Steinberg「UR12」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Steinbergの「UR12」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

the UR12’s loopback function lets you broadcast your audio production live on the internet.

—— Steinberg公式サイトより(原文)

目次

UR12はどんな製品?

UR12は、Steinberg(スタインバーグ)のUR(ユーアール)シリーズに属する、USB 2.0接続のコンパクトなオーディオインターフェースです。入力2・出力2の構成で、マイク入力が1系統(D-PREマイクプリ)、Hi-Z対応の楽器入力が1系統、ヘッドホン出力が1系統あります。歌の録音を始めたい人、配信に使いたい人、家族や友人との音を録りたい人に向けた入門機として、公式は紹介しています。

本体は金属製の筐体で、持ち運んでも壊れにくいことを公式は特長に挙げています。マイクプリアンプにはヤマハのD-PREが使われています。AD/DAは24bit、最大サンプルレートは192kHzで、公式の入力ダイナミックレンジは101dBです。

配信向けには、マイクなどの入力音とパソコン内のDAWや再生ソフトの音を混ぜて、配信ソフトへ送り返せるループバック機能があります。ハードウェアのダイレクトモニタリングは、スイッチで切り替えて遅延なしに聞けます。UR12にはDSPエフェクトは付いていません。

パソコンとはUSB 2.0で接続し、ASIO、Core Audio、WDMに対応するソフトで使えます。iPhone/iPadではクラスコンプライアント(CC)モードで動作し、Cubasisなどと組み合わせてモバイルの録音環境をつくれます。付属ソフトはCubase AIとCubasis LEです。

D-PREマイクプリと入力2系統

マイク入力1系統とHi-Z入力1系統を備え、声とギターなどの楽器を1台で録れます。2つの入力を同時に使う組み合わせも考えられます。

24bit/192kHzのAD/DA

最大で192kHz、24bitで録音・再生できます。サンプルレートを高く設定すると、パソコン側の負荷が上がる点には注意が必要です。

ループバック機能

マイクや楽器の音と、パソコンで再生しているバックトラックを混ぜて配信ソフトに送れます。声や演奏を伴奏に重ねて配信したい場面に役立つかもしれません。

遅延のないダイレクトモニタリング

スイッチで、入力音をそのまま聞くか、DAWからの出力を聞くかを選べます。録音中に自分の声を遅れなく確認したいときに使えます。

金属製の頑丈な筐体

金属ケースの作りは、持ち運んでの録音を想定したものです。幅159mm、高さ47mm、奥行き144mmの机上サイズです。

iOS向けCCモード

iPhone/iPadにつなぐとクラスコンプライアントモードで動作し、Cubasis LEなどのアプリで録音できます。

Cubase AIとCubasis LEが付属

パソコン用のCubase AIとiOS用のCubasis LEが付き、買ってすぐ録音を始められる構成です。Cubase AIは対象のSteinbergとYamaha製品の購入者向けと公式は説明しています。

仕様

項目内容
入出力入力2/出力2(マイク入力1、Hi-Z入力1、ヘッドホン出力1)
ファンタム電源対応(1系統)
AD/DA24bit/最大192kHz
入力ダイナミックレンジ101dB
接続USB 2.0
筐体金属製(1/3 19インチ、1HU相当のデスクトップ型)
寸法幅159mm × 高さ47mm × 奥行144mm
質量850g(公式表記)
モニタリングハードウェア式ゼロレイテンシー(切り替え式)
オンボードDSPなし

入っているもの・動作環境

  • 付属ソフト:Cubase AI(パソコン用)
  • 付属ソフト:Cubasis LE(iPhone/iPad用)
  • 対応OS(Mac):macOS 10.13〜13(High Sierra〜Ventura)
  • 対応OS(Windows):Windows 7/8.1/10/11(64bit)
  • 対応OS(iOS):iOS 10〜16
  • Windowsの推奨環境:Intel Core iシリーズ2GHz以上(またはAMD同等)、RAM 4GB、空き容量100MB、解像度1280×800

使い方

  1. Steinbergの公式サイトからUR12のドライバーとツールをダウンロードして入れます。
  2. USBケーブルでパソコンとUR12をつなぎます。
  3. マイクをマイク入力に、ギターなどをHi-Z入力に差します。
  4. コンデンサーマイクを使う場合は、ファンタム電源をオンにします。
  5. ヘッドホンをつなぎ、ダイレクトモニタリングのスイッチで聞き方を選びます。
  6. DAWのオーディオ設定でASIO(Windows)またはCore Audio(Mac)のUR12を選びます。
  7. 配信する場合は、ループバックを使って、配信ソフトの入力にUR12を選びます。
  8. iPhone/iPadで使うときは、Cubasis LEなどを開いてUR12をつなぎます。

歌とギターの宅録

マイク入力に歌、Hi-Z入力にギターをつないで、DAWへ録音する使い方が合うかもしれません。

バックトラックに重ねる配信

ループバックを使い、DAWで流す伴奏に生の声を重ねて配信ソフトへ送る使い方が考えられるかもしれません。

ゲーム配信やボイスチャット

パソコン内蔵の入力よりも、マイクをUR12につないで使う方法が、公式の「ゲーム向け」の案内に近い使い方かもしれません。

持ち出しての録音

金属製の筐体で、持ち運んでの録音を想定していると公式は説明しています。ノートパソコンと組み合わせたロケ録音に向くかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 初めて録音用のインターフェースを買う方
  • 歌や楽器を1人で録る宅録の方
  • 声と伴奏をまとめて配信したい方

使う前に知っておきたい点

  • DSPエフェクトは搭載していません。
  • Steinbergの製品ページには、オーディオインターフェースはヤマハのサイトを見るよう案内する表示が出ています。
  • USB 2.0接続で、入出力は各2系統のコンパクトな構成です。
  • 対応OSは公式の記載がmacOS 13、iOS 16までです。新しいOSでの対応は公式で確認してください。
  • Cubase AIは対象のSteinbergおよびYamaha製ハードウェアの購入者向けのソフトです。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

IXO12

公式の仕様では、UR12はUSB 2.0、質量850g、奥行144mm、入力ダイナミックレンジ101dB。IXO12はUSB Type-C、質量450g、奥行102mm、入力ダイナミックレンジ106dBです。最大サンプルレートはどちらも192kHz/24bitです。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

Steinbergの製品ページでUR12を見る

出典:steinberg.net(2026-10-27確認)

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