ベース音源のおすすめ10選|宅録・DTM向けに目的別で比較【2026年】

ベース音源は、ベースの音をパソコンで鳴らすためのプラグインです。自作曲や歌ってみたのオケでベースを入れるとき、実際に弾かなくてもMIDIで打ち込めます。

ベースは曲の土台なので、リアルさだけでなく「曲に合うフレーズを手早く作れるか」も大事です。このページでは、その手早さを一番重く見て比べています。

この一覧は、ベース音源10製品をベースラインの作りやすさ・音色の幅・弾き方の細かさの3項目で比べたものです。点は「目的に対してどれだけ優れているか」を項目ごとの条件に当てはめて決めていて、根拠はメーカー公式の情報です。価格は点数に含めていません。

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目的別のおすすめ

  • ベースが弾けなくても手早く入れたいなら:EZbass(ランクS)— 曲のMIDIや音声から、合うベースラインを自動で作れます。
  • 音や弾き方を作り込みたいなら:MODO BASS 2(ランクA)— 22本のベースと、弦や弾く位置まで変えられる細かさがあります。
  • 定番のエレキベースをパターンで使いたいなら:Prime Bass(ランクA)— 355の演奏パターンをそのまま使えます。
  • ウッドベースやシンセベースもまとめてほしいなら:Trilian(ランクB)— アコースティック・エレキ・シンセのベースを1つで使えます。

ランクのティアリスト

ランクは、メーカー公式の機能・仕様をもとにした評価で、音質の優劣ではありません。同じ段の中は、点数の高い順です。根拠は評価の付け方にあります。

評価項目ごとのティア表

総合のランクが同じでも、項目ごとに強みは違います。表の見出しを押すと、その項目のランクが高い順に並べ替えられるので、ほしい機能で選ぶときに使ってください。

製品総合ベースラインの作りやすさ曲に合うフレーズを手早く用意できるか音色の幅収録しているベースの種類と数弾き方の細かさ奏法や演奏の細部を変えられるか
ToontrackEZbassS4.3SMIDI・音声から自動作成B2本A指・ピック・スラップ
IK MultimediaMODO BASS 2A4.0Bパターン機能S22本S奏法+弦・弾く位置
Native InstrumentsPrime BassA3.5A355パターンC1本A指・ピック・スラップなど
Ample SoundAmple Bass PA3.5A数百のリフC1本A13の奏法
Ample SoundAmple Bass JA3.5A数百のリフC1本A13の奏法
Ample SoundAmple Bass UprightA3.5A数百のリフC1本A13の奏法
Native InstrumentsIcon BassA3.5A208パターンC1本A指・ピック・スラップなど
Native InstrumentsJam BassA3.5A283パターンC1本A指・ピック・スラップなど
Native InstrumentsSession Bassist UprightA3.5A224パターンC1本Aオープン・ミュート・弓弾きなど
SpectrasonicsTrilianB3.3BアルペジエーターAアコースティック・エレキ・シンセBレガート・グライド

列の見出しを押すと、その項目で並べ替えられます(もう一度押すと逆順)。各マスは、その項目の点(1〜5点)を、5点=S・4点=A・3点=B・2点以下=Cで表したものです。「—」は点のない項目です。メーカー公式の機能・仕様での評価で、音質の優劣ではありません。点の付け方は評価の付け方にあります。

点数順の主な製品

この比較で点数が高い順に、最大9製品(シリーズは1つにまとめています)を並べています。画像はメーカー公式のプレス用画像で、ない製品は製品名のカードを表示しています。全体の順位とランクの根拠は、下のティア表と各製品のページにあります。

S4.2点以上A3.4点以上B2.6点以上C2.6点未満点数の付け方

ベース音源の選び方

音源のしくみの図
図:SoundBounty

ベースラインを手早く作れるか

ベースが弾けない人は、曲のコードやドラムに合わせてベースラインを自動で作れる製品や、演奏パターンが多い製品が便利です。

ほしいベースの種類

エレキベース、ウッドベース、シンセベースなど、収録しているベースの種類は製品によって違います。作りたい曲に合うものを選んでください。

弾き方の細かさ

指弾き・ピック・スラップなど、弾き方を変えられるとリアルさが増します。細かく作り込みたい人は、この点も比べてください。

製品ごとのひとこと

EZbass(ランクS)

ヴィンテージとモダンの2本のベースを収録した音源です。ドラムやキーボードのMIDIから合うベースラインを自動で作る機能、録音した音声をMIDIに変える機能、リズムをたたいて近いフレーズを探す「Tap2Find」など、ベースを手早く入れるための機能がそろっています。ベースが弾けなくても、曲に合うベースラインを手早く入れたい人に向いています。

Toontrack EZbassの画面
画像:Toontrack公式サイトの製品画像より

MODO BASS 2(ランクA)

録音した音を使わず、ベースを弾く仕組みそのものを計算で再現する(物理モデリング)音源です。ウッドベースやフレットレスを含む最大22本のベースを収録し、弦・ネック・ボディ・ピックアップ、弾き方や弾く位置まで変えられます。演奏パターンの機能もあります。ベースの音や弾き方を、細かく作り込みたい人に向いています。

IK Multimedia MODO BASS 2の画面
画像:IK Multimedia公式サイトの製品画像(プレス向け)より

Prime Bass(ランクA)

70年代風のエレキベース1本を収録した音源です。355の演奏パターンと81曲分のフレーズがあり、MIDIをドラッグ&ドロップでDAWに持っていけます。アンプやエフェクトも付いています。無料のKONTAKT PLAYERで動きます。定番のエレキベースの音を、パターンから手早く使いたい人に向いています。

Native Instruments Session Bassist - Prime Bassの画面

Ample Bass P(ランクA)

フェンダーのプレシジョンベースをもとにした、エレキベース音源です。フィンガーとピックの2つのライブラリーと13の奏法を収録し、タブ譜にも対応したMIDIエディターRiffer 4が付いています。弾き方を細かく選び、ベースの打ち込みをリアルにしたい人に向いています。

Ample Bass J(ランクA)

フェンダーのジャズベースをもとにした、エレキベース音源です。フィンガーとピックの2つのライブラリーと13の奏法を収録し、タブ譜にも対応したMIDIエディターRiffer 4が付いています。弾き方を細かく選び、ベースの打ち込みをリアルにしたい人に向いています。

Ample Bass Upright(ランクA)

ジャズやブルースでよく使われるアップライトベースの音源です。フィンガーのライブラリーと13の奏法を収録し、タブ譜にも対応したMIDIエディターRiffer 4が付いています。弾き方を細かく選び、ベースの打ち込みをリアルにしたい人に向いています。

Icon Bass(ランクA)

1989年製のアメリカ製エレキベース1本を収録した音源です。208の演奏パターンと54曲分のプリセットがあり、MIDIをDAWにドラッグして使えます。無料のKONTAKT PLAYERで動きます。アクティブ回路のパンチのあるエレキベースを、パターンから手早く使いたい人に向いています。

Jam Bass(ランクA)

デュアルピックアップのアメリカ製エレキベース1本を収録した音源です。283の演奏パターンと71曲分のプリセットがあり、MIDIをDAWにドラッグして使えます。無料のKONTAKT PLAYERで動きます。定番のオフセット型エレキベースを、パターンから手早く使いたい人に向いています。

Session Bassist Upright(ランクA)

1970年代にドイツで作られたアップライトベース1本を収録した音源です。224の演奏パターンと54曲分のプリセットがあり、ジャズやブルース、ポップスにも使えます。無料のKONTAKT PLAYERで動きます。ウッドベースの音を、パターンから手早く使いたい人に向いています。

Trilian(ランクB)

アコースティックベース・エレキベース・シンセベースを1つにまとめた、34GBのベース音源です。レガートやグライドなどの弾き方も細かく収録し、Omnisphereと同じ音作りの機能で音を変えられます。エレキだけでなく、ウッドベースやシンセベースも1つでそろえたい人に向いています。

Spectrasonics Trilianの画面
画像:Spectrasonics公式のプレス用画像より

よくある質問

Q. ベースが弾けなくても使えますか?

使えます。パターンを並べる、マウスで打ち込むなどの方法でパートを作れます。

Q. DAW付属のベースとの違いは?

付属のものでも曲は作れます。専用の音源は、音のリアルさや演奏パターン、弾き方の細かさが違います。

Q. ベースは小さいスピーカーで聞こえにくい?

低い音は小さいスピーカーやイヤホンで聞こえにくいことがあります。ヘッドホンなどでも確認しながら音量を決めてください。

点数の付け方

点数の付け方(ベース音源)
項目使う数値5点4点3点2点1点
ベースラインの作りやすさ曲に合うフレーズを手早く用意できるか曲のMIDIや音声から、合うベースラインを自動で作れる数百の演奏パターンをそのまま使える演奏パターンがある(数の記載なし)パターンの記載なし—
音色の幅収録しているベースの種類と数20本以上(ウッドベースなども含む)アコースティック・エレキ・シンセなど複数の種類2〜3本1本—
弾き方の細かさ奏法や演奏の細部を変えられるか奏法に加えて、弦や弾く位置まで変えられる指・ピック・スラップなど複数の奏法レガートなどの奏法を収録(種類の記載は少ない)記載なし—

自作曲や歌ってみたのオケに、リアルなベースを手早く入れるという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「ベースラインの作りやすさ」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音のリアルさそのものは実際に聞き比べていないため点数には含めません。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。

点数とランクの考え方は「評価の付け方」にまとめています。製品は順に追加していきます。

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