Universal Audio「API Vision Channel Strip Collection」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Universal Audioの「API Vision Channel Strip Collection」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Explore the iconic color of API’s flagship analog console.

—— Universal Audio公式サイトより(原文)

目次

API Vision Channel Strip Collectionはどんな製品?

API Vision Channel Strip Collection は、Universal Audio(UA)が出している、API のフラッグシップ・アナログコンソール「Vision」のチャンネルを再現したプラグインです。プリアンプ、EQ、コンプレッサー、ゲート/エキスパンダー、フィルターが1つにまとまった、チャンネルストリップです。

EQ は、4バンドパラメトリックの 550L と、10バンドグラフィックの 560L シリーズを、EQ Type ボタンで切り替えられます。560L は、バンド同士の複雑な干渉や、フィルターアンプのひずみを再現していると説明されています。ダイナミクスには、225L コンプレッサー(New/Old を選べる)と、235L ゲート/エキスパンダーがあります。

Apollo インターフェースを使う場合は、Unison 技術で 212L プリアンプのインピーダンスやゲインの挙動を再現できます。Mic/Line スイッチ、専用カットフィルター、−6dB のラインパッドといった、Vision コンソールの機能も備えます。

購入するとネイティブ版(UAD Native)と、Apollo・UAD-2 用のリアルタイム版の両方が付き、Mac と Windows で使えます。macOS は Big Sur 11〜Tahoe 26、Windows 10/11 に対応し、VST3/AU/AAX の DAW で使えます。

550L と 560L のEQを切り替え

EQ Type ボタンで、4バンドのパラメトリックEQ(550L)と10バンドのグラフィックEQ(560L)を切り替えられます。ギターを整えたり、ドラムに強さを足したり、ボーカルを前に出したりするのに使える、と公式が紹介しています。

225L コンプレッサー

単独のトラックからミックス全体まで使える、と公式が案内するコンプレッサーです。「New」と「Old」の機能を選べ、控えめな圧縮から強めの圧縮まで、2種類の掛かり方を切り替えられます。

235L ゲート/エキスパンダー

高速のノイズゲート/エキスパンダーです。キックやベースシンセの余韻とアタックの調整や、ドラムのかぶりやギターアンプのノイズを抑えるために使えると紹介されています。

212L プリアンプと Unison

Apollo の Unison 技術で、API 212L プリアンプのインピーダンスやゲインステージの特性を再現します。API の 2520 オペアンプとカスタム・トランスフォーマーを使った回路が元になっています。Apollo を持っていない場合は、プラグインとして使えます。

ハイパス/ローパス・フィルター

パッシブでスイープ可能な 215L のハイパスとローパス・フィルターを備えます。素材の音色を保ったまま、帯域を整えるために使えると紹介されています。

ネイティブ版と Apollo 版の両方

UAD Native 版は UA ハードウェアなしで Mac/PC で動作します。Apollo・UAD-2 版はそれらのハードウェアで処理されます。Joe Chiccarelli 氏、David Isaac 氏らのプリセットも付属します。

仕様

項目内容
種類チャンネルストリップ(プリアンプ、EQ、コンプ、ゲート、フィルター)
EQ550L(4バンドパラメトリック)/560L(10バンドグラフィック)
コンプレッサー225L(New/Old)
ゲート/エキスパンダー235L
フォーマットVST3、AU、AAX
対応OSmacOS Big Sur 11〜Tahoe 26、Windows 10/11(64ビット)
認証無料の iLok アカウント、UA Connect アプリ
付属UAD Native 版と Apollo/UAD-2 版

入っているもの・動作環境

  • UAD Native 版(UA ハードウェア不要)
  • Apollo・UAD-2 版(リアルタイム)
  • 550L パラメトリックEQ と 560L グラフィックEQ
  • 212L プリアンプ(Apollo では Unison に対応)
  • 225L コンプレッサー、235L ゲート/エキスパンダー、215L フィルター
  • アーティスト・プリセット
  • UAD Spark の購読でも利用できる

使い方

  1. 無料の iLok アカウントを作り、UA Connect アプリを入れます。
  2. 購入後、UA Connect でプラグインをインストールして認証します。
  3. DAW で、ボーカルやドラムなどのトラックのインサートに API Vision Channel Strip を読み込みます。
  4. まずプリセットから近いものを選び、そこから調整します。
  5. EQ Type ボタンで 550L と 560L を切り替え、帯域を調整します。
  6. 225L のスレッショルドを下げて掛かり具合を決め、New と Old を聴き比べます。
  7. 必要に応じて 235L のゲートと、ハイパス/ローパスで整えます。

ボーカルの録音とミックス

録音の入口でプリアンプ(Apollo の場合)を使い、ミックスでは EQ とコンプで押し出しを調整する使い方が考えられます。

ドラムの整音

キックやスネアに、ゲートで余韻を整え、EQ と 225L で強さを足すかもしれません。

ギターやシンセの整理

560L のグラフィックEQで、複数の帯域を一度に見ながら整える使い方が向くかもしれません。

こんな人におすすめ

  • API コンソールの雰囲気を、DAW のチャンネルストリップで試したい方
  • 1つのプラグインでプリアンプからゲートまで済ませたい方
  • Apollo を使っていて、Unison 対応のプリアンプを試したい方
  • ネイティブ版で Apollo を持っていなくても使いたい方

使う前に知っておきたい点

  • 認証には無料の iLok アカウントが必要で、iLok USB キー(第2世代以上)も使えますが必須ではありません。
  • UA Connect アプリで管理します。
  • ライセンスごとに3台まで認証できると公式は案内しています。
  • 14日間のデモ版が公式サイトで案内されています。
  • Unison 機能を使うには Apollo インターフェースが必要です。
  • UAD Spark の購読でも利用できます。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Safari Audio Camel Strip V2

API Vision は API コンソールの 550L/560L EQ、225L コンプ、235L ゲート、212L プリアンプを備えたチャンネルストリップです。Camel Strip V2 は、プリアンプ、3バンドEQ、Wild モード付きコンプ、ゲート、トランジェントシェイパー、スペクトラムアナライザーを備えます。

価格

$149(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Universal Audioの製品ページでAPI Vision Channel Strip Collectionを見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:uaudio.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次