Universal Audio「EMT 140 Classic Plate Reverberator」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Universal Audioの「EMT 140 Classic Plate Reverberator」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The EMT 140 UAD plug-in unlocks the natural warmth and presence that only plate reverb can provide.

—— Universal Audio公式サイトより(原文)

目次

EMT 140 Classic Plate Reverberatorはどんな製品?

EMT 140 Classic Plate Reverberatorは、Universal Audio(UA)が出している、EMT 140という名機のプレート・リバーブを再現したプラグインです。プレート・リバーブとは、大きな鋼板を振動させて残響を作る機械式のリバーブで、公式は、有名な録音で聴かれてきたプレートの音を再現する製品だと説明しています。

元になっているのは、米国カリフォルニア州ソーサリートのThe Plant Studiosで実機を捉えた3台のEMT 140です。公式は、EMTインターナショナルが正式に認めたエミュレーションだと述べています。

3つのプレートは性格が分かれています。PlateのAとBは、長く調整されていなかった状態のオリジナルのEMT電子回路を使っていて、PlateのCは整備済みのMartech製電子回路を使い、より広い帯域でオープンな響きと明るさがあるとされています。

ダンピングとフィルターの基本コントロールに加え、実機にはないBalance、Width、Modulationも付きます。UADx(UAD Native)形式で動作し、Apolloインターフェースやアクセラレーターが無くても、macOSとWindowsのDAWで使えます。

3台の実機をもとにしたプレート

1つの理想化したモデルではなく、3台の実機を別々に再現しています。AとBは調整されていない状態の電子回路、Cは整備済みのMartech回路で、性格が異なります。

EMT公認のエミュレーション

公式は、EMTインターナショナルが正式に認めたエミュレーションだと説明しています。名機の音を重視する人にとって、選ぶ理由の一つになるかもしれません。

ダンピングとフィルターの基本操作

減衰の具合やフィルターで、クラシックなサウンドを作ります。操作が少なく、プレートの個性を素直に使う設計です。

Balance:ステレオ内の位置

リバーブの位置を左右で調整できます。モノラルのスネアのリバーブを中央に保つといった使い方を、公式の説明が例にしています。

Width:広がりの調整

リバーブのステレオ幅を調整します。ストリングスやシンセのリバーブを広げたいときに使える、と公式は説明しています。

Modulation:揺らぎを足す

リバーブにゆらぎ(モジュレーション)を足し、リードボーカルにきらめきを加える使い方が公式の例です。実機にはない、プラグインならではの機能です。

仕様

項目内容
種類プレート・リバーブ(UADx/UAD Native)
プレート3種(A/B/C)
主なコントロールダンピング、フィルター、Balance、Width、Modulation
対応OSmacOS Big Sur 11〜Tahoe 26、Windows 10/11(64bit)
対応プロセッサーIntel、AMD、Apple silicon
フォーマットVST3/AU/AAX
必要なものiLokアカウント(無料)、UA Connect(無料)、インターネット接続

入っているもの・動作環境

  • EMT 140 Classic Plate Reverberatorプラグイン本体(UADx)
  • 3種のプレート(A/B/C)
  • 14日間の無料体験が公式サイトで案内されています

使い方

  1. 無料のiLokアカウントを作り、UA Connectアプリを導入します。
  2. 購入(または体験)後、UA Connectでプラグインを導入・認証します。
  3. DAWのセンドまたはインサートにEMT 140を読み込みます。
  4. まずPlate A、B、Cを切り替えて、素材との相性を聴き比べます。
  5. ダンピングとフィルターで、残響の長さや明るさを調整します。
  6. Balance、Width、Modulationで、位置・広がり・揺らぎを整えます。
  7. ミックス全体の中で、リバーブの量を決めます。

リードボーカルのプレート・リバーブ

公式が「ボーカル向け」と位置づけている用途で、Modulationを使って揺らぎを足す使い方が例に挙がっています。

スネアやドラムバスの残響

Balanceでスネアのリバーブの位置を中央に保てる点を、公式が説明しています。ドラムに残響を足す場面で試せるかもしれません。

ストリングスやシンセの広がり

Widthで広げる使い方が公式の例です。パッドやストリングスの背景に空間を足したいときの選択肢になりそうです。

こんな人におすすめ

  • プレート・リバーブの音を、ハードなしでDAWの中で使いたい人
  • 複数のパラメーターより、プレートの個性を素直に使いたい人
  • UAD NativeのプラグインをすでにDAWで使っている人

使う前に知っておきたい点

  • 無料のiLokアカウントとUA Connectアプリが必要です(iLokのUSBキーは必須ではありません)。
  • インターネット接続でのダウンロードと認証が必要です。
  • Apolloが無くても動作します(UADx版)。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Relab REV6000 Essentials

EMT 140は3台のプレート実機を元にしたプレート・リバーブで、3つのプレートを切り替えます。REV6000 Essentialsは、デンマーク製ハードウェア・リバーブの再現を、より手頃な形で出したもので、タイトなルームから大きなホール系までを想定しています。

価格

$149(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Universal Audioの製品ページでEMT 140 Classic Plate Reverberatorを見る

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掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:uaudio.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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