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Wavesの「C6 Multiband Compressor」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
four crossover bands and two floating bands plus a sidechain feature
—— Waves公式サイトより(原文)
C6 Multiband Compressorはどんな製品?
C6 Multiband Compressorは、Wavesのマルチバンド・ダイナミクス・プロセッサーです。周波数帯域をいくつかに分け、帯域ごとにコンプレッションやエキスパンドをかけられます。ダイナミックEQとしても使え、1本のトラックにもグループにもマスターにも挿せる作りです。
同社のC4をもとに、位置を自由に動かせる「フローティングバンド」と、バンドごとのサイドチェーン機能を加えたものと説明されています。4つのクロスオーバーバンドと2つのフローティングバンドで、合計6バンドです。
日本のWaves公式ページでは、スタジオのミックスやマスタリング、ライブのFOHやモニターミキサー、ポストプロダクションでの使い方が紹介されています。ボーカル帯域だけを分けて、BGMやアンビエンスを自動で下げる、といった場面も挙げられています。
処理は倍精度のビット解像度で行われ、リリースを自動で調整するARC(Auto Release Control)も備えています。Wavesの7日間デモで、機能制限なしで試せます。
6バンド構成
4つのクロスオーバーバンドと2つのフローティングバンドを持ちます。フローティングバンドは位置を自由に置けるので、気になる帯域だけを狙って処理したい時に役立つかもしれません。
4種類のダイナミクス処理
バンドごとにコンプレッション、エキスパンション、アップワード・エキスパンション、リミッティングを切り替えられます。ダイナミックEQ(バンドあたり最大±18dB)としても使えるため、帯域ごとの音量変化を整えたい時に向きます。
バンドごとのサイドチェーン
内部・外部のサイドチェーンをバンドごとに選べます。別トラックの信号を引き金にして特定の帯域だけを動かせるので、歌とBGMの住み分けなどに使えるかもしれません。
Listenモードとソロ/バイパス
バンドごとにListen(聴き分け)、ソロ、バイパスのボタンがあり、どの帯域に何が起きているかを確かめながら設定できます。可変ニーも用意されています。
リリース設定とARC
リリースはスムーズ、ファスト、オートの3種から選べます。ARCは信号に合わせてリリースを調整する仕組みで、素材が変わるたびに時間を探る手間を減らせるかもしれません。
アナログ回路のモデリングとプリセット
アナログ回路のモデリングを取り入れたとされ、50を超えるプリセットが付属します。まずプリセットから始めて、気になる点だけ調整する使い方もできます。
低レイテンシーと幅広い対応
レイテンシーは44.1/48kHzで64サンプルです。モノラルとステレオに対応し、192kHzまでのサンプルレートで使えます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バンド数 | 6(クロスオーバー4+フローティング2) |
| 処理 | コンプレッション/エキスパンション/アップワード・エキスパンション/リミッティング、ダイナミックEQ(最大±18dB) |
| サイドチェーン | バンドごとに内部/外部 |
| チャンネル | モノラル、ステレオ(M/S・サラウンド非対応) |
| フォーマット | AAX Native、AudioSuite、Audio Units、VST3、SoundGrid |
| 対応OS | macOS、Windows |
| サンプルレート | 最大192kHz |
| レイテンシー | 64サンプル(44.1/48kHz) |
| プリセット | 50以上 |
入っているもの・動作環境
- プラグイン本体(Mono/Stereoコンポーネント)
- 収録バンドル:Dave Audé EMP Toolbox、Mercury(日本の公式ページの記載)
- 対応DAW例:Pro Tools、Logic Pro、Cubase、Nuendo、Ableton Live、REAPER など
- Mac:IntelまたはApple Silicon、メモリ16GB以上、空き容量30GB以上、macOS 13〜26
- Windows:64bit x86(IntelまたはAMD。AMDはRyzen 3000 Gen2以降)、メモリ16GB以上、空き容量30GB以上、Windows 10 64bitまたは11
- 7日間のデモ版あり
使い方
- Waves Centralで製品を認証し、プラグインをインストールします。
- DAWでトラックやバスのインサートにC6を読み込みます。
- まずプリセットを選び、全体の方向性をつかみます。
- 気になる帯域のバンドを選び、Listenで音を確かめます。
- スレッショルド(またはRange)と処理の種類を調整します。
- リリースをスムーズ・ファスト・オートから選び、必要ならARCを使います。
- 外部サイドチェーンを使う場合は、バンドごとにソースを指定します。
- バイパスで前後を聴き比べ、かけすぎていないか確かめます。
歌ものボーカルのミックス
歌の一部の帯域だけが飛び出す時に、その帯域のバンドだけ抑えられるかもしれません。ダイナミックEQ的に使う場面も考えられます。
ポストプロダクションのナレーション
声の帯域だけを分けてBGMを自動で下げる使い方が、公式ページで紹介されています。動画やポッドキャスト制作で役立つかもしれません。
マスタリング
2ミックス全体にかけて、帯域ごとのバランスを整えるのに使えるかもしれません。サイドチェーンで別の信号に反応させることもできます。
ライブの現場
FOHやモニターミキサーで、会場の響きを抑えたりボーカルを整えたりする用途が公式に挙げられています。SoundGridに対応しています。
こんな人におすすめ
- 帯域ごとにコンプレッサーを使い分けたい人
- ボーカルとBGMを自動で住み分けたい映像・配信制作者
- ダイナミックEQを1つのプラグインで試したい人
- Wavesのプラグインを使い続けている人
使う前に知っておきたい点
- Wavesの認証(Waves Central)が必要です。
- ミッド/サイドとサラウンドには対応していません(モノラル/ステレオのみ)。
- 動作環境が新しめ(メモリ16GB以上、空き容量30GB以上)です。購入前に確認してください。
- サブスクリプション(Essential/Ultimate)にも含まれる場合があります。内容は購入ページで確認してください。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
Waves C4
Waves公式の説明では、C6はC4をもとにフローティングバンドとサイドチェーン機能を加えたものです。C6は4つのクロスオーバーバンドと2つのフローティングバンドの計6バンドです。
価格
価格は、公式ページでご確認ください。
Wavesのサブスクリプション(Essential 月額14.99ドル/Ultimate 月額24.99ドル)にも含まれる場合があります。
Wavesの製品ページでC6 Multiband Compressorを見る
出典:waves.com wavesjapan.jp minet.jp(2026-10-27確認)

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