Warm Audio「WA-87 R2」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Warm Audioの「WA-87 R2」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The -10 pad provides more headroom to record loud sources with the impressive detail of a large-diaphragm condenser.

—— Warm Audio公式サイトより(原文)

目次

WA-87 R2はどんな製品?

WA-87 R2は、Warm Audioが作るトランス・バランス式の大口径コンデンサーマイクです。1960年代後半のスタジオで使われた87系のマイクを再現することを狙った製品で、K87タイプのカプセルを復刻して搭載しています。

公式の説明では、低域から中域がなめらかで、7〜10kHz付近に持ち上がりがあるため、ボーカルなど前に出したい音源を想定した設計とされています。歌の録音を主な用途として紹介されているマイクです。

指向性は単一指向(カーディオイド)、無指向(オムニ)、双指向(フィギュア8)の3種類から切り替えられます。1本で歌のほか、2人での録音や部屋の響きを含めた録音にも使い分けられる構成です。

そのほか、大きな音に備える-10dBのパッドと、80Hzのハイパスフィルターを備えています。仕上げはニッケル、ブラック、チタニウムの3色で、チタニウムにはステレオペアのセットもあります。

K87タイプのカプセル

87系マイクの定番の構成を再現したカプセルを積んでいます。大口径ならではの細かい描写を、歌の録音で活かしたい場面で候補になるかもしれません。

3種類の指向性

カーディオイド、オムニ、フィギュア8を本体で切り替えられます。1人で歌うとき、向かい合って2人で録るとき、部屋の響きも入れたいときなど、状況に合わせて選べます。

-10dBパッド

入力を10dB下げるスイッチで、大きな声や大きな音源を録るときの余裕(ヘッドルーム)を確保できます。声量の大きい歌い手が近づいて歌うときなどに使えるかもしれません。

80Hzハイパスフィルター

80Hz以下を切るフィルターを切り替えられます。エアコンの低いうなりや机を伝わる振動など、不要な低音を録音の段階で減らしたいときに役立つ場合があります。

トランス・バランス回路

トランスを使ったバランス出力の回路を採用していると公式に書かれています。ファンタム電源を供給できるマイク入力のある機材につないで使う、本格的なスタジオ向けの構成です。

7〜10kHzの持ち上がり

公式が特徴として挙げている帯域の傾向です。声を前に出したい用途を想定した説明で、実際の聞こえ方は声質や環境によって変わるため、聴き比べて決めるのが確実です。

選べる仕上げ

ニッケル、ブラック、チタニウムの3種類があり、チタニウムにはステレオペアのセットもあります。複数本をそろえて使いたいときの選択肢になります。

仕様

項目内容
タイプ大口径コンデンサー(トランス・バランス)
カプセルK87タイプ(復刻)
指向性カーディオイド/オムニ/フィギュア8
パッド-10dB
ハイパスフィルター80Hz(切替式)
仕上げニッケル/ブラック/チタニウム
メーカー希望価格699ドル

入っているもの・動作環境

  • 同梱品の詳細は公式ページに一覧がなく、取扱説明書で確認が必要

使い方

  1. マイクスタンドに固定し、口元から握りこぶし1つ分ほど離して置く。
  2. XLRケーブルでオーディオインターフェースやマイクプリのマイク入力につなぐ。
  3. 機材側でファンタム電源(+48V)を入れる前に、ケーブルが確実に接続されているか確認する。
  4. 指向性スイッチを、1人で歌うならカーディオイドに合わせる。
  5. パッドとハイパスフィルターは最初はオフにし、音が大きすぎるときだけ使う。
  6. 録音レベルを調整し、一番大きく歌う部分でも赤くならないようにする。
  7. 必要に応じてポップガードを使い、息の当たりを抑える。
  8. 録音して聴き直し、距離や角度を少しずつ調整する。

歌の録音

ボーカルを想定して紹介されているマイクなので、歌ってみたやオリジナル曲のボーカル録りで候補になるかもしれません。

2人でのデュエット録音

フィギュア8にすると前後の2人を1本で拾えるため、向かい合ってのデュエットやインタビュー形式の収録に使えるかもしれません。

部屋の響きを活かした録音

オムニにすると周囲の響きも取り込みやすくなるため、アコースティック楽器の録音で試せるかもしれません。

大きな音源の録音

パッドで入力を下げられるため、声量が大きい歌い手や音の大きな楽器にも対応しやすいかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 本格的なコンデンサーマイクを1本そろえたい宅録の歌い手
  • 指向性を切り替えて、いろいろな録り方を試したい人
  • 87系マイクの構成が気になる人

使う前に知っておきたい点

  • マイク入力とファンタム電源(+48V)のある機材が必要です。
  • 公式ページには周波数特性や感度などの数値表が載っておらず、詳細は取扱説明書で確認する必要があります。
  • 旧WA-87はLegacy Products扱いです。

価格

$699(Warm Audio公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Warm Audioの製品ページでWA-87 R2を見る

出典:warmaudio.com(2026-10-27確認)

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