Three-Body Technology「Future DS」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Three-Body Technologyの「Future DS」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Future DS is a spectral de-esser that controls harsh sibilance without dulling the air.

—— Three-Body Technology公式サイトより(原文)

目次

Future DSはどんな製品?

Future DS は、Three-Body Technology が作るスペクトル型のディエッサーです。公式の説明は「きつさを抑え、空気感は残す」ことを掲げ、高域の耳障りなピークをリアルタイムに見つけて、そこをねらって下げ、周りの帯域には手をつけない作りだとしています。

従来のディエッサーが音量の大きさに反応するのに対し、Future DS はスペクトルを読みます。「大きいか」ではなく「文脈の中で不自然に飛び出している周波数か」を判断する、という説明です。そのため、歌のサ行だけでなく、シンバルやストリングス、明るいミックスバスなどにも使えると案内されています。

動作モードは2つあります。Sibilanceスイッチがオンのときは、歌のシビランスを検出したときだけ処理する専用のディエッサーとして動きます。オフのときは高域のリミッターのように、きつさを継続的に抑える使い方になります。聞き分けのためのモニター機能も2種類あります。

価格は、公式ページに導入価格39ドル、定価79ドルと表示されています。時間制限のないデモ版(保存・読み込みは不可)があり、買う前に環境との相性を確かめられます。日本のミキサーの推薦コメントも公式ページに載っています。

スペクトルを読む検出

音量でなく、周波数の並びの中で不自然に突出した狭い帯域を見つけて下げます。周りの周波数に触れずに、きつさだけを下げる狙いがあります。

2つの処理モード

Sibilanceスイッチがオンならシビランスを検出したときに処理するディエッサー、オフなら高域をつねに抑えるリミッター的な使い方になります。歌以外の素材にも使い分けられます。

Delta・Sibilance モニター

Deltaモニターは、Future DSが取り除いた成分を単独で聞けます。Sibilanceモニターは、シビランスとして検出された信号を聞き、狙った場所を拾えているかを確かめられます。

周波数範囲と優先カーブ

スペクトル表示の境界線をドラッグして処理範囲を決めます。さらに、重み付けのカーブを描いて、周波数ごとに処理を強めたり弱めたりできます。

パネルのつまみ

Depth、Sibilance、Smooth、Attack、Release、Holdがパネルに並びます。スペクトル表示で直接編集しながら、細かいディエッシングを素早く行えると案内されています。

レイテンシーと負荷

標準はリニアフェーズで、レイテンシーは128サンプル(44.1kHzで2.9ミリ秒)です。Zero Latency Modeにすると位相最小で0サンプルになります。オーバーサンプリングは最大4倍です。

仕様

項目内容
メーカーThree-Body Technology(TBTECH)
種類スペクトル型ディエッサー
価格表示導入価格39ドル/定価79ドル
フォーマット64bit VST2、VST3、AAX、Audio Unit
最小動作環境SSE 4.1対応のIntel/AMD CPU または Apple Silicon、macOS 10.15/Windows 8、RAM 4GB、ディスク空き250MB
レイテンシー標準128サンプル(44.1kHzで2.9ms)、Zero Latency Modeで0サンプル
オーバーサンプリング最大4倍
デモ版時間制限なし・登録不要・保存読み込み不可・15分ごとに1.5秒の無音・UIに『Demo』表示

入っているもの・動作環境

  • プラグイン本体(VST2/VST3/AAX/Audio Unit)
  • プリセットライブラリ
  • 無料デモ版(Mac/Windows用インストーラー)
  • ユーザーマニュアル(公式サイトからダウンロード)
  • クイックスタートガイド(公式サイトに掲載)

使い方

  1. 公式サイトの無料デモを入手し、お使いのMacまたはWindowsにインストールします。
  2. 歌などのトラックにFuture DSを挿します。
  3. 歌のシビランスが目的なら、Sibilanceスイッチをオンにします。
  4. スペクトル表示の境界線をドラッグして、処理する周波数範囲を絞ります。
  5. Delta モニターで取り除かれた成分を聞き、削りすぎていないかを確かめます。
  6. Sibilanceモニターで、狙ったシビランスを拾えているかを確かめます。
  7. 必要ならPriority Curveを描き、Depth、Smooth、Attack、Release、Holdを整えます。

歌のサ行を整える

Sibilanceスイッチをオンにして、サ行の突出を検出したときに下げる使い方が想定されています。宅録のボーカルで、高域の空気感は残したいときに試せるかもしれません。

アコースティックギターやパーカッション

公式ページのデモ音源には、女声・男声のほか、アコースティックギターとパーカッションが並びます。弦のきつい高域や金物のとがりに使えるかもしれません。

ミックスバスのきつさ対策

Sibilanceをオフにすると高域のリミッターのように動くため、明るすぎるミックスバスやシンバルの高域に試せるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 高域の空気感を残しながらサ行を抑えたい人
  • 歌以外の素材のきつさも同じプラグインで扱いたい人
  • 処理が見えるスペクトル表示と聞き比べのモニターがほしい人
  • 購入前に時間制限のないデモで試したい人

使う前に知っておきたい点

  • デモ版は保存・読み込みができず、15分ごとに1.5秒の無音が入ります。
  • 標準のリニアフェーズでは128サンプルのレイテンシーがあります。録音中はZero Latency Modeが案内されています。
  • 対応フォーマットはVST2、VST3、AAX、Audio Unitです。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

T-De-Esser 2(Techivation)

Future DS は、スペクトルを読んで狭い帯域の突出を下げる方式で、導入価格39ドル(定価79ドル)です。T-De-Esser 2 は4つの周波数レンジから選ぶ方式で、無料です。

価格

$39(Three-Body Technology公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Three-Body Technologyの製品ページでFuture DSを見る

出典:threebodytech.com techivation.com(2026-10-27確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次