Apogee「Symphony Studio」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Apogeeの「Symphony Studio」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

フラッグシップSymphony I/O シリーズ直系にして最新のサウンド・コンポーネントを搭載した”Symphony Studio”が登場。

—— Apogee公式サイトより(原文)

目次

Symphony Studioはどんな製品?

Symphony Studio は、Apogee のスタジオ向けオーディオインターフェースで、入出力数の違う3モデル(2×12、8×8、8×16)があります。Media Integration のページは、上位の Symphony I/O シリーズの流れを受けた機種として紹介しています。

3モデルともUSB-C接続(クラスコンプライアント)で、MacとWindowsに対応します。コンバーターは24bit/最大192kHz対応と記載されています。マイクプリアンプはAdvanced Stepped Gain式で、ゲインは75 dBです。

出力側にDSPがあり、EQによるルーム補正、ベースマネジメント、スピーカーごとのディレイ補正ができます。ステレオから5.1、7.1.4、9.1.6までのモニター設定を最大8つ保存して切り替えられます。入力側のBob Clearmountain監修ECS Channel Stripは、今後のアップデートで対応とされています。

専用ソフト Apogee Control 2 が付属し、ルーティング、モニターミックス、DSPの調整、2台のサブウーファーのコントロールなどができます。別売の Apogee Control(ハードウェア)をつなぐと、よく使う機能をボタンに割り当てられます。

3つの入出力構成

2×12は2マイク/ライン入力と12出力、8×8は8入力と8出力、8×16は8入力と16出力です。必要なチャンネル数に合わせて選ぶ構成で、端子はXLRとD-Subです。

ESS Sabre DACとAKM ADC

DACには最新のESS Sabre(ES9027PRO)をライン出力とヘッドホン出力に独立して搭載し、ADCは Symphony I/O mk2 SE と共通のAKM AK5574を採用していると記載されています。

出力DSPによるモニター補正

ルームEQでリスニング環境を補正し、ベースマネジメントでサブウーファーとのつながりを整え、ディレイでスピーカーと聴取位置のばらつきを補正できます。スピーカーのレベルは0.1単位で補正できます。

イマーシブ対応

モデルごとにステレオ、5.1.2、7.1.4、9.1.6までのモニター環境をキャリブレーションできます。8×16はDolby Atmos、360 Reality Audio、Auroなどの9.1.6に向けた構成です。

75 dBのマイクプリアンプ

Apogeeの伝統とされるAdvanced Stepped Gain式で、ゲイン設定に関わらず歪みの少ない音を狙った設計と説明があります。ファンタム電源、ソフトリミット、極性反転がチャンネルごとに選べます。

Apogee Control 2とリモートハードウェア

ルーティングやモニターの設定、保存、サブウーファー2台のコントロールを行う専用アプリが付属します。別売のApogee Controlを足せば、ボタンで保存設定を呼び出せます。

仕様

項目内容
モデル2×12/8×8/8×16
サンプルレート最大192 kHz
ビット深度最大24 bit
マイクプリアンプゲイン75 dB
接続USB Type-C(クラスコンプライアント)
対応OSMac/Windows
ライン出力レベル+4 dBu/-10 dBV 切り替え
ヘッドホン出力ゼロオーム設計 ×2(250 mW/30 Ω、90 mW/600 Ω)
A/D ダイナミックレンジ121 dB(A特性)
D/A ダイナミックレンジ124 dB(A特性)
マイクEIN129 dB(非加重、60 dBゲイン、150 Ω)
最大入力レベル+20 dBu
外形寸法48.26 × 30.79 × 4.39 cm
フェイスプレートプレス成形アルミ

入っているもの・動作環境

  • 本体(2×12/8×8/8×16から選択)
  • Apogee Control 2(専用ソフトウェア)
  • 対応:Mac/Windows(USB Type-C)
  • 別売:Apogee Control リモートハードウェア

使い方

  1. USB Type-CケーブルでSymphony Studioをパソコンにつなぎます。
  2. Apogee Control 2をインストールして起動します。
  3. マイクやラインの機器を入力につなぎ、ゲインを設定します。
  4. モニタースピーカーをD-Subのラインアウトにつなぎます。
  5. Apogee Control 2でスピーカーのレベル、ディレイ、ルームEQを設定します。
  6. ステレオや5.1などのモニターセットアップを保存します。
  7. 必要ならヘッドホン出力と外部アウトボードをつなぎます。

ボーカルや楽器のレコーディング

マスタリング品質をうたうコンバーターとマイクプリで、少数の入力を丁寧に録る場面に向くかもしれません(2×12)。

バンド録音やアウトボードを使う制作

8入力のモデルは、複数のマイクを同時に使う録音に検討できるかもしれません。

イマーシブ・ミックスのモニター環境

8×16は9.1.6まで対応とされ、Atmosの制作環境に向くかもしれません。

スピーカーの補正が要る部屋

出力DSPでルームEQやディレイを使い、部屋の影響を整える場面で試せるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 入出力数を選んで、スタジオの中心になるインターフェースを探している方。
  • スピーカーの補正やベースマネジメントを本体側でしたい方。
  • イマーシブ・オーディオ制作を視野に入れている方。
  • Symphony系のコンバーターを比較的導入しやすい構成で使いたい方。

使う前に知っておきたい点

  • 入力側のDSP(ECS Channel Strip)は今後のアップデートでの対応とされています。
  • 外部キャリブレーションツールとの連携も、今後のアップデートで予定と記載されています。
  • 日本国内の価格は円表示のみで、モデルごとに異なります。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Apogee Symphony Desktop

Symphony Studio は2×12/8×8/8×16の3構成で、出力側DSPとApogee Control 2が特長です。Symphony Desktop は10入力14出力にタッチスクリーンとAlloy Mic Preampエミュレーションを載せた1構成です。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

日本の代理店ページに円のみの表示のため、価格は載せていません。

Apogeeの製品ページでSymphony Studioを見る

出典:minet.jp(2026-10-27確認)

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