Universal Audio「Ocean Way Studios Deluxe」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Universal Audioの「Ocean Way Studios Deluxe」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Step inside the studio that made history, emulated in perfect end-to-end detail.

—— Universal Audio公式サイトより(原文)

目次

Ocean Way Studios Deluxeはどんな製品?

Ocean Way Studios Deluxe は、Universal Audio(UA)が出している、ロサンゼルスの名門スタジオ「Ocean Way」の空間をモデリングしたリバーブ/ルーム系プラグインです。録音した音をスタジオAやBの「部屋の中」に置いたような響きを加えることを目指した製品で、元になった UAD プラグインから内容と画面を大きく作り直したデラックス版という位置づけです。

中心になるのは、UA 独自の Dynamic Room Modeling という技術です。公式の説明では、スタジオの部屋そのもの、Bill Putnam Sr. が設計したリバーブチャンバー(残響室)3種、そしてコンソールやアウトボード機器までを一つのプラグインにまとめているとされています。リバーブの一種ですが、機材通しの音色づくりまで含む点が特徴です。

さらに「リマイク」の機能があります。Ocean Way では、いったん録った音をスピーカーから鳴らし、別のマイクで録り直す手法が使われていました。本製品では UREI 813 同軸モニターや Altec A-2 シアターキャビネットを通し、Allen Sides 氏のマイク群で録り直す流れが再現されています。

ネイティブ(UADx)版として macOS と Windows で動作し、VST3・AU・AAX に対応します。UAD Spark の購読に含まれる形でも案内されており、Apollo などの UAD ハードウェア向けの旧プラグインも付属します。画面は高解像度向けに刷新され、プリセットとルーティングの自由度も高められています。

スタジオAとBの部屋を選ぶ

Bill Putnam Sr. が設計したスタジオAとBの空間を、音源に重ねられます。ボーカル、ドラム、ギターなどを部屋に置いた状態を作れるので、打ち込みの音や録りっぱなしの音に空間の奥行きを足したいときに役立つかもしれません。

3つのリバーブチャンバー

Putnam 設計の残響室を3種類モデリングしています。ボーカルやストリングスに控えめな奥行きを足すところから、ドラムに長い残響を付けるところまで、残響室ならではの響きを試せます。

コンソールとアウトボード

Dalcon とFocusrite のコンソール、Fairchild、Teletronix LA-2A、1176、dbx 160 といったコンプレッサーを通した音色づくりができます。リバーブの前後で音の太さや押し出しを整えたいときに使えるかもしれません。

リマイク(再収録)の再現

UREI 813 や Altec A-2 のモニターを通し、Allen Sides 氏のマイクで録り直す流れを再現します。スピーカーとマイクを一度経由した質感を加えたいときに試せる機能です。

Dynamic Room Modeling

部屋の響きをモデル化する UA 独自の技術です。部屋と機材をまとめて一つのプラグインに収め、リバーブとトーン調整を同じ画面で行えます。

新しい画面とプリセット

高解像度ディスプレイ向けに描き直された画面と、あらかじめ用意されたプリセット、柔軟なルーティングを備えます。最初はプリセットから選び、気に入った部屋やチャンバーを手がかりに調整する使い方ができます。

旧プラグインも付属

Apollo や UAD アクセラレーター向けの元の Ocean Way Studios プラグインも同梱とされています。UAD ハードウェアを使っている人は、環境に合わせて両方を選べます。

仕様

項目内容
種類リバーブ/ルームモデリング
形式VST3・AU・AAX(UADx ネイティブ)
対応OSmacOS Big Sur 11〜Tahoe 26、Windows 10/11(64bit)
プロセッサーIntel・AMD・Apple シリコン
認証iLok アカウント(無料)、UA Connect アプリ(無料)
通常価格249ドル(Plugin Boutique)

入っているもの・動作環境

  • Ocean Way Studios Deluxe(UADx ネイティブ版)
  • 元の Ocean Way Studios プラグイン(Apollo・UAD ハードウェア向け)
  • 対応形式:VST3・AU・AAX
  • 動作環境:macOS 11〜26、Windows 10/11(64bit)。ダウンロードとオーサライズにインターネット接続が必要

使い方

  1. 無料の iLok アカウントを作り、UA Connect アプリをインストールします。
  2. 購入したライセンスを UA Connect でインストールし、オーサライズします。
  3. DAW のトラックのインサートまたはセンドに Ocean Way Studios Deluxe を立ち上げます。
  4. プリセットから近いものを選び、まずスタジオAかBの部屋を切り替えて響きを聴き比べます。
  5. 必要に応じてリバーブチャンバーを加え、ウェットの量を調整します。
  6. コンソールやコンプレッサーのセクションで、音の太さや押し出しを整えます。
  7. リマイクを試す場合は、モニターとマイクの組み合わせを選んで質感を確かめます。
  8. 複数トラックに使う場合は、センド(バス)に立ち上げて共通の空間として使います。

ボーカルに奥行きを足す

歌のトラックにスタジオの部屋やチャンバーを重ね、奥行きを足したいときに試せるかもしれません。

ドラムをまとめる

ドラムバスにセンドで使い、部屋の響きで音をまとめる使い方ができるかもしれません。

ストリングスやピアノの空間づくり

生楽器風の音源に、実在のスタジオの空間を想定した響きを加えたいときに向くかもしれません。

宅録の音に環境を足す

部屋鳴りの少ない環境で録った素材に、広いスタジオのような空間を足したいときに役立つかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 有名スタジオの空間をモデルにしたリバーブを探している人
  • リバーブとコンプレッサーなどの音色づくりを一つのプラグインで済ませたい人
  • UAD/Apollo を使っていて、ネイティブ版も揃えたい人
  • 打ち込みや宅録の音に、実在の部屋の響きを足したい人

使う前に知っておきたい点

  • iLok アカウントと UA Connect アプリ(どちらも無料)が必要です。
  • インターネット接続でのダウンロードとオーサライズが必要です。
  • UAD Spark の購読にも含まれると公式に案内されています。

価格

$249(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Universal Audioの製品ページでOcean Way Studios Deluxeを見る

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掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:uaudio.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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