいときに便利かもしれません。

アナログ飽和のモデリング

McDSPが長く力を入れてきたアナログ飽和のモデリングを搭載します。倍精度処理とゼロレイテンシーのアルゴリズムで、処理の遅れを気にせず使えます。

リアルタイムアナライザー

周波数の変化を見られるリアルタイムアナライザー(RTA)を備えます。公式サイトによると、RTAはAAX Native・AU・VST3の形式で使えます。

サイドチェイン

サイドチェインに対応します。別トラックの信号をきっかけにダイナミクスを動かすような使い方ができます。

仕様

項目内容
構成G Dynamics/G Equalizer/G Console
EQ5バンド(シェルビング+パラメトリック)
フィルターハイパス・ローパス・ノッチ(6〜24dB/Oct)
ダイナミクスエキスパンダー/ゲート、コンプレッサー/リミッター
処理倍精度、ゼロレイテンシー
形式(HD v7)AAX DSP・AAX Native・AU・VST3
認証iLok(USBキーまたはクラウド)

入っているもの・動作環境

  • Channel G(G Dynamics・G Equalizer・G Console)のHD版
  • 対応OS:macOS 10.13以降(64bit、Apple Silicon対応)/Windows 7・8・10(64bit)
  • 対応形式(v7 Native):AAX Native・AU・VST3(v7でVSTは終了)
  • 認証:iLok2/iLok3 USBキー、またはiLok License ManagerのアカウントとiLok Cloud
  • 1ライセンスにつき2台までアクティベート可能

使い方

  1. iLokのアカウントを作り、iLok License Managerをインストールします。
  2. Plugin Boutiqueのアカウントに表示されるアクティベーションコード(30桁)を、License Managerの「Redeem Activation Code」に入力します。
  3. iLok Cloudセッションを開くか、USBキーにライセンスを移します。
  4. 購入ページからインストーラーをダウンロードし、画面の案内に従ってインストールします。
  5. DAWを起動し、トラックのインサートにプラグインを読み込みます。
  6. プリセットを選んでから、各バンドや調整つまみを少しずつ動かして様子を確かめます。

ボーカルや楽器の整理

EQとコンプを1台で扱えるので、トラックごとにプラグインを並べる手間を減らせるかもしれません。

ポスプロ・ナレーション

ポスプロ向けのキャリブレーションモードや、ゲートによる小さなノイズの抑制が役立つ場面があるかもしれません。

Pro Toolsでの制作

AAX DSPに対応するHD版なので、Pro Toolsの専用DSP環境で動かしたい人に合うかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 大型コンソールのような流れで音を整えたい人
  • Pro ToolsのAAX DSP環境を使っている人
  • EQとダイナミクスを1つにまとめて扱いたい人

使う前に知っておきたい点

  • Native版は別販売です(Native版の価格は別に確認が必要です)。
  • iLok2/iLok3のUSBキー、またはiLokアカウントとiLok Cloudが必要です。
  • v7でVST(旧形式)のサポートは終わり、VST3のみ対応です。
  • 公式サイトのバンド数などの表記はHD版(5バンド)とCompact版(4バンド)で異なります。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

McDSP Channel G Compact Native v7

Channel G HDはEQが5バンドでゲート(エキスパンダー)も備えます。Channel G Compactは4バンドEQとコンプレッサー/リミッターの構成で、DSPの負荷が小さい版です。

価格

$179(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

McDSPの製品ページでChannel G HD v7を見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:pluginboutique.com mcdsp.com(2026-10-27確認)

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