Toontrackのベース音源「EZbass」は、ヴィンテージとモダンの2本のベースを収録した音源です。ドラムやキーボードのMIDI(どの音をどの強さで弾いたかという演奏の情報)から合うベースラインを自動で作る機能、録音した音声をMIDIに変える機能、リズムをたたいて近いフレーズを探す「Tap2Find」など、ベースを手早く入れるための機能がそろっています。
ベース音源は、ベースの音をパソコンで鳴らせる道具です。弾けなくても、曲にベースを入れられます。
この記事では、ベース音源10製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

画像:Toontrack公式サイトの製品画像より
結論
EZbassは、ベース音源10製品の中でランクSです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Sはいちばん上にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると4.3点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。
得意なこと
- ベースラインの作りやすさ(5点):曲に合うフレーズを早く用意できます。
- 弾き方の細かさ(4点):弾き方を細かく変えて、本物らしく鳴らせます。
こんな方にオススメ:ベースが弾けなくても、曲に合うベースラインを手早く入れたい人。
EZbassの主な特徴
ヴィンテージとモダンの2本
ベース音源は、録音したベースの音をMIDIで鳴らして、ベースラインを打ち込むソフトです。EZbassには、性格の違うヴィンテージとモダンの2本のベースが入っています。モダンのベースは指・ピック・スラップで録音され、ピックアップの切り替えや混ぜ方も変えられます。
曲に合うベースラインを作る
ドラムやキーボードのMIDIを入れると、それに合うベースラインを作れます。リズムをたたいて近いフレーズを探すTap2Findもあり、ベースに詳しくなくても、曲に合うラインを見つけやすくなっています。
録音をMIDIにするAudio Tracker
Audio Trackerは、録音したベースやギター、リズムの演奏をMIDIに変換する機能です。Superior Drummer 3と同じ技術を使っているとメーカーは説明しています。鼻歌のように弾いた仮のフレーズを、ベース音源の演奏に置き換えられます。
公式動画:Toontrack公式YouTubeチャンネル「EZbass – Introduction」(英語) YouTubeで見る
こんな場面で役立ちます
- ドラムのMIDIから、合うベースラインを作る
- 仮に弾いたギターのリフをMIDIにして、ベースで鳴らす
- スラップの奏法で、ファンクのベースを打ち込む
項目ごとの評価
ベースラインの作りやすさ:5点/5点
曲に合うベースのフレーズを、早く用意できるかを見ています。
ドラムやキーボードのMIDIから合うベースラインを自動で作れます。録音した音声のMIDI化や、リズムをたたいて探すTap2Findもあります。
音色の幅:3点/5点
入っているベースの種類と数を見ています。
ヴィンテージとモダンの2本のベースを収録しています。
弾き方の細かさ:4点/5点
指弾き・ピック・スライドなど、弾き方を細かく変えられるかを見ています。
モダンのベースは指・ピック・スラップで収録されています。Grid Editorで奏法も変えられます。
点数の付け方(ベース音源)
| 項目 | 使う数値 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ベースラインの作りやすさ | 曲に合うフレーズを手早く用意できるか | 曲のMIDIや音声から、合うベースラインを自動で作れる | 数百の演奏パターンをそのまま使える | 演奏パターンがある(数の記載なし) | パターンの記載なし | — |
| 音色の幅 | 収録しているベースの種類と数 | 20本以上(ウッドベースなども含む) | アコースティック・エレキ・シンセなど複数の種類 | 2〜3本 | 1本 | — |
| 弾き方の細かさ | 奏法や演奏の細部を変えられるか | 奏法に加えて、弦や弾く位置まで変えられる | 指・ピック・スラップなど複数の奏法 | レガートなどの奏法を収録(種類の記載は少ない) | 記載なし | — |
自作曲や歌ってみたのオケに、リアルなベースを手早く入れるという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「ベースラインの作りやすさ」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音のリアルさそのものは実際に聞き比べていないため点数には含めません。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。
EZbassの画面・イメージ

画像:Toontrack公式サイトの製品画像より
EZbassの対応環境と始め方
| 対応OS | Windows 10以降(64ビット)/Mac(macOS 10.13以降) |
|---|---|
| プラグインの形式 | VST・VST3・AU・AAX(64ビット) |
| 単体で起動 | あり |
| 体験版 | 10日間の体験版あり(すべての機能) |
メーカー公式ページで2026年9月27日に確認しました。
ほかのベース音源との比較
見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。
| 製品 | ランク平均点 | ベースラインの作りやすさ | 音色の幅 | 弾き方の細かさ | 価格(店・確認日) |
|---|---|---|---|---|---|
| ToontrackEZbass | S 4.3 | MIDI・音声から自動作成 | 2本 | 指・ピック・スラップ | $179 [公式・10月26日確認] |
| IK MultimediaMODO BASS 2 | A 4.0 | パターン機能 | 22本 | 奏法+弦・弾く位置 | ¥5,231(セール中、通常¥34,850) [PB・10月26日確認] |
| Native InstrumentsPrime Bass | A 3.5 | 355パターン | 1本 | 指・ピック・スラップなど | ¥17,250 [PB・10月26日確認] |
| SpectrasonicsTrilian | B 3.3 | アルペジエーター | アコースティック・エレキ・シンセ | レガート・グライド | $299 [公式・10月26日確認] |
| Ample SoundAmple Bass P | A 3.5 | 数百のリフ | 1本 | 13の奏法 | $119 [公式・10月26日確認] |
| Ample SoundAmple Bass J | A 3.5 | 数百のリフ | 1本 | 13の奏法 | $119 [公式・10月26日確認] |
| Ample SoundAmple Bass Upright | A 3.5 | 数百のリフ | 1本 | 13の奏法 | $149 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsIcon Bass | A 3.5 | 208パターン | 1本 | 指・ピック・スラップなど | $99 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsJam Bass | A 3.5 | 283パターン | 1本 | 指・ピック・スラップなど | $99 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsSession Bassist Upright | A 3.5 | 224パターン | 1本 | オープン・ミュート・弓弾きなど | $99 [公式・10月26日確認] |
機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。
あわせて読みたい
- ベース音源 比較一覧
- MODO BASS 2の特徴と評価(同じベース音源・ランクA)
- Prime Bassの特徴と評価(同じベース音源・ランクA)
- Ample Bass Pの特徴と評価(同じベース音源・ランクA)
- SoundBountyの評価の付け方


コメント