Native Instrumentsのシンセ「Massive X」は、ウェーブテーブル(形の違う波形を切り替えて音を作る方式)を中心にしたシンセで、自由な配線(ルーティング)が特長です。簡単に操作できるPlayページには、音色を変化させるMorpherとAnimator、ランダムに変えるRandomizeがあり、16個のマクロつまみで大事な部分をまとめて動かせます。プリセット(あらかじめ用意された設定)は780。
シンセ(シンセサイザー)は、電子的に音を作る楽器です。曲のメロディーや伴奏、効果音などに使います。
この記事では、シンセ13製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

- 仕様の最終確認日
- 2026/09/25
- すぐ使える音色
- 780
- 音作りの幅
- ウェーブテーブル+自由な配線
- 音作りの助け
- Morpher・Randomize+マクロ
- 価格(店・確認日)
- ¥34,680 [PB・10月26日確認]
結論
Massive Xは、シンセ13製品の中でランクAです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Aは上から2番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると4.0点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。
得意なこと
- すぐ使える音色(4点):最初から入っている音色が多く、選ぶだけですぐ使えます。
- 音作りの助け(5点):詳しくなくても、簡単な操作で音を変えられます。
こんな方にオススメ:プリセットを選んで、つまみを少し動かすだけで音を変えたい人。
Massive Xの主な特徴
音を変えやすいPlayページ
Playページは、音色を選んで手早く変えるための画面です。Morpherで音色をなめらかに変化させ、Animatorで動きを付け、Randomizeで思いがけない音を探せます。シンセに詳しくなくても、プリセットから自分の音を作りやすくなっています。
16個のマクロ
16個のマクロつまみに、よく動かすパラメーターを割り当てられます。DAWのオートメーションでも、このマクロを使えば大事な部分だけを簡単に動かせます。ピッチベンドやモジュレーションホイール、アフタータッチも、どのパラメーターにも割り当てられます。
170以上のウェーブテーブルと10の読み方
中心になるのは2つのウェーブテーブルのオシレーターで、170以上のウェーブテーブルと、読み方を変える10種類のモードがあります。攻撃的な音のGorilla系など、モードごとに違う性格の音が出ます。雨や声などを使ったノイズの音源も2つあります。
どこへでもつなげる配線
Routingのページでは、どの出力もどの入力にも数クリックでつなげられます。音を戻したり、途中を飛ばしたりする複雑な流れも作れます。メーカーは、実験的な音作りができる部分として紹介しています。
公式動画:Native Instruments公式YouTubeチャンネル「MASSIVE X Walkthrough | Native Instruments」(英語) YouTubeで見る
こんな場面で役立ちます
- EDMやヒップホップの太いベースを、プリセットから選んで使う
- Playページのランダムで、曲に合う新しい音色の候補を探す
- マクロをオートメーションで動かし、ビルドアップで音を変化させる
項目ごとの評価
すぐ使える音色:4点/5点
最初から入っている音色(プリセット)の数を見ています。
780のプリセットを収録しています。
音作りの幅:3点/5点
音の作り方(音源方式)の種類がいくつ使えるかを見ています。
ウェーブテーブルが中心ですが、どの出力もどの入力にもつなげる自由な配線ができます。
音作りの助け:5点/5点
詳しくなくても音を変えられる機能(大きなつまみ・ランダムなど)があるかを見ています。
Playページで音色を変化させるMorpher・Animator・Randomizeと、16個のマクロつまみがあります。
点数の付け方(シンセ)
| 項目 | 使う数値 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| すぐ使える音色 | 公式ページに書かれたプリセット(音色)の数 | 数千以上 | 700以上 | 400以上 | 400未満、または数の記載なし | — |
| 音作りの幅 | 使える音源方式(音の作り方)の種類 | 5種類以上 | 3〜4種類 | 1〜2種類で、配線やモジュレーションの自由度が高い | アナログ型など1方式 | — |
| 音作りの助け | 詳しくなくても音を変えられる機能 | 音色を自動で変化させる機能と、まとめて調整するつまみの両方 | 片方と、別の補助機能 | どちらか一方、または簡単操作の画面 | 公式ページに記載なし | — |
自作曲や歌ってみたのオケに合う音を、宅録ですばやく用意するという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「すぐ使える音色」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報で、プリセットの数は公式ページに書かれている数です(書かれていない製品は低めの点になります)。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。
Massive Xの画面・イメージ


Massive Xの対応環境と始め方
| 対応OS | Windows 10・11(64ビット)/Mac(macOS 13以降) |
|---|---|
| プラグインの形式 | Windows:VST・VST3・AAX/Mac:VST・VST3・AU・AAX |
| 単体で起動 | なし(プラグインのみ) |
| そのほか | AVXに対応したIntelのCPU、またはApple Silicon |
| 体験版 | 無料の体験版あり(すべての機能を1回60分まで) |
メーカー公式ページで2026年9月27日に確認しました。
ほかのシンセとの比較
見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。
| 製品 | ランク平均点 | すぐ使える音色 | 音作りの幅 | 音作りの助け | 無料 | 価格(店・確認日) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SpectrasonicsOmnisphere 3 | S 5.0 | 数千・18ライブラリ | 5方式以上 | 変化版の生成+自動調整 | — | $499 [公式・10月26日確認] |
| ArturiaPigments | S 4.3 | 1700以上 | 6方式 | マクロ4個+Play View | — | $199 [公式・10月26日確認] |
| Native InstrumentsMassive X | A 4.0 | 780 | ウェーブテーブル+自由な配線 | Morpher・Randomize+マクロ | — | ¥34,680 [PB・10月26日確認] |
| Xfer RecordsSerum 2 | A 3.8 | 626以上 | 5種類のオシレーター | マクロ8個+Hybridize | — | $249 [公式・10月26日確認] |
| u-heDiva | B 3.0 | 1200以上 | アナログ型(5モデル) | 細かく作り込む型 | — | ¥31,200 [PB・10月26日確認] |
| KiloheartsPhase Plant | B 3.0 | 数の記載なし | 5種類+FM | マクロつまみ8個 | — | ¥34,680 [PB・10月26日確認] |
| FabFilterTwin 3 | C 2.5 | 数の記載なし | アナログ型 | 分かりやすい画面+一括つまみ | — | ¥25,970 [PB・10月26日確認] |
| Vital AudioVital | C 2.5 | 75(無料版) | ウェーブテーブル+変形 | 文字から音を作る | 無料 | 記載なし |
| reFXNexus 5 | S 4.8 | 5,454 | 8種類 | マクロ4個+主なつまみの画面 | — | $179(セール中、通常$249) [公式・10月26日確認] |
| LennarDigitalSylenth1 | B 3.0 | 2500以上 | アナログ型(1方式) | アルペジエーター | — | 約$155.81 [公式・10月26日確認] |
| u-heHive 2 | A 3.5 | 2400以上 | 標準波形+ウェーブテーブル | XYパッド4個+パネルプリセット | — | 約$167.02 [公式・10月26日確認] |
| UVIFalcon | S 4.3 | 1,700 | 28種類のオシレーター | マクロ+プリセットごとの画面 | — | $149(セール中、通常$299) [公式・10月26日確認] |
| Reveal SoundSpire | A 3.8 | 1,000以上 | 複数のオシレーターモード+自由な配線 | RS AI+マクロ4個 | — | 記載なし |
機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。
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