Neumann「NDH 20 / NDH 30」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Neumannの「NDH 20 / NDH 30」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

the NDH 30 is an open-back headphone, which means that its dynamic 38 mm transducers work as acoustic dipoles

—— Neumann公式サイトより(原文)

目次

NDH 20 / NDH 30はどんな製品?

NDH 20 と NDH 30 は、スタジオモニターで知られる Neumann のスタジオ用ヘッドホンです。NDH 20 は密閉型、NDH 30 は開放型で、どちらも口径38mmのダイナミック型ドライバーを使っています。

公式では、NDH 30 は Neumann のモニタースピーカーを「MA 1」で補正した基準の音を、持ち運べる形にしたもの、と説明されています。ミキシングやマスタリングで使うことを想定しています。

NDH 20 は遮音性が高く、トラッキングルームでの演奏者やエンジニアのモニター、ライブのFOH、移動先での作業など、外の音を遮りたい場面に向く、と公式は紹介しています。

どちらも折りたたみ式で、ケーブルが着脱でき、イヤーパッドも交換できます。金属(ばね鋼とアルミ)を中心とした作りで、ヘッドバンドとイヤーカップの色の組み合わせにはいくつかの種類があります。

NDH 20:密閉型で高い遮音性

密閉型で、遮音は4kHz以上で34dB超と公式に記載されています。録音ブースで演奏者が使う、周囲の音を遮りたい現場で使うといった場面に向くかもしれません。

NDH 30:開放型で広い周波数帯

開放型で、周波数特性は12Hz〜34kHzと公式に記載されています。ステレオの定位や奥行きを細かく確認するミックス・マスタリング用途を想定した説明です。

38mmの新設計ドライバー

高磁束のネオジム磁石を使った38mmのドライバーで、高感度と低歪みを狙った設計です。NDH 20 は感度114dB SPL、NDH 30 は104dB SPL(いずれも1kHz・1Vrms)です。

着脱式ケーブル

NDH 20 はストレートとカールの2種のケーブル、NDH 30 は内部でバランス配線された布巻きのストレートケーブル(3m)が付属します。用途に合わせてケーブルを交換できます。

長時間でも疲れにくい装着感

大きなメモリーフォームのイヤーパッドと、ばね鋼のヘッドバンドを使った設計で、長時間の作業でも負担を減らす狙いと公式は説明しています。重さはケーブルを除き、NDH 20 が390g、NDH 30 が352gです。

折りたたみと付属ポーチ

折りたたんで付属の布ポーチに入れて持ち運べます。出先でのミックスにも使えます。

RIMEとの組み合わせ

公式サイトには、ヘッドホンのシミュレーション・ソフト RIME が関連製品として載っています。

仕様

項目内容
NDH 20 方式ダイナミック・密閉型
NDH 20 周波数特性5Hz〜30kHz
NDH 20 インピーダンス150Ω
NDH 20 感度114dB SPL(1kHz、1Vrms)
NDH 20 重さ(ケーブル除く)390g
NDH 20 ケーブルカール 1.5〜3.0m / ストレート 3.0m
NDH 30 方式ダイナミック・開放型
NDH 30 周波数特性12Hz〜34kHz
NDH 30 インピーダンス120Ω
NDH 30 感度104dB SPL(1kHz、1Vrms)
NDH 30 重さ(ケーブル除く)352g
NDH 30 ケーブルストレート 3.0m(バランス配線)
共通ドライバー38mm、3.5mm TRS(6.3mm変換付き)、折りたたみ可、着脱ケーブル、パッド交換可

入っているもの・動作環境

  • NDH 20:ヘッドホン本体、ストレートケーブル、カールケーブル、6.3mm変換アダプター、布ポーチ、クイックガイド、安全ガイド
  • NDH 30:ヘッドホン本体、バランス配線ストレートケーブル、6.3mm変換アダプター、布ポーチ、クイックガイド、安全ガイド
  • カラーはシルバー、アンスラサイト、オレンジ。ブラックエディションも別にある

使い方

  1. 付属の布ポーチからヘッドホンを取り出し、ヘッドバンドを広げます。
  2. 用途に合ったケーブルを選び、右のイヤーカップに差し込みます。
  3. 3.5mmプラグをオーディオインターフェースのヘッドホン端子に差し込みます。端子が6.3mmの場合は付属アダプターを使います。
  4. 音量を絞ってから再生し、ゆっくり上げます。
  5. ヘッドバンドを自分の頭に合わせて調整します。
  6. 長いケーブルは、持ち運ぶときや作業の邪魔になるときにまとめます。
  7. イヤーパッドやケーブルが傷んだら、別売りの交換部品を確認します。

録音ブースでのモニター(NDH 20)

密閉型なので、演奏者が自分の音を聴きつつ、音がマイクにもれにくくなるかもしれません。

ミックス・マスタリングの確認(NDH 30)

開放型の広い周波数帯で、定位や奥行きを確認する用途に使えるかもしれません。

移動先での作業

折りたたみとポーチで持ち運び、出先でもミックスを進められるかもしれません。

ライブのFOHや収録現場(NDH 20)

遮音性が高いため、周囲が騒がしい現場でも確認しやすいかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 録音時のモニターと、ミックス用を使い分けたい人
  • スタジオモニターで知られるメーカーのヘッドホンを使いたい人
  • 出先でも作業する人
  • 着脱ケーブルや交換パッドで長く使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • NDH 20 は密閉型、NDH 30 は開放型です。開放型は音が外に漏れるため、録音には向きません。
  • インピーダンスは NDH 20 が150Ω、NDH 30 が120Ωです。スマートフォンなど出力の小さい機器では、音量が足りない場合があります。
  • 公式ページの価格は英国向けの表示で、メーカーが示す小売価格はポンドです。
  • カラーやブラックエディションがあり、型番が異なります。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

NDH 20 と NDH 30(同ペアの比較)

NDH 20 は密閉型・5Hz〜30kHz・150Ω・114dB SPL・390g、NDH 30 は開放型・12Hz〜34kHz・120Ω・104dB SPL・352gと、公式の仕様に記載されています。

価格

約$654(£489.00を換算した目安)(Neumann公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Neumannの製品ページでNDH 20 / NDH 30を見る

出典:neumann.com(2026-10-27確認)

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