Waves「Linear Phase EQ」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Wavesの「Linear Phase EQ」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

For scenarios where phase is critical—especially mastering—Waves’ Linear Phase EQ is the answer.

—— Waves公式サイトより(原文)

目次

Linear Phase EQはどんな製品?

Linear Phase EQ は、位相のずれを起こさないリニアフェイズ方式のイコライザーです。マスタリングから発想されたとWavesは説明しています。

通常のEQは周波数によって遅れ方が変わり、位相がずれます。複数のマイクで録った楽器や、パラレル処理でEQをかけた経路では、その位相ずれが問題になることがあります。

本製品は5つの汎用パラメトリックバンドと、低域用のバンドを備えます。広帯域コンポーネントは22Hz〜18kHzを扱い、各段で±30dBのブースト/カットが可能です。

国内代理店の説明では、主にマスタリング向けですが、処理能力が許せば他のトラックにも使えるとされています。

低域専用コンポーネント

3バンドの低域コンポーネントは、低域の精密な処理に最適化されています。

広帯域コンポーネント

22Hz〜18kHzの音域を扱います。通常のEQに近い操作感で、公式はRenaissance EQに似た使いやすさと説明しています。

9種類のレスポンスカーブ

5つのパラメトリック段に、9種類のレスポンスカーブを用意しています。

±30dBのゲイン幅

各段で±30dBのブースト/カットが可能です。

トランジェントの扱い

公式は、標準的なEQよりトランジェントを焦点を絞って処理できると説明しています。

極端な設定の2つのモード

大きな設定向けの特別なモードが2つあります。

仕様

項目内容
バンドパラメトリック5+低域バンド
ゲイン±30dB(各段)
広帯域22Hz〜18kHz
処理倍精度、Mono/Stereo
対応OS(Mac)macOS 12〜15
対応OS(Windows)Windows 10以降
形式(Mac)VST / AU / AAX
形式(Windows)VST / AAX

入っているもの・動作環境

  • Linear Phase EQ(Lowband/Broadbandの2コンポーネント)
  • Mono/Stereo版
  • Mac: macOS 12 Monterey / 13 Ventura / 14 Sonoma / 15 Sequoia。VST・AU・AAX
  • Windows: Windows 10以降。VST・AAX

使い方

  1. Wavesのアカウントを作り、Plugin Boutiqueのアカウントに表示されるシリアル番号を登録する。
  2. Waves Centralをダウンロードして開き、アカウントでログインする。
  3. 購入した製品を選んでインストールする。
  4. DAWを起動し、プラグインのスキャンで新しい製品が見えるようにする。
  5. トラックまたはバスのインサートにプラグインを立ち上げる。
  6. プリセットを呼び出して、そこから調整を始める。
  7. 元の音と比べながら、必要な分だけ設定を動かす。
  8. 気に入った設定はプロジェクトに保存する。

マスタリングでの微調整

位相のずれを避けたい2ミックスの最終調整で使えるかもしれません。

複数マイクで録った楽器

ドラムなど複数のマイクで録った素材で、位相の乱れを増やしたくないときに検討できるかもしれません。

パラレル処理

パラレルで並べた経路の片方にだけEQをかけるとき、位相の違いを心配せずに使える場面があるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • マスタリングをする人
  • 複数マイクの録音を扱う人
  • パラレル処理でEQを使う人

使う前に知っておきたい点

  • リニアフェイズ方式は、一般に処理量が大きく遅延が増えやすい方式です(国内代理店の説明)。
  • Wavesのアカウントを作り、Plugin Boutiqueで届くシリアル番号を登録して、Waves Centralというアプリから入れる形です。
  • Wavesの製品は、買い切りのほかにサブスクリプションでも使えます(国内代理店のページではサブスク版も案内されています)。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Waves H-EQ Hybrid Equalizer

Linear Phase EQ は位相ずれの回避を目的にした、5つのパラメトリックと低域コンポーネントのEQ。H-EQ は7種類のキャラクターを選べる5バンド+HP/LPで、ミッド/サイド処理に対応します。

価格

$149(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Wavesの製品ページでLinear Phase EQを見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:pluginboutique.com minet.jp(2026-10-27確認)

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