Sylenth1の特徴と評価|シンセ13製品と比べた強み・弱み

Sylenth1の特徴と評価|シンセ13製品と比べた強み・弱み

LennarDigitalのシンセ「Sylenth1」は、4つのオシレーター(音のもとになる波形を作る部分)と2つのフィルターを持つ、バーチャルアナログ型のソフトシンセです。2500以上のプリセット(あらかじめ用意された設定)とアルペジエーター、7種類の内蔵エフェクトがあり、CPU負荷を抑えた作りだとメーカーは説明しています。

シンセ(シンセサイザー)は、電子的に音を作る楽器です。曲のメロディーや伴奏、効果音などに使います。

この記事では、シンセ13製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

LennarDigital / シンセ
Sylenth1
BランクB(S・A・B・Cの4段階で上から3番目)
点数 3.0/5点(比べた13製品の平均は3.6点)
→ 全体を見る
仕様の最終確認日
2026/09/25
すぐ使える音色
2500以上
音作りの幅
アナログ型(1方式)
音作りの助け
アルペジエーター
価格(店・確認日)
約$155.81 [公式・10月26日確認]

音源のしくみの図
図:SoundBounty

目次

結論

Sylenth1は、シンセ13製品の中でランクBです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Bは上から3番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると3.0点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

得意なこと

  • すぐ使える音色(4点):最初から入っている音色が多く、選ぶだけですぐ使えます。

注意したいこと

  • 音作りの幅(2点):音の作り方は1つの方式が中心です。
  • 音作りの助け(2点):音を変えるには、シンセの仕組みを知っている必要があります。

こんな方にオススメ:アナログ型の定番の音を、プリセットから手早く選んで使いたい人。

Sylenth1の主な特徴

4つのユニゾン・オシレーターと2つのフィルター

アナログの形の波形を出す4つのオシレーターがあり、それぞれ最大8ボイスのユニゾンを重ねられます。フィルターは2系統で、ローパス・バンドパス・ハイパスを選べ、アナログらしいドライブも加えられるとメーカーは説明しています。

2500以上のプリセットと内蔵エフェクト

プリセットは2500以上あり、本体のプリセットブラウザーで選べます。アルペジエーターのほか、ディストーション・フェイザー・コーラス/フランジャー・EQ・ディレイ・リバーブ・コンプレッサーの7種類のエフェクトを内蔵しています。

軽い処理を目指した作り

最適化したコードで、使っていない部分は自動で止めて、CPUの負担を小さくしているとメーカーは説明しています。MIDIラーン機能でつまみを外部機器に割り当てられます。

こんな場面で役立ちます

  • リードやベースなど、アナログ型の音を曲に足す
  • プリセットを切り替えて、曲に合う音を手早く探す
  • アルペジエーターで、動きのあるフレーズを作る

項目ごとの評価

すぐ使える音色:4点/5点

最初から入っている音色(プリセット)の数を見ています。

2500以上のプリセットを収録しています。

音作りの幅:2点/5点

音の作り方(音源方式)の種類がいくつ使えるかを見ています。

バーチャルアナログ型の1方式です。4つのユニゾン・オシレーターと2つのフィルターで音を作ります。

「音作りの幅」を重視するなら、Omnisphere 3、Nexus 5(5点)が向いています。

音作りの助け:2点/5点

詳しくなくても音を変えられる機能(大きなつまみ・ランダムなど)があるかを見ています。

アルペジエーターとステップシーケンサーは内蔵していますが、複数のつまみをまとめて動かすマクロや、音色を自動で変える機能はありません。

「音作りの助け」を重視するなら、Omnisphere 3、Massive X(5点)が向いています。

12345すぐ使える音色4点音作りの幅2点音作りの助け2点
Sylenth113製品の平均
すぐ使える音色
4/5
見ている点公式ページに書かれたプリセット(音色)の数
この製品2500以上
音作りの幅
2/5
見ている点使える音源方式(音の作り方)の種類
この製品アナログ型(1方式)
音作りの助け
2/5
見ている点詳しくなくても音を変えられる機能
この製品アルペジエーター
点数の付け方(シンセ)
項目使う数値5点4点3点2点1点
すぐ使える音色公式ページに書かれたプリセット(音色)の数数千以上700以上400以上400未満、または数の記載なし—
音作りの幅使える音源方式(音の作り方)の種類5種類以上3〜4種類1〜2種類で、配線やモジュレーションの自由度が高いアナログ型など1方式—
音作りの助け詳しくなくても音を変えられる機能音色を自動で変化させる機能と、まとめて調整するつまみの両方片方と、別の補助機能どちらか一方、または簡単操作の画面公式ページに記載なし—

自作曲や歌ってみたのオケに合う音を、宅録ですばやく用意するという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「すぐ使える音色」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報で、プリセットの数は公式ページに書かれている数です(書かれていない製品は低めの点になります)。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。

Sylenth1の対応環境と始め方

対応OSWindows 7/8/10/11(32/64ビット)/Mac(macOS 10.9以降・ARM/Intel)
プラグインの形式VSTi・AU・AAX
そのほかメモリ128MB以上、SSE対応のCPUが必要

メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。

ほかのシンセとの比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点すぐ使える音色音作りの幅音作りの助け無料価格(店・確認日)
SpectrasonicsOmnisphere 3S 5.0数千・18ライブラリ5方式以上変化版の生成+自動調整—$499 [公式・10月26日確認]
ArturiaPigmentsS 4.31700以上6方式マクロ4個+Play View—$199 [公式・10月26日確認]
Native InstrumentsMassive XA 4.0780ウェーブテーブル+自由な配線Morpher・Randomize+マクロ—¥34,680 [PB・10月26日確認]
Xfer RecordsSerum 2A 3.8626以上5種類のオシレーターマクロ8個+Hybridize—$249 [公式・10月26日確認]
u-heDivaB 3.01200以上アナログ型(5モデル)細かく作り込む型—¥31,200 [PB・10月26日確認]
KiloheartsPhase PlantB 3.0数の記載なし5種類+FMマクロつまみ8個—¥34,680 [PB・10月26日確認]
FabFilterTwin 3C 2.5数の記載なしアナログ型分かりやすい画面+一括つまみ—¥25,970 [PB・10月26日確認]
Vital AudioVitalC 2.575(無料版)ウェーブテーブル+変形文字から音を作る無料記載なし
reFXNexus 5S 4.85,4548種類マクロ4個+主なつまみの画面—$179(セール中、通常$249) [公式・10月26日確認]
LennarDigitalSylenth1B 3.02500以上アナログ型(1方式)アルペジエーター—約$155.81 [公式・10月26日確認]
u-heHive 2A 3.52400以上標準波形+ウェーブテーブルXYパッド4個+パネルプリセット—約$167.02 [公式・10月26日確認]
UVIFalconS 4.31,70028種類のオシレーターマクロ+プリセットごとの画面—$149(セール中、通常$299) [公式・10月26日確認]
Reveal SoundSpireA 3.81,000以上複数のオシレーターモード+自由な配線RS AI+マクロ4個—記載なし

機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

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