RØDE「RØDECaster Pro II」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

RØDEの「RØDECaster Pro II」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The RØDECaster Pro II is the ultimate audio production solution for content creators, including streamers, podcasters and musicians.

—— RØDE公式サイトより(原文)

目次

RØDECaster Pro IIはどんな製品?

RØDECaster Pro IIは、オーストラリアのRØDE(ローデ)が作る、配信・ポッドキャスト・音楽制作向けの据え置き型オーディオ制作コンソールです。マイクプリアンプ、ミキサー、エフェクト、録音機能、パソコンとのUSB接続を1台にまとめた構成で、公式はこれを「Integrated Audio Production Studio(統合型オーディオ制作スタジオ)」と呼んでいます。

入力はNeutrik製のXLR/TRSコンボ端子が4系統あり、マイク、楽器、ライン機器をつなげます。RØDE専用に設計された「Revolution Preamps」を搭載し、公式の数値は等価入力ノイズ-131.5dBV、ゲイン76dBです。さらに、RØDEのワイヤレスSeries IV送信機(Wireless PRO、Wireless GO II、Wireless ME)を最大2台つなげる受信機も内蔵しています。

操作は5.5インチのタッチスクリーン(触覚フィードバック付き)とロータリーエンコーダー、6本のフィジカルフェーダー、8個のSMARTパッドで行います。チャンネルは9つ(フィジカル6+バーチャル3)で、入力ごとに割り当てを変えられます。処理はAPHEX(エイフェックス)の技術を使い、コンプレッサー、ノイズゲート、ハイパスフィルター、ディエッサー、3バンドEQがチャンネルごとに用意されています。

録音はmicroSDカード、USBストレージ、またはパソコンへのマルチトラック/ステレオ録音に対応します。USB-Cは2系統あり、2台のコンピューターやモバイル機器を同時につなげます。Bluetoothでの通話取り込み、Wi-Fi/イーサネット経由でリモートゲストを呼べる「RØDE CallMe」にも対応し、定期的なファームウェア更新で機能が増える設計です。

Revolution Preamps搭載の4系統コンボ入力

XLR/TRSコンボ端子を4系統備え、マイク・楽器・ライン機器を同時に接続できます。公式はゲイン76dB、等価入力ノイズ-131.5dBVとしており、出力の小さいダイナミックマイクでも別途ブースターを足さずに使えるかもしれません。

APHEXによるチャンネル別処理

各チャンネルにコンプレッサー、ノイズゲート、ハイパスフィルター、ディエッサー、3バンドEQが用意され、Aural Exciter、Big Bottom、Compellorといった処理も搭載されています。声の整え方を本体上で完結させたい人に向きます。

64の動作を割り当てられるSMARTパッド

8個のパッドが8バンク分あり、合計64の動作を登録できます。効果音やジングルの再生のほか、リバーブ・エコー・ピッチ・ロボットなどのボイスエフェクト、MIDI送信、フェードイン/アウトなどのミキサー操作も割り当てられます。

デュアルUSB-Cと内蔵ワイヤレス受信機

2系統のUSB-Cで2台のパソコンやモバイル機器をつなげられ、配信用PCと録音用機器を分ける構成も組めます。Series IVのワイヤレス送信機は最大2台まで内蔵受信機で受けられます。

Bluetoothとリモートゲスト機能

Bluetooth接続でスマートフォンの通話を取り込めます。RØDE CallMeを使うと、Wi-Fiまたはイーサネット経由で遠隔地のゲストと低遅延でやり取りできると公式は説明しています。

microSD・USB・PCへのマルチトラック録音

本体だけで録音を完結でき、microSDカードやUSBストレージへ書き出せます。パソコンのDAWに送ってマルチトラック録音する使い方も可能です。

4系統のヘッドホン出力とRØDECaster App

高出力ヘッドホン出力が4系統あり、複数人が同時にモニターできます。無料のRØDECaster App(macOS 11以降、Windows 10 Version 1803以降)で設定やファームウェア更新を行えます。

仕様

項目内容
入力Neutrik XLR/TRSコンボ×4(マイク/楽器/ライン)
プリアンプRevolution Preamps(EIN -131.5dBV、ゲイン76dB)
チャンネル9(フィジカルフェーダー6+バーチャル3)
SMARTパッド8個(8バンク、合計64アクション)
出力高出力ヘッドホン×4、バランス1/4インチライン出力
ディスプレイ5.5インチHDタッチスクリーン(触覚フィードバック)+ロータリーエンコーダー
接続USB-C×2、Bluetooth、Wi-Fi/イーサネット(RØDE CallMe)、Series IVワイヤレス受信機内蔵
録音先microSDカード、USBストレージ、コンピューター
ソフトウェアRØDECaster App(macOS 11以降/Windows 10 Version 1803以降)
製造オーストラリア・シドニー

入っているもの・動作環境

  • RØDECaster Pro II(ブラック)×1
  • 電源アダプター×1
  • USB-C to USB-Cケーブル×1
  • MZedのポッドキャスト講座が付属(公式表記)
  • 対応OS(専用アプリ):macOS 11以降、Windows 10 Version 1803以降

使い方

  1. 付属の電源アダプターをつなぎ、本体の電源を入れます。
  2. マイクをXLR/TRSコンボ端子につなぎ、タッチスクリーンで入力ゲインを合わせます。
  3. 付属のUSB-Cケーブルでパソコンとつなぎ、配信・録音ソフトの入力デバイスにRØDECaster Pro IIを選びます。
  4. ヘッドホンを出力端子につなぎ、モニター音量を調整します。
  5. RØDECaster Appをダウンロードし、ファームウェアを最新にします。
  6. プリセットやVoxLabのエディターで、チャンネルごとに処理(コンプ、ゲート、EQなど)を調整します。
  7. SMARTパッドに効果音やボイスエフェクト、フェード操作などを登録します。
  8. 録音する場合はmicroSDカードかUSBストレージを指定し、マルチトラックかステレオかを選んで録音を始めます。

複数人のポッドキャスト収録

4系統の入力と4系統のヘッドホン出力があるので、ホストとゲストが同じ卓でモニターしながら話せるかもしれません。公式は4人用のバンドル(PodMic×4、NTH-100×4、PSA1+×4)も案内しています。

ライブ配信

USB-Cを2系統持つため、配信用PCとゲーム機用PCを分けたり、BGMや効果音をパッドで鳴らしながら進行したりする使い方が考えられるかもしれません。

リモートゲストを呼ぶ番組

BluetoothやRØDE CallMeで遠隔のゲストを迎え、通話音声を本体のミキサーで他の入力と並べて調整する使い方が合うかもしれません。

楽器と声の宅録

コンボ入力にギターやキーボードをつなぎ、マルチトラックでmicroSDやDAWに録る使い方もできるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 複数人で話す番組をつくるポッドキャスターの方
  • 配信と録音を1台のコンソールでまとめたい方
  • 効果音やボイスエフェクトを手元のパッドで鳴らしたい方
  • 声と楽器の両方を録音したい宅録の方

使う前に知っておきたい点

  • 電源は付属の電源アダプターを使う据え置き型です。
  • 設定や更新にはRØDECaster App(macOS 11以降、Windows 10 Version 1803以降)を使います。
  • microSDカードやUSBストレージは別売です(同梱品に含まれていません)。
  • Series IVワイヤレス送信機は別売で、本体の受信機で受けられるのは最大2台です。
  • RØDE CallMeは最新ファームウェアで使える機能です。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

RØDECaster Duo

公式の比較表では、XLR/TRSコンボ入力はPro IIが4、Duoが2。ヘッドホン出力は4と2、フィジカルフェーダーは6と4、SMARTパッドは8と6です。バーチャルフェーダーは両機とも3で、3.5mm TRRSヘッドセット入力はDuoだけが備えます。

価格

$699(RØDE公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

RØDEの製品ページでRØDECaster Pro IIを見る

出典:rode.com(2026-10-27確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次