Ample Soundのベース音源「Ample Bass Upright」は、ジャズやブルースでよく使われるアップライトベースの音源です。フィンガーのライブラリーと13の奏法を収録し、タブ譜にも対応したMIDIエディターRiffer 4が付いています。
ベース音源は、ベースの音をパソコンで鳴らせる道具です。弾けなくても、曲にベースを入れられます。
この記事では、ベース音源10製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

図:SoundBounty
結論
Ample Bass Uprightは、ベース音源10製品の中でランクAです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Aは上から2番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると3.5点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。
得意なこと
- ベースラインの作りやすさ(4点):曲に合うフレーズを早く用意できます。
- 弾き方の細かさ(4点):弾き方を細かく変えて、本物らしく鳴らせます。
注意したいこと
- 音色の幅(2点):入っているベースの種類は少なめです。
こんな方にオススメ:弾き方を細かく選び、ベースの打ち込みをリアルにしたい人。
Ample Bass Uprightの主な特徴
アップライトベース1本
フィンガーのライブラリーを1つ収録しています。奏法は、サステイン・パームミュート・ハーモニクス・ハンマリングとプリング・レガートスライド・スラップ・ポップ・タッピング・デッドノートなど13種類を収録しています(サンプル容量は4.26GB)。
Riffer 4とタブ譜リーダー
プラック楽器向けのMIDIエディターRiffer 4は、ピアノロールとタブ譜の表示を切り替えられます。弦ごとの発音が重ならないよう運指を自動で割り当て、数百のベースリフも入っています。Guitar Proのファイル(GP3〜GP8)を読み込むTab Readerもあります。
アンプとエフェクトを内蔵
B15R・BA500・SVT-Proの3種類のベースアンプと、1×15から8×10までのキャビネットを内蔵しています。キャビネットは4種類のマイクから選べます。
こんな場面で役立ちます
- タブ譜やMIDIを読み込み、本物らしいベースパートを作る
- スラップやスライドの奏法を使い分けて、ベースラインを打ち込む
- アンプとキャビネットを選んで、音色を整える
項目ごとの評価
ベースラインの作りやすさ:4点/5点
曲に合うベースのフレーズを、早く用意できるかを見ています。
MIDIエディターのRiffer 4に、新しい数百のベースリフ(フレーズ)が入っています。
音色の幅:2点/5点
入っているベースの種類と数を見ています。
アップライトベース1本です。
「音色の幅」を重視するなら、MODO BASS 2(5点)が向いています。
弾き方の細かさ:4点/5点
指弾き・ピック・スライドなど、弾き方を細かく変えられるかを見ています。
指弾きのライブラリーに、レガートスライド・ハーモニクス・ハンマリングとプリング・デッドノートなど13の奏法を収録しています。
点数の付け方(ベース音源)
| 項目 | 使う数値 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ベースラインの作りやすさ | 曲に合うフレーズを手早く用意できるか | 曲のMIDIや音声から、合うベースラインを自動で作れる | 数百の演奏パターンをそのまま使える | 演奏パターンがある(数の記載なし) | パターンの記載なし | — |
| 音色の幅 | 収録しているベースの種類と数 | 20本以上(ウッドベースなども含む) | アコースティック・エレキ・シンセなど複数の種類 | 2〜3本 | 1本 | — |
| 弾き方の細かさ | 奏法や演奏の細部を変えられるか | 奏法に加えて、弦や弾く位置まで変えられる | 指・ピック・スラップなど複数の奏法 | レガートなどの奏法を収録(種類の記載は少ない) | 記載なし | — |
自作曲や歌ってみたのオケに、リアルなベースを手早く入れるという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「ベースラインの作りやすさ」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音のリアルさそのものは実際に聞き比べていないため点数には含めません。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。
Ample Bass Uprightの対応環境と始め方
| 対応OS | Windows 7〜11(64ビット)/Mac(macOS 10.15以降) |
|---|---|
| プラグインの形式 | VST2・VST3・AU・AAX・スタンドアロン |
| そのほか | ディスクは10GB以上の空きが必要。内蔵SSDか高速な外付けSSDに入れる |
メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。
ほかのベース音源との比較
見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。
| 製品 | ランク平均点 | ベースラインの作りやすさ | 音色の幅 | 弾き方の細かさ | 価格(店・確認日) |
|---|---|---|---|---|---|
| ToontrackEZbass | S 4.3 | MIDI・音声から自動作成 | 2本 | 指・ピック・スラップ | $179 [公式・10月26日確認] |
| IK MultimediaMODO BASS 2 | A 4.0 | パターン機能 | 22本 | 奏法+弦・弾く位置 | ¥5,231(セール中、通常¥34,850) [PB・10月26日確認] |
| Native InstrumentsPrime Bass | A 3.5 | 355パターン | 1本 | 指・ピック・スラップなど | ¥17,250 [PB・10月26日確認] |
| SpectrasonicsTrilian | B 3.3 | アルペジエーター | アコースティック・エレキ・シンセ | レガート・グライド | $299 [公式・10月26日確認] |
| Ample SoundAmple Bass P | A 3.5 | 数百のリフ | 1本 | 13の奏法 | $119 [公式・10月26日確認] |
| Ample SoundAmple Bass J | A 3.5 | 数百のリフ | 1本 | 13の奏法 | $119 [公式・10月26日確認] |
| Ample SoundAmple Bass Upright | A 3.5 | 数百のリフ | 1本 | 13の奏法 | $149 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsIcon Bass | A 3.5 | 208パターン | 1本 | 指・ピック・スラップなど | $99 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsJam Bass | A 3.5 | 283パターン | 1本 | 指・ピック・スラップなど | $99 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsSession Bassist Upright | A 3.5 | 224パターン | 1本 | オープン・ミュート・弓弾きなど | $99 [公式・10月26日確認] |
機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。
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