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Earthworksの「M23 Gen 2」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Earthworks M-Series microphones have been the reference used by engineers in every part of the audio world since 1995.
—— Earthworks公式サイトより(原文)
M23 Gen 2はどんな製品?
Earthworks M23 Gen 2は、23kHzまでの帯域を扱う測定用マイクです。公式ではライブサウンドからホームスタジオまで、システムの調整やSPL(音圧レベル)の測定、モニタリングの基準になる製品として紹介されています。歌や楽器を録るための音作り用マイクとは役割が異なります。
構造は6mm径の振動板を持つ、あらかじめ分極されたコンデンサー型で、指向性は無指向性(全方向)です。周波数特性は5Hz〜23kHzを±1dBの範囲で保つとされ、低域側は3Hz以下、高域側は30kHz以上まで-3dBの範囲に収まるという数字が公式の仕様に載っています。
本体は削り出しのステンレス製で、IP54の防塵・防滴等級が示されています。公式はツアーでの使用を想定した頑丈な設計だと説明しており、現場に持ち出して使う場面を意識したつくりです。サイズは長さ約138.6mm、直径約21.8mm、重さは約0.14kgです。
キャリングケース、校正チャート、マイククリップ、ウィンドスクリーン、校正器用アダプターなどが付属します。スピーカーの特性測定ソフトと組み合わせて、部屋の鳴りやスピーカーの設置位置を確かめる用途に向くかもしれません。
23kHzまで届く広い周波数特性
フラットな範囲は5Hz〜23kHz(±1dB)と示されています。可聴域の外側まで見えるので、スピーカーや部屋の特性グラフを読むときの土台にしたい場面で役立つかもしれません。
無指向性の6mmコンデンサー
小さな6mm振動板の無指向性型で、あらゆる方向の音を同じように拾う設計です。測定では特定の方向に偏らない基準が求められるため、部屋の中央で全体を測りたいときに向くかもしれません。
高い最大音圧
最大SPLは48Vファンタム電源で140dB、12Vで133dBです。大音量のPAシステムを測るときも余裕を持たせやすい数字で、ライブ現場での調整にも使えるかもしれません。
低い自己雑音
A特性の自己雑音は23dBAとされています。静かな部屋の暗騒音や、小さな音のレベルを測りたいときにマイク自身のノイズが邪魔になりにくいかもしれません。
ステンレスの頑丈な本体とIP54
削り出しステンレス製で、IP54の等級があります。機材と一緒に持ち運ぶことが多い現場用途で、傷みにくさを重視したい人に向くかもしれません。
校正チャートと校正器アダプターが付属
個体ごとの校正チャートと、校正器用のアダプターが同梱されます。測定の数字を揃えたい、あとで基準レベルを確かめたいといった使い方がしやすくなるかもしれません。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | プリポーラライズド・コンデンサー |
| 指向性 | 無指向性 |
| 振動板サイズ | 6mm |
| 周波数特性(±1dB) | 5Hz〜23kHz |
| 感度(1kHz) | -40dBV/Pa(10mV/Pa)±2dB |
| 低域カットオフ(-3dB) | 3Hz以下 |
| 高域カットオフ(-3dB) | 30kHz以上 |
| 自己雑音(A特性) | 23dBA |
| 最大SPL(歪み3%) | P48で140dB、P12で133dB |
| 最小負荷インピーダンス | 1kΩ |
| 電源 | P48ファンタム7.2mA/P12ファンタム4.8mA |
| 素材 | 削り出しステンレス |
| 寸法 | 長さ138.6mm×径21.8mm |
| 重量 | 約0.14kg |
| 防塵・防滴 | IP54 |
| 色 | シルバー |
入っているもの・動作環境
- キャリングケース
- 校正チャート
- MC1マイククリップ
- OMW2ウィンドスクリーン
- ADP1校正器アダプター
- マイクスタンド用ねじアダプター
使い方
- 付属のマイククリップとスタンド用ねじアダプターで、マイクスタンドに取り付ける。
- XLRケーブルでマイクをオーディオインターフェースのマイク入力につなぐ。
- インターフェース側で48Vファンタム電源をオンにする。
- 測定ソフトで入力を選び、校正チャートの値をもとに入力レベルを合わせる。
- 測りたい位置(普段の聴く位置など)の耳の高さにマイクを置き、スピーカーの正面に向ける。
- 必要に応じて付属のウィンドスクリーンを付け、風や息の影響を抑える。
- 測定が終わったら、ケースに戻して保管する。
部屋とスピーカーの調整
自宅スタジオのリスニング位置にマイクを置き、部屋の鳴りやスピーカーの位置を測るのに向くかもしれません。測定ソフトと組み合わせた使い方が考えられます。
PA・ライブの調整
ライブ会場のシステムを調整するときの基準マイクとして使えるかもしれません。最大SPLが高いので、大きな音量の確認にも対応しやすい仕様です。
音圧の測定・モニタリング
作業環境の音圧レベルを確認したい場面で、SPL測定の入力として使えるかもしれません。校正器用アダプターが付属するため、基準合わせもしやすくなります。
こんな人におすすめ
- 自宅スタジオの部屋やスピーカーの特性を数字で確かめたい人
- ライブやイベントでPAの調整を担当する人
- 録音用ではなく、測定用の基準マイクを探している人
使う前に知っておきたい点
- 測定用マイクなので、歌や楽器の録音用としては設計されていません。
- 動作には48Vまたは12Vのファンタム電源が必要です。
- 測定には、測定ソフトとマイク入力のあるオーディオインターフェースなどが別に必要です。
価格
価格は、公式ページでご確認ください。
公式の製品ページに価格の表示なし。
出典:earthworksaudio.com(2026-10-27確認)

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