Universal Audio「SP-1 Pencil Microphones (Standard Pair)」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Universal Audioの「SP-1 Pencil Microphones (Standard Pair)」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Record instruments and live performances in stereo with pristine fidelity using our SP-1 pair, a classic small-diaphragm condenser set featuring Hemisphere mic modeling

—— Universal Audio公式サイトより(原文)

目次

SP-1 Pencil Microphones (Standard Pair)はどんな製品?

SP-1 は、Universal Audio が出している小口径(ペンシル型)コンデンサーマイクの2本セットです。ステレオ録音を前提に、同じ仕様の2本がペアで届きます。アコースティックギターやピアノ、ドラムのオーバーヘッド、パーカッション、管楽器といった、空気感ごと拾いたい楽器の収録を想定した製品です。

最大の特長は「Hemisphere」と呼ばれるマイクモデリングです。付属のソフト(Hemisphere Mic Collection)を使うと、マイク本体の音を、AKG や Neumann の有名な小口径コンデンサーを手本にした5種類のキャラクターへ切り替えられます。公式は、同社の Sphere マイクと同じ系統の技術だと説明しています。

このモデリングは、単なるEQカーブの切り替えではなく、フィルター・近接効果・音源に対する角度(軸)まで調整できる点が売りとされています。録音後に「やっぱり違う質感にしたい」と思ったとき、マイクを買い足さずに試せる、という考え方の製品です。

SP-1 のソフトは、UA のオーディオインターフェースが無くても使えると公式に書かれています。つまり他社のインターフェースを使っている方でも導入できます。本体はレトロ調の仕上げで、ステージでもスタジオでも使える頑丈さをうたっています。

マッチドペアのステレオセット

同じ仕様の小口径コンデンサー2本と、ステレオ用のTバー、マイクスタンドマウントなどがひとまとまりで届きます。X/Y や間隔をあけた配置など、ステレオ収録をすぐ試せるセットです。

5種類のマイクモデル

Hemisphere には SD-54、SD-56、SD-84、SD-86、SD-451 の5モデルが入っています。公式は、それぞれ AKG・Neumann の小口径コンデンサーを手本にしたと説明しています。同じ録音素材で質感を比べたいときに役立つかもしれません。

フィルター・近接・軸を調整

公式によると、モデリングはEQだけでなく、ローカットなどのフィルター、近接効果、音源に対する角度の違いまで再現・調整できます。位置を決めたあとに、ソフト側で細かく詰められます。

高い耐音圧

最大音圧レベルは 142 dB SPL(1% THD)と公式に記載されています。ドラムのオーバーヘッドやスネア近くなど、音量の大きな場所にも置きやすい仕様です。

UA製品なしでも使える

公式は、SP-1 とソフトは UA のハードウェアがあってもなくても動くと説明しています。手持ちのオーディオインターフェースにXLRでつなぎ、ファンタム電源(48V)を入れれば録音を始められます。

持ち運びやすい軽さ

1本あたり約125 g、長さ128 mm・直径23.5 mmと小さく軽いのが仕様表から分かります。ライブ会場への持ち出しや、狭い部屋での設置にも向くかもしれません。

仕様

項目内容
タイプ小口径コンデンサー(ペア)
指向特性カーディオイド
周波数特性20 Hz〜20 kHz
感度-38.0(12.6 mV)ref 1V at 1 Pa, 1 kHz
出力インピーダンス200 Ω
推奨負荷インピーダンス2 kΩ超
出力端子3ピン XLR オス
最大音圧レベル142 dB SPL(1% THD)
ファンタム電源48 VDC
寸法長さ128 mm・直径23.5 mm
質量約125 g(1本)

入っているもの・動作環境

  • SP-1 マイク 2本
  • マイクスタンドマウント 2個
  • ステレオTバー
  • フォームウインドスクリーン 2個
  • 5/8インチ→3/8インチ ネジ変換アダプター 2個
  • Hemisphere Mic Collection ソフトウェア(公式ページで同梱と説明)

使い方

  1. マイク2本をスタンドマウントまたはステレオTバーに取り付け、録りたい楽器の前に置きます。
  2. XLRケーブルで、オーディオインターフェースの2つのマイク入力につなぎます。
  3. インターフェース側で48Vファンタム電源をオンにします。
  4. 左右の入力レベルをそろえ、音が割れない程度にゲインを調整します。
  5. 録音トラックにHemisphereプラグインを立ち上げ、マイクモデルを選びます。
  6. フィルター・近接・軸の設定を動かし、聞きながら質感を詰めます。
  7. 必要なら位置を少し変えて、もう一度モデルを切り替えて比べます。

アコースティックギターやピアノの弾き語り

ステレオで楽器全体の響きを録りたいときに合うかもしれません。録音後にマイクモデルを切り替えて、曲に合う質感を探す使い方も考えられます。

ドラムのオーバーヘッド

耐音圧が高く小さいため、シンバル上の設置に向くかもしれません。ステレオペアなので、左右の広がりを持ったドラム収録の土台になるかもしれません。

宅録のパーカッション・管楽器

ハンドパーカッションやホーンなどを、部屋の響きと一緒にステレオで録る場面で試せるかもしれません。

ライブ・ステージでの持ち出し

軽量で頑丈をうたう作りなので、小さなライブ会場の録音にも使えるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • ステレオで楽器を録る機会が多く、マイクを何本も買い足したくない方かもしれません。
  • 手持ちのインターフェース(UA製でなくても)で、小口径コンデンサーを試したい方。
  • ドラム・ギター・ピアノなどの録音で、後から質感を変えられる余地が欲しい方。
  • ステージと自宅の両方で使える、軽くて頑丈な小口径コンデンサーを探している方。

使う前に知っておきたい点

  • 48Vファンタム電源が必要です(マイク入力のあるインターフェースが2チャンネル分要ります)。
  • モデリングはソフト(Hemisphere)が前提です。ソフトの対応OSや動作条件は公式の最新情報で確認してください。
  • ステレオ用の2本セット(Standard Pair)なので、1本だけの購入とは構成が異なります。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

公式ページには価格が表示されず、販売店で確認する形です(ページに『Price displayed at checkout』と記載)。

Universal Audioの製品ページでSP-1 Pencil Microphones (Standard Pair)を見る

出典:uaudio.com(2026-10-27確認)

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