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HyperXの「SoloCast」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Easy-to-use USB microphone for streamers and content creators.
—— HyperX公式サイトより(原文)
SoloCastはどんな製品?
HyperX SoloCastは、USB-Cでパソコンなどにつなぐだけで使えるUSBコンデンサーマイクです。公式はこれを「配信者やコンテンツ制作者向けの、使いやすいUSBマイク」と紹介しています。ドライバーのインストールが要らないプラグアンドプレイ方式で、ブラック版とホワイト版があります。
マイクのカプセルは14 mmのエレクトレットコンデンサー型で、指向性はカーディオイド(単一指向)です。公式の説明では、マイクの正面の音を中心に拾い、背景の雑音は拾いにくくなる方式です。最大24-bit/96 kHzで録音でき、サンプリング周波数は8 kHzから96 kHzまで選べます。
操作で特徴的なのが、マイク上部をタップしてミュートするタップミュートセンサーです。LEDでミュートの状態がひと目で分かるので、配信中に入っているかどうかを確かめやすい作りです。付属のスタンドは角度を変えられ、モニターの下のような狭い場所にも置けると公式は説明しています。
スタンドの取り付け部は3/8インチと5/8インチのネジに対応するアダプター付きで、ほとんどのマイクスタンドやブームアームに付けられます(ブームアームは付属しません)。PC、Mac、PS4、PS5に対応し、DiscordとTeamSpeakの認定を受けています。OBS Studio、Streamlabs OBS、XSplitでも使えると公式にあります。
SoloCastは、Kingston TechnologyのHyperXブランドの製品として、2021年3月1日に国内で発売されました(型番HMIS1X-XX-BK/G)。発売時の対応機器はWindows、Mac、PlayStation 4で、のちにPS5も公式の対応に加わっています。
公式ページによると、24-bit/96 kHzでの録音は、HyperX NGENUITYソフトでファームウェアを更新すると使えるようになります。発売当初の国内向け資料では、ビット解像度は16bit、サンプリングレートは48 kHz以下と書かれていました。購入する個体のファームウェアによって、最初は仕様が異なる可能性があります。
公式のROWストアは、配信者、コンテンツ制作者、動画編集者、ゲーマー向けの製品として紹介しています。マイクを置く位置は、スタンドを下向きに調整してモニターの下に入れる使い方も例に挙がっています。
USB-Cのプラグアンドプレイ
パソコンやゲーム機にUSBケーブルでつなぐだけで使えます。ケーブルはUSB-C to USB-Aです。オーディオインターフェースを別に用意しなくても、これ1台で録音や通話ができます。
最大24-bit/96 kHz録音
ビット深度は24-bitと16-bit、サンプリング周波数は96/48/44.1/32/16/8 kHzから選べます。USB仕様はUSB 2.0フルスピードです。設定の変更や高解像度での録音には、公式のNGENUITYソフトの利用が案内されています。
タップミュートとLED表示
マイク上部を軽くタップすると、ミュートのオン・オフを切り替えられます。LEDの表示で状態が分かるので、配信中の「声が入っているか」の確認に役立つかもしれません。
カーディオイド指向性
正面の音を中心に拾う単一指向です。口を正面に向けて話す配信やナレーションのように、音源が決まっている場面で向いているとされる方式です。部屋全体の響きを録りたい用途には向きません。
向きを変えられるスタンドと取り付け口
付属スタンドは角度調整ができ、マイク底のアダプターで3/8インチと5/8インチのネジに対応します。机に置くだけでなく、ブームアームやマイクスタンドにも付け替えられます。
NGENUITYと対応アプリ
HyperXのNGENUITYソフトで音量を調整したり、ファームウェアを更新したりできます。DiscordとTeamSpeakの認定済みで、OBS Studio、Streamlabs OBS、XSplitなどの配信ソフトでも使えます。
ファームウェア更新で24-bit/96 kHz
24-bit/96 kHzの高解像度録音は、NGENUITYでのファームウェア更新で有効になると公式にあります。購入後にソフトを入れて更新する流れです。
20 Hz〜20 kHzの周波数特性
国内向けの発表資料には、周波数特性20 Hz〜20 kHz、ノイズ(A特性)-74 dBFS未満と記載されています。
Discord・TeamSpeak認定
公式ページに、DiscordとTeamSpeakの認定を受けていると書かれています。OBS Studio、Streamlabs OBS、XSplitとも使えるとされています。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カプセル | 14 mm エレクトレットコンデンサー |
| 指向性 | カーディオイド |
| 接続 | USB-C(ケーブルはUSB-C to USB-A)、USB 2.0 フルスピード |
| ビット深度 | 24-bit、16-bit |
| サンプリング周波数 | 96/48/44.1/32/16/8 kHz |
| 感度 | -6 dB(1 V/Pa、1 kHz) |
| 重さ | 261 g(マイク本体) |
| サイズ | 7.8 × 9.7 × 17.4 cm(パッケージ) |
| 対応機器 | PC、PS5、PS4、Mac |
| 保証 | 2年 |
| 周波数特性 | 20 Hz〜20 kHz(国内発表資料) |
| ノイズ(RMS、A特性) | -74 dBFS未満(国内発表資料) |
| 消費電力 | USBバス給電 5 V/100 mA、動作電流47 mA(海外の公式仕様表) |
| スタンドの重さ | 125 g |
| USBケーブル長 | 2 m(国内発表資料) |
| 重さ(スタンド・ケーブル込み) | 429.9 g(国内発表資料) |
| パッケージ寸法 | 114 × 83 × 208 mm(W×D×H) |
| 型番 | HMIS1X-XX-BK/G(ブラック、国内)/SKU 4P5P8AA(ROWストア) |
入っているもの・動作環境
- マイク本体(スタンド一体)
- USBケーブル
- クイックスタートガイド
- 3/8インチ・5/8インチ対応の取り付けアダプター(本体に内蔵)
- ブームアームは付属しません(別売)。ブラックとホワイトの2色
- 同梱品はマイク本体(スタンド付き)、USBケーブル、クイックスタートガイド
- 発売時の国内資料には、付属品としてマイクスタンドとUSBケーブルが記載されています
使い方
- 付属のUSBケーブルで、マイクとパソコン(PC・Mac)またはPS4/PS5をつなぎます。
- OSの音の設定、または配信・通話アプリの入力デバイスで、SoloCastを選びます。
- マイクの前面(カプセル側)を口に向け、正面から話せる位置に置きます。
- マイクのLEDを見て、ミュートになっていないことを確かめます。ミュートは上部をタップします。
- 音量や設定を変えたいときは、HyperX NGENUITYソフトを入れて調整します。
- 机の上で使うときはスタンドの角度を調整し、ブームアームに付けるときは取り付け口のアダプターで合うネジを使います。
- 録音前にテスト録音をして、声の大きさと距離を確かめます。
- 24-bit/96 kHzで録音したいときは、NGENUITYを入れてファームウェアを更新します。
- ミュートの状態は、マイク上部のLEDで確認します。点灯の意味は取扱説明書で確かめてください。
配信・ゲーム実況
DiscordやOBSで声を入れる使い方は、公式がまず想定している場面です。タップミュートとLED表示は、配信中にすばやく切り替えたいときに便利かもしれません。
ビデオ会議・リモート学習
USBでつなぐだけで使えるので、パソコン内蔵マイクより口元に近い位置で話したいときに合うかもしれません。ミュートを手元で操作できる点も会議向きかもしれません。
動画のナレーション・簡単な宅録
動画編集で使うナレーションや、歌の仮録りなどに使えるかもしれません。24-bit/96 kHzまで録れるため、録音ソフトで高い設定を選べます。
コンソール(PS4/PS5)でのチャット
PS4とPS5に対応と公式にあります。ゲーム機の近くで、USBでつないで声を入れる使い方が考えられます。
ゲーム実況やDiscord通話
DiscordとTeamSpeakの認定があり、PS4/PS5にもつなげるので、ゲーム機やパソコンでの通話に使う場面が想定されているかもしれません。
動画編集用のナレーション
公式は動画編集者も対象に挙げています。USBでつなげば、オーディオインターフェース無しでナレーションを録る使い方ができるかもしれません。
モニター下に置く狭い机
スタンドの角度を変えてモニターの下に入れられると公式にあります。机が狭い配信環境で選ぶ理由になるかもしれません。
こんな人におすすめ
- オーディオインターフェースを持っておらず、USBだけで手軽に声を入れたい人に向くかもしれません。
- 配信やゲーム実況を始めたばかりで、操作が分かりやすいマイクを探している人に向くかもしれません。
- 机が狭く、小さめのマイクを使いたい人に向くかもしれません。
- ビデオ会議や動画のナレーション用に、手頃なUSBマイクを探している人に向くかもしれません。
使う前に知っておきたい点
- 自分の声を遅れなく聞くモニターが必要な場合は、別の方法を考える必要があります。
- 接続はUSBのみで、XLR端子はありません。オーディオインターフェースにつなぐ使い方はできません。
- ブームアームは付属しません。机で使うときはスタンドを使います。
- 価格は公式のROWストア(世界向け)の表示です。地域や時期で変わる場合があります。
- 音量調整やファームウェア更新にはNGENUITYソフトが案内されています。
- 保証は2年と公式ページにあります。国内で購入する場合の保証条件は販売店・代理店で確認してください。
- 発売当初の国内資料と現在の公式ページでは、ビット深度などの仕様の書き方が異なります。ファームウェアの状態によって変わる可能性があります。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
RODE NT-USB Mini
SoloCastは最大96 kHz/24-bitで、ミュートはタップ式です。NT-USB Miniは48 kHz/24-bit、周波数特性20 Hz〜20 kHz、3.5 mmヘッドホン出力があり、価格は$109です(RODE公式)。
価格
$83.32(HyperX公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
出典:row.hyperx.com rode.com gdm.or.jp(2026-10-27確認)

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