MAAT「MAAT SantaCruzEQ12」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

MAATの「MAAT SantaCruzEQ12」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

12 precision variations on “analog,” all in one affordable EQ.

—— MAAT公式サイトより(原文)

目次

MAAT SantaCruzEQ12はどんな製品?

MAAT SantaCruzEQ12 は、ミニマムフェイズ(位相変化の少ない従来型)のパラメトリックEQを、12種類の設計の違いから選べるプラグインです。アナログEQの回路を参考にしつつ、ノイズや歪みなどアナログ特有の副作用は持たせない「理想化したデジタル版」として作られていると公式は説明しています。

12種類の設計(アーキテクチャ)は、ミキサーや外部機器に多い左右対称のベル、ベル幅が増減量に応じて変わる「プロポーショナル」型、Qが一定の型、独自の設計の型、さらに並列回路を模した2種類に分かれます。すべてのベルは、+6dBかつQ=0.71のとき同じ形になるよう揃えてあり、設計を切り替えて比べやすくなっています。

EQのセクションは全部で6つで、そのうち4つはベル、シェルフ、カットを自由に割り当てられます。最初と最後のセクションはシェルフとカット専用です。サンプルレートは最大384kHz、中心周波数は80kHzまで設定でき、超音波帯域の処理にも使えます。内部は80ビットの倍精度で処理されると公式に記載があります。

グラフの上で直接数値を動かすか、数値入力で操作できます。複数のセクションをまとめて動かすグルーピング機能や、周波数を固定する機能、トゥルーピークメーターもあります。放送、ゲーム、ミックス、マスタリングなどの用途が公式に挙げられています。

12種類のEQアーキテクチャ

クラシック対称・非対称、プロポーショナル3種、一定Q各種、並列2種などを切り替えられます。同じ設定でも、バンドが重なったときの反応が変わるのが違いです。

設計間で揃えたベル形状

+6.02dB・Q=0.71でベルの形が全設計で同じになるよう正規化されています。聴き比べを素早く行いたいときに便利かもしれません。

柔軟な6セクション

6つのセクションのうち4つは、ベル、1次・2次のシェルフ、1次・2次のカットから選べます。複数のカットを重ねると急な傾きも作れます。

高いサンプルレートと超音波帯域

384kHzまでのサンプルレートと80kHzまでの中心周波数に対応し、ハイレゾ素材やゲーム制作向けの作業にも使えます。

80ビット倍精度とオーバーサンプリング

内部は80ビットの倍精度で処理され、44.1/48kHzでは独自のオーバーサンプリングが自動でかかります。高域のベルの形が崩れにくくなると公式は説明しています。

作業を助ける機能

バンドのグルーピング、周波数ロック、セクションの並べ替えボタン、オートゲイン、トゥルーピークメーターなどが付いています。

仕様

項目内容
アーキテクチャ12種類(直列10、並列2)
セクション数6
サンプルレート44.1〜384kHz
中心周波数の上限80kHz
内部精度80ビット倍精度
プラグイン形式AAX(Pro Tools 10.3.10以降)、AU、VST2、VST3
対応OSmacOS 10.9以降(64ビットのみ)、Windows 7以降(32/64ビット)

入っているもの・動作環境

  • SantaCruzEQ12 プラグイン本体(AAX/AU/VST2/VST3)
  • プリセット

使い方

  1. MAATの公式サイトまたはPlugin Boutiqueで購入し、インストールします。
  2. DAWでEQを使いたいトラックに挿入します。
  3. まずクラシック対称などの基本の設計を選びます。
  4. グラフ上で点を動かすか、数値を入力して周波数・ゲイン・Qを決めます。
  5. 別の設計に切り替えて、同じ設定でバンドが重なったときの違いを聴き比べます。
  6. 必要なら不要な低域にカットを足します。
  7. グルーピングや周波数ロックを使って細かく追い込みます。

ミックスで設計を使い分ける

ボーカルにはプロポーショナル、細かい修正にはQ一定の型、と目的で設計を切り替える使い方が考えられます。

マスタリング

公式は並列の2種類をマスタリングの選択肢として挙げています。アナログ機器のような帯域間の干渉を試したいときに試せるかもしれません。

ゲーム・ハイレゾ制作

384kHz・80kHzまで対応するため、超音波帯域を含む作業に向く場合があります。

こんな人におすすめ

  • EQの設計の違いを聴き比べて学びたい人
  • ノイズや歪みを足さない、きれいなEQがほしい人
  • ハイレゾやゲーム制作で高いサンプルレートを使う人

使う前に知っておきたい点

  • MAATの公式サイトにはセクションが6つの SantaCruzEQ6 も別にあります(アップグレード版もあります)。
  • 公式はアナログ特有の歪みを入れない方針で、色づけが欲しい場合はテープエミュレーションなどを使うことを勧めています。
  • オーバーサンプリングは常にオンのままにすることを公式が勧めています。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

MAAT SantaCruzEQ6

SantaCruzEQ6 は6つの設計(№1〜6)、SantaCruzEQ12 は12の設計を収録しています。公式サイトの価格は6が$199、12が$249です。

価格

$249(MAAT公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

MAATの製品ページでMAAT SantaCruzEQ12を見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:maat.digital pluginboutique.com(2026-10-27確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次