AudioThing「Mantis」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

AudioThingの「Mantis」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Mantis is a plugin that emulates a rare BBD (bucket-brigade device) delay/echo unit of the 70s, faithfully recreating its warm and analog sound.

—— AudioThing公式サイトより(原文)

目次

Mantisはどんな製品?

Mantis は AudioThing のディレイ/エコー・プラグインで、70年代の珍しいBBD(バケツリレー素子)式エコーユニット「Carlsbro Mantis」を再現したものです。公式は、あたたかいアナログらしい音を再現するとしています。

元の機材は、4つのタップ(取り出し位置)と4つのスウェル(フィードバックの量を決める)セレクターを持つエコー部と、テープエコーのワウ・フラッターを真似たり、コーラス付きディレイにも使えるRotafaze(モジュレーション)部を備えています。

BBDは、コンデンサーの列で信号を順に送る素子で、遅延時間が短いと明るく、長いと暗くなる性質があります。プラグインではVintageモードで元の挙動に近く、Modernモードでは最大1秒まで設定でき、ホストのテンポにも同期します。

対応はmacOS・Windows・Linux(VST2・VST3・AU・AAX・CLAP)で、iOS/iPadOS版(AUv3とスタンドアロン)もApp Storeで公開されています。

BBD方式のエコー

8個のTDA1022チップ(各512段)で構成され、短くて粒の細かいスラップバック的なエコーに向くとされています。ギターやボーカルに短い反復を足したいときに使えるかもしれません。

4タップ・4スウェル

4つのタップ(遅延の取り出し位置)と4つのスウェルセレクターで、反復の並びと増え方を決めます。複数の反復を重ねた独特のリズムを作れるかもしれません。

Rotafazeモジュレーション

テープエコーのようなワウ・フラッターを真似たり、コーラスのようなディレイにしたりする変調部です。音に揺れを足したいときに使えるかもしれません。

VintageモードとModernモード

Vintageはベースの遅延を1.02ms〜102.4msで設定します。Modernは最大1秒までで、DAWのテンポにも同期できます。

明るさとコントラストの調整

Brightness と Contrast のコントロールで、BBD特有の暗さやノイズ感を整えられます。

プリセットとリサイズ

プリセットとランダマイザーがあり、ウィンドウの大きさも変えられます。

仕様

項目内容
種類BBDエコー/ディレイ
フォーマットWin:VST2・VST3・AAX・CLAP、Mac:VST2・VST3・AU・AAX・CLAP(64bit)
対応OSWindows 7〜11/macOS 10.13〜macOS 26/Linux
動作環境CPU 2GHz、RAM 4GB
iOSAUv3・スタンドアロン(App Store)

入っているもの・動作環境

  • Mantis 本体
  • プリセット(ランダマイザー付き)
  • 対応フォーマット:VST2/VST3/AU/AAX/CLAP

使い方

  1. 購入後、AudioThingまたはPlugin Boutiqueのアカウントからインストーラーを入手します。
  2. インストールしてDAWに読み込みます。
  3. エコーをかけたいトラックに挿します。
  4. まずプリセットを選びます。
  5. タップとスウェルを切り替えて、反復の並びを作ります。
  6. Rotafazeで揺れの量を足します。
  7. Vintage/Modernを切り替えて、遅延の長さの範囲を選びます。
  8. ミックスバランスを整えます。

ギターのスラップバック

短いエコーを足す場面で使えるかもしれません。BBD特有の暗さが、ギターになじむ場合があります。

ボーカルへの薄い反復

ボーカルに薄く反復を足し、ワウ・フラッターで揺らす使い方が考えられます。

シンセやキーボードのコーラス的な厚み

ディレイを短くしてRotafazeを使うと、コーラスのような厚みを足せるかもしれません。

テンポ同期のディレイ

Modernモードでテンポ同期させ、普通のエコーとして使うこともできそうです。

こんな人におすすめ

  • 70年代のBBDエコーの質感を使いたい人
  • ギターやボーカルに短い反復を足したい人
  • モジュレーション付きのディレイを探している人

使う前に知っておきたい点

  • 元の機材は遅延時間が固定で、ノイズも多いとされます。プラグインはVintageモードでその挙動に近づけます。
  • Plugin Boutiqueの説明にあるVintageモードの遅延範囲(0.512ms〜51.2ms)は、公式サイトの記載(1.02ms〜102.4ms)と異なるため、ここでは公式の値を使っています。
  • 公式サイトで体験版(Try it free)が案内されています。

価格

$59(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

AudioThingの製品ページでMantisを見る

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掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:audiothing.net pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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